紙の本
『静かな羊』がライオンを導く!
2023/03/23 09:41
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
大いに賛同できる内容でした。私自身も「内向型」に当てはまる要素が多く、特に若い頃は外向型であろうとしていましたが、徐々に自分の持ち味を活かそうというスタンスに変わってきました。そんな感覚を分かりやすく整理してもらえた気がします。内向型の著者らしく押しつけがましくない語り口なので、すんなり「入ってくる」感じがします。最終チャプターの「『静かな羊』がライオンを導く」という言葉に勇気づけられました。
紙の本
内向的な人だけでなく外交的と思う人にもお勧め
2024/03/03 08:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
要は、内向型だからといって卑下することなく、自分の良さに気づいて、それを活かすこと、無理せずことにあたれるよう自分がリラックスできる環境を確保し、準備をしっかりすることで成果をあげることができるという話をいろいろな具体例(主に著者自身の体験談)を挙げて紹介している。
内向的な人にはもちろんだが、外交的な人にもこのように理解すれば良いとわかることもあるので、内向型・外交型どちらにとっても意味のある本。
誰しもどちらの面もあるわけだし。
が、「戦略書」はちょっと盛りすぎな題名だな。
どう活かすか、ってことではあるが。
それろ、中国の人はどっちかっていうと自分の意見をはっきり言うだけでなく、それを曲げないくらいのイメージがあったが、そういう人が目立つからという先入観であったのかもしれないとも思った。
その人がどんな人であるかを見ていくのが良いのだろう。
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内向型の人が読めば勇気づけられる
外向型の人が読めば内向型の理解につながる
自分は内向型寄りの人間です
内向型だからって外向型になろうとしたり悲しんだりせずに内向型なりのやり方で乗り越えていけることを教えてもらいました
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内向的な人がどうすれば成果を出せるかをまとめた本。完全内向型の台湾出身ジルチャンが自分の体験を元にまとめたものである。
ほぼ内向型の自分にとっての体験談が書かれているのでは?と勘違いするほどシンクロして本当にびっくりしている。内向型の性格を無理に外向型にするのではなく、内向型の良い点を活かす事に注力した方が良い事がわかっただけで、安心出来た。
今後は自分の得意な事でチームの役にたっていきたい。
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自分を肯定してくれる だれにでもある内向さの肯定
中身は技術的、科学的根拠はなく印象に残る内容はなかった
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共感できるところも多く、働き方の参考になる。内向型だからこの仕事が合うということはなく、どんな仕事にも対応したり、自分なりのやり方を確立していける柔軟性が重要。
以下、抜粋
内向性は自分の特徴の、ひとつにすぎない。内向性を足かせのようにして自分で自分に限界を設ける必要はない。
自分にぴったりの仕事を見つけるか、仕事に合わせて自分を変えるしかない。
また読み返したい。
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本作品が言うことに照らすと、明らかに自分は内向型と思うが、書かれている内容が自分にとっての戦略にはならなかった。
ただ、Part4は、なるほどと頷くところが多く、非常に参考になった。
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内向的な人が仕事上で普段考えていることが分かった。
内向的な人は外向的な人と組んで仕事すると良い結果が出やすい。お互い持っていない力に惹かれ合う。
外向的な人でも人前で話すことは緊張する。人前で話すのが得意な人は10%だけ。
本書で新たな気づきを得られた。
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外向的、内向的と二項対立ではなく誰もが両面を持っており、どちらの傾向が強いのかということ。
ともするとネガティブなイメージに取られる内向型であるが本書ではその潜在能力がチームワークに欠かせず、自らを過小評価しないよう教えてくれる。
内向型が気をつけること、
状況を正しく伝える
自分の可能性を狭めない
準備を怠らない
気をつける訳は、
よかれと中途半端にかばうと事態は複雑化する
=責任の所在が不明瞭になる
逃げてばかりでは自分でコントロールできる範囲が狭くなる
シミュレーションする事で想定外を減らす
内向型を活かすには
持ち前の謙虚さでチームワークを向上
反対の外向型を混ぜて多様性を発揮
注意深く物事を見て中立的な公正な意見を尊重
声の大きさで物事が決まるのではなく静かに事態を見守り本質を示す存在感が組織を強くする。
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衝動買いした1冊だが、読み進めていく中で買って良かったなと思えた本。自分が今まで悩んでいたことは自分の性格や能力の問題だと思っていたが、内向的なことは、そもそも脳の構造が違うようだ。また、内向的なことは悲観すべきことではなく、寧ろ素晴らしい特長であり、それに対するアプローチも本書で述べられている。そして、自分の強みを知り、伸ばしていくことが必要だ。
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内向型でも大丈夫、と勇気づけられるが、対策的なことは、そんな自分を知る、とか、準備せよ、ということになるのか。
世に内向型の人はこういう人たちなんだ、と知らしめてくれている意味の方が強いと思う。
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感想
内向型と外向型は利き腕の違いのようなもの。それぞれに適した生存戦略がある。コラボレーションでより高いチームパフォーマンスを発揮できる。
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人は内向型と外向型の両面を持ち合わせていて、どちらから一方だけを持っているものではないとのこと。自分は内向型だと思っていたが、言われてみると両面あることに気付かされた。
自分の特性を活かして、無理のないよう、自分らしく生きていきたいものだ。
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内向的な人間には、その人なりのやり方で、仕事をやっていくことは可能だし、プラスな側面も多々あることがわかった。
問題は、外向型になる努力をするのではなく、内向型なのを認めたうえで、戦略的にどのようにうまくやっていくかということ。
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専門書というより、作者の個人的なエピソードが多く、エッセイに近いです。表紙の重厚なテイストに反して中身は優しく(悪く言えば薄く)、人によっては物足りないかもしれません。私の場合は作者の体験や性格に共感するところも多く、楽しく読めました。
私は自他共に認めるかなりの内向型で、軽い雑談も緊張してしまう、会議で発言できない、仕事で業務についての確認をいきなりされたときに、パニックになって頓珍漢なことを言ってしまうなどコミュニケーションをとても苦痛に感じ、自分は社会人に向いていないと思っていました。本書の中で、内向型の特徴に当てはまるものをチェックしたり、作者の体験を読んでいくうちに、自分は能力的に劣っているのではなく、内向型なのだと分かり、少し軽くなりました。とはいえ、私の会社は能力が低くても(専門知識がない、ミスが多いなど……)外向型の人が評価される古い会社なので、自分をアピールしていかなくてはなりません。でも、無理に外向型になる必要はなく、大事なのは自分の武器を磨くことです。
to do
・情報集め、練習を怠らない。戦略的、計画的に準備を重ねて物事を実行する。
・重要なことは話すより、書くことによって自分の考えを明確に表現する。話さなければならないときはオフィスを歩いて移動し、一対一の会話をする。
・中身のない雑談ではなく、プロジェクトの進捗状況や相手の事など中身のある雑談をして自分の仕事に活かす。切り口は天気の話題でもいいかも。
・深く考える。思考力を身につける。