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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
球界を代表する捕手、谷繁さんの視点で、自身の配球術のほか、名投手の逸話を紹介してある。野球ファンにとって読み応えがあるだけでなく、同時代を生きた者にとっては、ちょっとした郷愁もある。
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もう少し素人に分かり易い論理的な内容を期待してたが、専門的な理論が少しと、過去の有名投手とバッテリーを組んでたときの単なる話で、全く面白くなかった。人に教えるのに向いてない人なのかな?
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横浜と中日でプレイした谷繁捕手の自身が共にプレイした選手や対戦した選手とのエピソードや自身の配球術について書いた一冊。
プロ生活27年の中で球界に残る名選手の球を受け続けてきた著者だからこそわかる球の凄さや選手の性格、特徴などを知ることができて読んでいて面白いと感じました。
25区画に分けてそこにコントロールしてピッチングすることやその日の試合の配球を全て思い出すなど捕手として一線級の活躍をした著者の努力も知ることができました。
勝負球など球種の駆け引きや先発や抑えなどそれぞれのポジションで必要な条件など活躍するための条件やピッチングのテクニックやロッカーからみる人間性なども面白いと感じました。
07年の日本シリーズでの完全試合間際の交代劇や98年のベイスターズの快進撃の裏側にあったものという貴重なものも知ることができました。
本書を読んで球種別の凄さやコントロールや急速を正確に把握する選手がいたり、ミットで受けた中での球種の凄さなど野球の新たな視点を感じることのできた一冊でした。