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個人的にはすごく面白かった本でした。いわゆる時間管理術を学ぶノウハウ本ではなく、限られた時間をどう生きるかという人生論的な本です。主張は一貫して、暗い現実を受け入れようという話ですが、暗闇から始める勇気を貰えると思います。
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感想
多様化した価値観の中で自分にとって大切なものは何か。物質的な満足を容易に得られるが精神的な充足感は得難い。それを得るための心構えを学ぶ。
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感想
現実を直視すること
そしてこの人生においては全てをおこなっている時間はない。まずそこの認識をする。
起きている事象について真っ向に向かい、それを受け入れる。
死が確実にやってくること、そして、自分が死に向かっていることを見つめる
常に身の周りに起こることに対して奇跡だと感じる
p123
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「時間」と「人生」については何度も考えてきたけれど、捉えどころのないもの。
同じようにモヤっとしている人にはぜひ時間をとってこの本と向き合ってみて欲しい。
この本から得られるのは「答え」でなく「気づき」
著者の深い洞察の数々に、自身の考えと対話しながら読めた。新しいひらめきも生まれた。
抽象的で答えがないものだから、言葉にできなかったこと。
まだ人生の途中。
折に触れて読みたい一冊。久しぶりの名著。
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これは面白い!なんか久しぶりに新しい考え方に出会えた。
「現実に逆らうのではなく、現実に合わせて動く」
この考え方は自分が最近意識していることでもあった。
何時までに仕事の準備をすると決めて
その時刻が来たら準備が不十分でももうやめてしまう。
そして、「あー、終わらなかった」ではなく
「準備不足でどこまでやれるか試すんだ」とか
「できたところまでが最善の準備」とか考えて
最近仕事に取り組むようになった。
準備不足の方が自分の力を最大限発揮しようと思うし、
準備ができたからと言って相手が理解できるとも限らない。
現実に合わせて動くって大切だなぁと感じた。
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完璧主義をやめよう→分かる
自分にできる範囲に限りはある→わかる
共感は多かったけど、結局言ってるのは
自分にできることをまず始めよう(優先度決めたうえで気楽な気持ちで)
なんだよなぁ。限るある時間の使い方ねぇ。。。ってなる気もする
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人生は4000週間。
人生の終わりに向かって今も刻々と時間が進んでいる。
生産性をあげることが好きで、いかに効率よく仕事をするかを考えてきたが、効率をいくら重視しても仕事は増えるばかり。
この仕組みはなんなんだろうと不思議に思ったが、それについて少し考えさせてくれるきっかけになった本だった。
7つの週間の石の話。
全部を入れるには大きな石から。という例えにすごく感銘を受けていた自分だったが、この本を読んで、果たしてそれは正しいのかと思うことができた。
短い人生、理想を追い続け、将来のためにと今を生きるのは勿体無いように感じた。
自分の時間をどう生きるか。
何もしなくたっていいじゃないか。
楽しいと思える時間を過ごしたいと思った。
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ハウトゥー本と言うより、時間の概念について書かれた本。
途中抽象的な部分があったのもあり、著者の言いたいこと全てを理解できた訳では無いが、生活習慣を変えてみようと思った点がある。
まず、家族と話すときは何かをしながらではなく、相手の表情や仕草に目を向けながら会話しようということ。
夕飯時、皿を洗ったりスマホを弄りながら会話をしているときがあったので、これは反省せねばならない。
次に、仕事は重要なタスクを時間を決めてやること。
前々から仕事の優先度は分かってそれを先に片付けていたつもりだったが、思えば飽きてくると他の仕事に手を出し始めたりしていた。
面白かったのが、皆、忙しいのが好きという事実。
確かにそうだ。
職場の人で「休んでもやることがないから休まない」と言う人がいるが、そもそも休むのに理由は必要ないし、ただ家で読書して過ごす休日があっても良いはず。
それなのに「休みの日にやること」を探すなんて自ら忙しさを求めてるのと同じ。
世の中は皆、せかせかしてイライラしている。
これは効率が求められる今の世の中では仕方がないことなのかもしれないけれど、イライラするだけ損だ。
「時間を有効活用する」なんて言葉はあまり意味がないと常に自分を戒め、今やるべきことをしっかりやろうと思う。
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理想と現実のギャップに苦しまずに済むよう、それまで自分の前に高く設置していたハードルを下げてみることも大切かもしれない。
「大きく稼いでやる!」
「すごい実績をあげてやる!」
「世の中に影響を与えるんだ!」
↑とうてい実現できそうもないことのために躍起になって、大切な時間とエネルギーを消耗しないこと。
むしろ、普段やっている何気ない仕事や趣味に楽しみ、やりがいを見出し、身近にいる大切な人たちを喜ばせて生きていければ、それで十分幸せじゃないだろうか?
