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朝井リョウさんのエッセイ。三部作目。本当に面白くて読み出したら止まらない!しかし、本当にお腹が弱いと旅行も大変だと思う。自虐ネタでもありつつ、本当になんだか飲み会の様なのりで横に朝井さんがいるような?感覚になる!お友達になったら楽し方なんだろうなぁ。
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めちゃくちゃ話が面白くてお腹の弱い友達が、飲みの席で近況を話してくれてる感覚になる本
朝井さんのエッセイは、文字通りクソな話が7割だけど、「精神的スタンプラリー」みたいに、誰もが身に覚えのある感情?感覚?を、面白くて腑に落ちるように言語化してくれるところが好き!
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面白かったです。
きっとよくある出来事も作者の絶妙な表現の仕方でこんなにおもしろおかしくなってしまうのでしょうね。
思わず吹き出してしまうので、そばに誰もいない所でひとりで読む事をおすすめします。
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朝井さんさいこう!
全編おもしろくて、どんどん次を読み進めたい気持ちと読んだら終わってしまう…という悲しい気持ちがずっと同時にきてた。
このエッセイの楽しみ方としては、読書の時間を確保して最初から順に、時にしおりを挟んで読み進めるではなく、ベッドサイドとか仕事机とか冷蔵庫の上とか、とにかくふと手に取りやすいところに置いておいて、ぱらっと開くのが向いてそう。
トイレエピソード多め。フットワークが軽いのか重いのか。行く先々で必ず神に見捨てられるのはほんと笑える…それをこうやってエッセイで昇華できる人生でよかったよねと読者側でも思います。
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朝井リョウのエッセイは初読み。全編ほとんど緩いお腹事情に右往左往するさまが描かれている。文章力もあり、面白いのだけれど、なぜかすいすい読めない。おそらく、私の中に朝井リョウ的な仮想人格が存在しなかったからなのだろう。お育ちが良くてクレバーなのに間抜けに空転し、想像を絶するお腹の弱さなのにやたらと活動的な若い男性の作家について何の知見も持ってなかったもので。
サイン会にファンからもらった手紙をデータベース化して持ち込みドン引きされる話と、クリスマスケーキをホールで5個食べて脂質異常症になる話。塩見三省とちいかわを足して2で割ったアラフィフ男性(愛され姫キャラ)の誕生日をサプライズで盛大に祝う話が特に異常で好き。
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久しぶりに紙の本で声出して笑った。
この人みたいな軽快な文章かけるようになりたいなあ
なんか表現が面白い。持ってくる単語が秀逸。
終始便の話に帰結するけどまあ仕方ない、人間は生まれ持った体質と共に生きていかなきゃいけないんだもの。
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ゆとりシリーズ完結…!!
面白くて本当に大好きなエッセイです。
第一、第二段も読んでるとより面白さを感じられると思います。
朝井さんはさくらももこさんのファンで、そういう系統(くだらないことに全力)が好きな人はおすすめです。
声出して笑いました。
読む方はお家で読んで、思いっきり笑って下さい。
「ホールケーキの乱」
「踊ることに踊らされて」
が特におすすめです!
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本当におもしろい。作家さんてそんなふうに考えるんだ?というおもしろいじゃなくて、単純におもしろい。何度も吹き出しながら読んだエッセイの第3弾。どんなに好きな作家さんでもエッセイはいまいちだなって思う事が多くて、読み切った事がない。でも、朝井リョウさんだけは別。色々あって元気がない人におすすめしたい!次回作楽しみにしてます。
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抱腹絶倒!
その一言につきる!
人の深い心理の奥をついた朝井リョウさんの小説からは想像に難い 面白おかしい日々を過ごす様子をエッセイで読んで そのギャップに驚いた
とにかく笑い転げてしまった
実はこの本 エッセイ3部作の内の一冊なのだとか…
あとの2冊もぜひぜひ 読みまする!
笑って寿命が延びる!
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期待を裏切らない面白さ。
なんか、今までの恥ずかしいこととか失敗したこととか、たいしたことないやって思える。
元気と勇気と笑いをもらえる。
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ゆとりエッセイ完結編。ゆとりシリーズは三部作だけど…、朝井先生のエッセイはまだまだ読んでいきたいです……!!(どこかに伝われ…この想い……!!)
