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それぞれの短編だと思ってたらそこ繋がってたんだとなり途中で読み返した笑
最初にある歌詞を曲と一緒に読みながら、こんな話なのかなと想像してから読み始める。あ、この歌詞この事だと発見しつつ読み終わるとYouTubeでMVを見て余韻に浸る。沢山楽しめた作品
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「青く滲んだ月の行方」の後に。
登場人物と時系列が重なっているのもあり、そこがそう繋がっていたのかと、人物相関を見るのが面白い。個人的には、青より茜の方が読みやすかった。時系列は同じなので、青の時に感じたのと同様に、変わらない日常、普通の生活、そんなことを感じ、淡々と読めるストーリーだった。青を読みながら、女性陣がどんな結末を迎えたのか気になっていたので、なんとなくすっきりして良かった。
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描かれている4人の女性を通して、大人になる過程できっと自分(読者)も経験したことがあるかも知れない、と思わせる物語。
皐月のように超えられない壁に感じたことはありませんか?
文のように苦しみ戸惑ったことはありませんか?
愛衣のように不安で自暴自棄になったことはありませんか?
智子のように正直になれなかったことはありませんか?
きっとみんな同じような経験をしながら成長していくんだ、その経験はきっと無駄じゃないんだ、本書はそんな読み説き方をしてみては如何でしょうか?
今は不安でいっぱいな4人の女性もきっと大人になり、悩みを乗り越え、その先にきっと「自分なりの人生」を見つけていくことでしょう。
彼女たちの「その先」を想像しながら幸せへ繋がる人それぞれの道に想いを馳せてみたくなりました。
終盤の皐月の友人二人の言葉に心救われます。
作者の若い感性が輝くとともに、これからの作品が楽しみになる一冊でした。
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「さんざんな朝」
貴方を売ってください。
臨機応変に対応することが出来るのであればいいが、上手くいかないのであれば嫌でも最低限の答えを用意すべきだろ。
「砂が落ちる」
皆いなくなってしまう。
子供の頃から刷り込まれた残りの時間と、ある日を境に見てもらえなくなったことが心の傷として残っているのだろう。
「手紙」
絶対に譲れない歌詞は。
全てをボツにして創りなおしたとしても頭の中に残り続けている限り、どこか似たようなものしか出来なくなるだろな。
「あと1歩」
毎回別れさせてたのは。
簡単ではなくとも少しずつ距離を縮めれるものならいいが、大きな壁が一つあるだけで難易度が一気にあがりそうだな。
「色を変えて」
一人で考え続けていた。
本心から心配していたとしても、デリケートな問題を簡単に他人に話してしまうのは友達だったとしてもダメだろうな。