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タイムマネジメントの本としては決定版ともいえる良書だと思います。
時間をコントロールするのではなく時間はそもそもそんなに沢山ないことを知るのが大事。
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0 どんな本?
現代人の時間感覚、価値観、効率主義に対する警
鐘を鳴らす本。時間管理の具体的な内容は無いが、
人生レベルの計画をする時にとても参考になる時間
管理の本
1 何で読んだの?
(1) 時間管理の技術を深めたいから。
(2) 具体的な技術、知識が欲しい。
(3) 計画に管理が反映された状態
2 構 成
全14章構成290頁
人生の短さから始まり、何もしないでいることは時
間をうまく使える人と終わる。終始全てを効率的や
ろうとする事へ警鐘を鳴らす。
3 著者の問題提起
「完璧に効率化された自分がやるべき事をやる。」
そんな日は来ない。でもそれは良い知らせ。
4 命題に至った理由
生産性オタクだった著者気付き。
5 著者の解
自己の不完全を受け入れ、出来る事にフォーカス
して取捨選択して行く事が大事。
6 重要な語句・文
(1) 全てを片付けた後の時間など永遠に来ない。
(2) ワインを楽しむ時間を否定するなら富や生産性
に価値は無い。
7 感 想
読んでいて気持ちが少し楽になった。時間管理や
目標管理に躍起になっていた自分がおとなしくなっ
た。1番刺さったのは完全性の否定。全てが片付くこ
とはないし、生産性が向上しても今よりも忙しくな
るだけ。深く知りたい事は「見返りのない取り組
み」私の場合は趣味の柔術は楽しい以外に見返りが
あるので違う。なんだろう?人に勧めるなら人生は
短いという事。時間は加齢と共に加速する。正にタ
イトル通りの「限りある時間の使い方」の本である。
大事な事を大事にしよう。
8 todo
(1) 優先順位の確立。(健康、家族、趣味、仕事)
(2) 見返りの無い楽しいだけの取り組みの発掘
(3) 成長だけに時間を使うのが本当に幸せなのか?
9 問 い
幸福とは?
10 答 え
素敵な時間の使い方
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現代人が本を読めない理由は時間がかかりすぎるから。もっと効率のよい生き方をしないと、とかんじる。家でじっとしていられないのも、焦りを感じているから。
必要なだけ時間はかかるものだし、運転と同じで焦っても大して時間は短縮されない。
忍耐、我慢という言葉はネガティブではあるが、急がずにできる人が成功する、行動に満足できるなどの向きもある。
忙しさへの依存を手放そう。
やりたいことは今やる。
今に集中するマインドフルネスを見直そう。
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昨今の時間にまつわる常識や、生産性向上のためのハックへのアンチテーゼとなる本。そうでありながら、膝を叩くところが多く、たいへん興味深く読んだ良書。
本書の主張を乱暴にまとめるならば、
・時間を支配できると思うのは勘違い
・わたしたちは時間を支配できると思い込んだり、将来に非現実的な希望を抱いたりすることで、目の前の問題から逃げている
・こうした非現実的な期待を捨て、時間が限られているという現実、時間を思い通りにはできないという現実を受け入れよ。そうすることで初めて、人生を生きることができる。
といった内容。
耳の痛い内容ばかりで、本当に読んでよかったと思う。
この本のもう一つの魅力は、翻訳だと思う。
高橋璃子さんの訳は、口語的で、軽妙で、翻訳本とは思えないくらい自然に読めた。
正直、本書を読み終わった自分の中に、「結局どうやっていったら良いのだろう」というモヤモヤは残っている。ただ、それは自分で考えないといけない問題だろうな。
久しぶりに大当たりのビジネス書。
これからは、生産性や意味、効率ばかりを考えず、たまには本書が訴えるような生き方を心がけてみようと思う。
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生産性を高めることはいいけど、時間効率を高めることとは違う。生産性を高めるには、早くやるのではなく、何をやるべきなのかをまず見極めることが大切。
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タイムマネジメントの実践術を教える自己啓発本ではなく、時間に対する考え方を説いた自己啓発本。哲学的な側面が強く、人生を豊かに生きるための知恵が詰まっているため、すいすいと読み進められる。小難しいことは多く言っていない、ひたすら時間が有限であること、不完全さの不快感を受け入れることを勧めている。