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22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる みんなのレビュー

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みんなのレビュー275件

みんなの評価3.8

評価内訳

271 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

民主主義へのアクセスを多面化せよ!

2022/07/31 16:34

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サンバ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、選挙という制度を「雑なデータ処理装置」と断罪。複数のアルゴリズムを用いた多面的で無意識に進める民主主義を提唱する。
アルゴリズムを経由することは「神託」であることを認めながら、選挙で選ばれたで人の決定あれば神託でない、ということでもないと指摘。政治家の役割は、意思決定と世論のガス抜きのうち、後者のみ負う未来になると予測する。
「機械に責任を取らせることはできないというのは、高齢者の政治家に死んだ後も責任を取れと言うのと同じ。」という論法をはじめ、暴論も多く、それは筆者自身、何度も言い訳している。
内容面で一番の懸念は、アルゴリズム専門家の「運用」だ。ここを、消し去りたかったはず政治家または利権屋に握られれば、より複雑に不可視の民意操作が生まれる。いかに「民衆の決定」を担保するかは戦いの連続なのであろう。

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紙の本

奇抜なようで納得できることが多い

2022/12/31 17:23

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る

民主主義やこの国の仕組みについて漠然と不満を抱いていたことを言語化してくれている。つぶさに見ているわけではないが、今の選挙制度の矛盾や技術が発達した現在の選挙を継続する理由は何もないことなど、既存のメディアではあまり目にしたことがなかった。
技術の進歩に人間の頭が追い付いてなく、巷間叫ばれる選挙制度改革など改革と呼べないのはまさにその通りだと思う。
アルゴリズムを使った無意識民主主義が正しい方法なのか分からない。でも、今のままが正しいわけでもない。むしろ、今のままではジリ貧となるばかりだと思う。
この本のように将来に向けた民主主義のあり方をもっと垣根なく、タブーなく語れる社会になることがまず求められているのではないか。時間は限られているので、悠長に構えている余裕もないとは思うが。

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紙の本

案外、まじめに書かれている本

2022/10/04 21:58

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る

アルゴリズムによる無意識行動の分析からの政策決定など、一見目新しいことを書いているようで、先行研究を参考にした未来予測本だなと思いました。それ故に、物足りなさがあるのも事実です。
アルゴリズムに頼ることの弊害は?だれがどのような権限でバグを修正するのか?などなど、疑問に残ることや、想像するに崩壊への序曲だと感じてしまうようなことが多かったです。それ故に、自分が民主主義の何に期待し、していないのかが見えてくるのではないかなとも思いました。

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紙の本

アルゴリズムは政策選択肢の提示までがよいのでは

2022/09/13 09:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る

アルゴリズムで政治家が代替される可能性をポジティブに主張している。ただし、現状その実現には、アルゴリズムの透明化などが課題となるとも指摘。
個人的には、アルゴリズムで政治判断が「無意識」に実施される、という状況は難しい気がする。技術的な面もあるけど、正当性と納得感を得るには、なんらかの判断と意思をとるプロセスが必要では。アルゴリズム自体を選択するときに、それを行えれば、それはそれで成り立つとは思うけども。

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紙の本

膝を打つ、しかし、ではどうすれば…

2022/09/01 17:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

話題の一冊。評判にたがわず面白く、一気に読ませる。
書いてあることは奇抜なようで、まさにその通り。
冷静に考えれば、若者に選挙に行け行けと言っても、絶対数から見ても若者全員が選挙に行ったからといって現状が変わるわけではなさそう。
議員(政治家)のキャラ化が進んでいる今、それが猫とゴキブリに取って代わっても同じことだというのも、分からなくもない。
現状を変えるには、社会の構造を変えるしかない、「革命だ」というのも、まあその通りだと思う。実際、それに近い、現状からの「逃走」事例(現実逃避の策)などは紹介されている。だが、実際に起きたそれらは悲惨な結末を迎えていたりして、現実的ではない。
ではどうすれば…。結局そこにぶち当たる。
著者本人も最後のほうで、実践を示していないことに触れ、開き直っている。
そこからを考えるのが、現状を何とかしたいと思っている読者の仕事だろ、ということなのかもしれないが、結局、人類は昔から、堂々巡りを繰り返すばかりなのだろう。
楽しくは読めるが、最後まで読んで逆に、悲観的な気分になった。

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2022/12/10 22:49

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2022/07/10 18:13

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2022/10/15 06:53

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2022/07/10 00:33

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2023/03/05 19:44

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2022/09/13 22:36

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2022/08/23 22:11

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2022/08/27 11:02

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2022/07/17 10:06

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2022/07/17 10:26

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