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いい一日ってなあに? みんなのレビュー
- ミーシャ・アーチャー (作), 石津 ちひろ (訳)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:BL出版
- 発売日:2022/06/14
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絵本
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紙の本
素敵な絵本を読んだ日は、いい一日
2022/09/18 07:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界は同じではありません。
国の大きさも違うし、肌の色、話す言葉も違います。
年をとった人たちもいれば、生まれたばかりの赤ん坊もいます。
男の人もいれば女の人もいます。そういう性にとらわれない人もいます。
好みだって違います。
犬を好きな人、猫が好きな人、小鳥が好きな人もいれば、とかげやへびが大好きだっていう人もいます。
世界は、そんなふうにまったく違うなかで出来上がっているのです。
アメリカのミーシャ・アーチャーさんという女性が書いた『いい一日ってなあに?』(原題は『Daniel’s Good Day』)を読んで、そんなことを思いました。
近所の人たちの仲良しの小さな男の子ダニエル君は、おばあちゃんのおうちに向かう道すがら、みんなにこう声をかけて歩きます。
「いい一日って、なあに?」
屋根のペンキをぬっている人は、「はれわたった空」と答えます。
凧あげをしている人は、「おだやかな風が吹いている日」といいました。
お隣の老人夫婦は、「公園のこかげのベンチで休む時」と教えてくれます。
訊く人みんな、どれひとつ同じ答えはありません。
ダニエル君と一緒に街を歩くと、よくわかります。
この世界は、みんな違ってもいいんだと。
絵本のおしまい近く、おかあさんに「どんな一日だった?」と訊かれて、「すっごく いい一日だったよ!」と答えた時のダニエル君の、笑顔がとってもかわいかった。
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