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秀才知略カップル、プラス ワン
2024/04/29 17:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代小説でしかお目にかかれない犬種の狆のトト丸、可愛くて賢くて最高!
美貌と優秀な頭脳の名家の巡の実家にいる時から賢さを見せていたけど、室内犬を知らない武士達に「足が汚い」と言われたら4本の足のキレイな肉球を自ら見せ、汚くないと証明したり、清雅の看病やグッジョブの連続。ファンになります!
清雅と巡も幼い頃、四書五経を学び、首席争いをした仲でもあり、知略も凄い秀才カップル。悩んで考えて理解と信頼を深める様子が良い。天下人への道をどこまで進むか楽しみです。
時代を二人で
2023/02/18 04:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
オメガバースもの
戦国シリーズ(というのか?)のスピンオフ作品となりますが
他作品は未読
とはいえ、これだけで十分に読めます。
(スピンオフ作品と知っていたのですが独立性が高いと思って
最初に気になったこちらをまず読むことにしましたが
これ1冊だけでも大丈夫読める作品です)
時代背景に合わせてのα・Ωの呼び名も心地良く
それが成立している世界観に感心です。
変な注釈(例えば山吹(α)とかみたいに)書かれてないのも
個人的には作品の興を削がなくて好み
ただし、オメガバース概念初見の方にはどうかなと思いますけど。
美しい公家として生まれ自負も矜持も高い巡
後天的に白銀(しかも陰陽白銀)になってしまい座敷牢に押し込まれる
(その前に戦乱の折に顔に火傷を負って宮中では化け狐とまで言われる不遇さ)
その彼を嫁にと望むのは武家の清雅
少年期に交流があり、彼もまた不遇な状況に立っている。
後天山吹でもある。
そんな二人の婚姻からの家督争い
宿敵を倒してまでの物語です。
敵親子がちょっとだめだめすぎなのはご愛敬ですか。
巡の精神的不器用さと一所懸命さが際立ちます。
そこに清雅の深謀遠慮と一途な恋心と誤解が絡まって
物語を織り上げております。
実は巡は公家として生まれながらも公家の枠にとどまれない性だったので
清雅の傍らで走れることが出来て幸いかと。
巡は実は不器用ながんばりやさんなのがまた良しです。
巡の愛犬トト丸が賢く主人をフォローしていて挿絵も含めて可愛いです。
きっとこれからも城中で愛されることでしょう。
余談ですが文章に助詞とめが多様されていて
ちょっと気になる部分もあるのです。
まあ許容範囲ですかね。
(初読の作者さんだったので特に気になったのかも)
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