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熱河作戦への天皇裁可と国際連盟脱退の関係って、この通りなのか?
2022/06/12 00:25
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投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の流れ(第78話+第79話)だと、国際連盟脱退の遠因は昭和天皇の熱河作戦への裁可ということになるが、本当なのか?個人的には、こんな時期にそんなの裁可するなんて、昭和天皇の脇が甘過ぎ(というか、判断ミス)とすぐに思ったのだが・・・ 今後の勉強に俟ちたい。
電子書籍
そうだったのかなあ
2022/06/01 16:49
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投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうも熱河省作戦の実施と松岡洋右全権の国際連盟脱退と昭和天皇の判断が本当にそうだったの?と言いたいです。
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国際連盟に残りたいのに、外国と敵対したくないのに。
軍を止めることができない、口惜しさ。
そして皇太子殿下の誕生。上皇陛下は大変な時にお生まれになったのね……。
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「話せば分かる」その声虚しく犬養毅暗殺。一方で首謀海軍将校に対する助命嘆願多数の世論状況。
満州国の存在により列強に追い込まれ国際連盟脱退。陸軍の派閥闘争と、天皇の軍部統制力低下。
追い込まれて行く大日本帝国。 国体はこの時点で限界にあったと見える。
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うーむ、こういう展開になってしまいますか。そのままですな。
それはともかく海・陸軍、そしてそれを誘導しているであろうマスコミ、それに大勢としてついていく民、あんまり今と変わりませんね、それだけにやっぱり目を凝らさないといけないです。
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海軍に不穏な動きがある・・・。その情報は天聴にまで達するが、結局事件は起きてしまう。五・一五事件である。犬養毅と海軍将校の「話せばわかる」「問答無用」の「問答」は有名だが、この話す心性と話さない心性はいつの世にも並立してきた。幕末には「天誅」の嵐が吹き荒れる一方で、武士たちは(斬り合う覚悟で)議論に膨大な時間と労力を費やした。特に要職にある者は、来る者拒まず若い者の意見を聴き教え導く度量を求められたのである。実はこの昭和初期にさえその風潮は残っており、例えば本書にも登場する安藤輝三中尉は、後に二・二六事件で襲撃することになる鈴木貫太郎を訪ね、個人的には心服さえしていたのである。しかし時代は「直接行動」に傾き、股肱と頼む軍人が股肱の臣を殺害するという事件に天皇は衝撃を受ける。しかし、それも序章に過ぎなかった。陸軍は、外にあっては天皇の意に反して中国での戦線を拡大し、内にあっては統制派と皇道派の反目を激化させていく。そしてついに「話さない心性」が激発し、安藤中尉もその渦中に巻き込まれていくのであるが、それは更に数年先の話である。
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<目次>
略
<内容>
時代は、五・一五事件から国際連盟脱退。陸軍は統制派と皇道派に分裂。昭和天皇はあのような発言をされたのか?松岡洋右はどうだったのか?今ひとつマンガは軽い気がする…
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今回は、犬飼首相殺害される五一五事件から皇太子誕生、陸軍の内部分裂(皇道派vs.統制派)まで。
昭和天皇の苦悩が相変わらず垣間見え、軽視もエスカレートしている。
強いリーダーシップのためには、明確な知識とビジョン、従わせる力も重要。
この時期の日本は、対外的な戦略ではなく、内部で問題を抱え、目線が内向きになっており、世界の現実を直視できていなかったのが、最悪な道を選択していく大きなポイントになってしまった。
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「話せば分かる」犬養首相の暗殺によって、ますます軍部の暴走は加速する。
松岡洋右は国連に残ることを何としてもやり遂げろと昭和天皇の命令と軍部大臣との板挟み、さらに会議での諸外国からの追及。。。遂に国際連盟脱退に至る。
そんな時期、昭和8年12月23日に念願の皇太子が誕生する。後の平成天皇である。
日本にとってまだまだ厳しい時代が続いていく。