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高村氏の抱える死の恐怖に対して何かコメント出来るだけの思索はしていないので何とも感想は書き辛いが、読みながら、
数学が示すことは人間を知覚を超える、つまり人間を必要としていない学問のようで怖い、という趣旨のことを書いていた上田啓太氏のエッセイをよく思い出した。
加えて、本書で高村氏のお気に入りの哲学者のような書き方がされている中島義道氏の『差別感情の哲学』や『哲学の教科書』とも近い雰囲気(同じところをグルグル回り続ける感覚)は感じられた。
高村氏のようなパニック障害になったことはないが、超弦理論を勉強している中で、上田氏のような『宇宙にとって別に人間は要らなかったのでは』と言う視点になったことはあるし、社会で生きているのに疲れた時はよく考えている。
どう善く生きるか、という問いに答える本ではない。
読んで、自分で、とりあえず生きてみようか、と思わされる一冊。
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「死んで永遠の無になるのが怖い」ことについて。
今まで死についての本は何冊か読んだけど、こういう観点で語られているものは初めてだった。
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