例のごとく、先生のお腹事情が多め。海外旅行の話が二つもあり、読んでいて本当に大変なのだなぁ…と思った。
しかし、なかなか遠出しづらいこのご時世で、海外旅行話を読めたのは楽しかった。
そして、PRODUCE101を見ていたことが書かれていて、朝井先生がプデュを!!と胸が熱くなった。(私はプデュを見ていないが、JO1とINIが好き)
前作二作もおもしろかったけど、今作もおもしろいです。
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ゆとりシリーズ三部作の完結編。
読書からかなり遠ざかってしまっていて積読が溜まる一方な日々だったが、書店で見つけて即買い。
私的には前二作の方が笑いどころが多かったと思う。
でも今回も三カ所確実に声を出して笑ったところがあり、語りに引き込まれた。
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あいかわらず本当に面白かった。似たような体質だけどここまでは酷くないのが幸運だ…でもこんなに下のネタを面白おかしく書けるのは本当に天才だなあ。ワードチョイス、リズム、比喩の的確さ、どれをとっても天下一品。読んでいて気持ちいい。ふふっというより、ワハハと笑ってしまうのはこの作品ならでは。
さくらももこさんのエッセイも読みたくなった。
p.158 トイレの回数を減らしたいなら、飲食を減らせばいいじゃないか。そう思う方も多いだろうが、私は低血糖と言う体質でもあるのだ。血液中の糖分の値が、どうやら平均より低いらしく、空腹になると発汗、手のしびれ、動悸が発生するのである。私が自ら旅をしようと思わないのは、環境を変えることによる人体への影響が甚大である、と言う点も大きい。
p.286 興味関心。それはすなわち「愛」と言い換えられるものだと思う。ここに私の旅へ苦手意識の根本的な原因がある。前作の「浅井家インハワイ」にて、私は自分のことを、旅に関する感受性が低いため、ハワイとは言え、どこに行っても予定より早く退散してしまう、と言うような書き方をした。だが、今思えば、もっと的確な表現があった。それは、自分自身以外へ向く愛の少なさである。他社や旅先への興味関心とは、対象への愛に他ならない。すなわち旅とは、私と言う体内に貯蔵されている愛の送料の少なさと向き合う作業でもあるのだ。行きたい場所も見たいところもあまりないんですよねーととヘラヘラ笑っていられるのは、今のうちで、様々なものに対して愛を注いでこなかった。この生き方は、今後の人生に必ず、何かしらの形で影響してくるだろう。私はそれを引き受けなければならないと、楽しいの旅行計画がいつしか、人生への漠然とした不安を、じっくりと味わう時間に変貌したところで、元の場面に戻る。
p.289 思い浮かべてみて欲しい。旅行中、誰かが携帯をなくしたとか、裁縫落としたとかで、楽しかった空気がぱっと停滞する。あの瞬間を。私はあれを、「トイレに行きたい」と言う疑問により、とんでもない頻度で生み出す。特に海外の場合、日本のようにコンビニも駅にも自由に使える。清潔なトイレがあるわけではないし、今回我々ロサンゼルスでもニューヨークでもずっと同室で過ごすのだ。アメリカは、住居でもホテルでも、洗面所とシャワーとトイレが1つの空間に収められていることが多い。今回、シートディーのアパートでは5人で三日間、ニューヨークのホテルでは3人で1週間ほど過ごすわけで、その中で私はトイレを、つまり洗面所とシャワーも相当な時間洗濯することになるのだ。それが1日夜2日の話ならば、私もそこまで気にししないのだが、10日間となると同行者にとっては大変なストレスとなるはずだ。だけど整理現象であるが言え、私の努力ではどうにもならない。そのうち同行者の苛立ちが募り、私は申し訳なさが募り、空気が悪化し…と、せっかくの旅行で、そんな悲しいサイクルに陥ることだけは避けたいのである。「別に気にしないのに」どっちかって言うと、金を多く払われることの方が気になるんだけど」様々な国民の声を無視して、トイレ担当大臣は強行採決の道を選んだ。地元住民には次の選挙で絶対���落としてもらいたい。
皆、はじめは笑顔で言うのだ。気にしないよ、迷惑なんかじゃないよって。だけど、私は知っている。その表情がやがて(こいつさえいなければ…)位の域まで達するということ。だから私はトイレ税法を施行しました。たっぷり迷惑かけたところで「でも税金払ってるからのォ!」と最も下品な形で開け直れるように…。2人は結局、しぶしぶといった形で納税させてくれた。確かに、いくらリスクヘッジのためとは言え、金銭で友情の安定を図るような真似は良くないのではと逡巡したわけだが、この後私は心から痛感することになる。納税しといてよかった!と。
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面白い。面白すぎる。
エッセイは3部作で、これは3部目とのこと。
他の人の感想を読んで読みたさマックスだった時に図書館で見つけてしまい、邪道にも3部目からのスタートを切った。
結果、まぁ、やはり1部目から読むべきだった。絶対その方が痔や排泄についての変遷を楽しめた。
でも、それでも文句なしで面白かった。
痔主ではないが、私も超絶胃腸弱子なので、共感できる部分が恥ずかしながらありすぎた。私は、乙女なのに。
お腹が痛くなるプレッシャーからお腹痛くなるのでは…という朝井さんの仮説よくわかる。最早心療内科なのでは?と私もよく思う。催眠療法に走ろうとしたのもわかる。でも、何?催眠術のセミナーに参加って!!怪しすぎてお腹痛くなるわ!
お腹弱いくせに、甘党過激派の朝井さんがホテルのホールケーキを4個も1人で食べようと、綿密に計画を立てるところとか、もう爆笑でした。
一週遅れで前作風と共にゆとりぬをゲットしたので、次読みます。この邪道な読み方、朝井さんっぽい。
終わった…と油断していたら、本書はなぜか書き下ろしですの一文がでてきて笑えた。
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新刊出るたびに買っている一番好きな作家さん。バンジーの写真にゲラゲラ笑い、”脂質異常症”と何者かに勝手に書かれたWikipediaにまた声を出して笑ってしまった。
騙されてはいけないなと思うのが、こんなに自分を卑下して書いているので、つい直木賞の最年少作家であることを忘れてしまいそうになるんだけれど、「おもしろいとは邪念が一切入ってこないくらい、素直に、真剣に生きている時に滲み出る”おかしみ”のこと」とか「これをやっておいた方がいい」と精神的な安定を求めて行動を起こすことを「精神的スタンプラリー」と称するところとか、的確かつ秀逸な言語表現が時折垣間見えるあたりやっぱり只者ではないなと思わせられる。
烏滸がましい話だけれど、こういう文章、文体、語彙力に憧れるし、こういう文章が書けるようになりたいと日々思う。