若手弁護士のための弁護実務入門 １ みんなのレビュー

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投稿者：ACE　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

１つの話につき10ページ前後で物語が構成されている。
そこでは、各話に１つの法的テーマで話が進められていく。
話の展開は物語仕立てとなっているが、難しい論点の検討、学説の対立等は特にピックアップされていない。
それゆえ、この本は、法律の解説書とは言えないと思う。
しかし、実務で事例をどのように捉えていくか、事実をどう評価するか、事案にどのようにアプローチしていくかを考えてほしい（この本を通して触れてほしい）と投げかけてくれているように思う。
さながら短編集のようにすごく親しみやすい一方、登場する条文等を実際に六法で触れてみることで法律の勉強もできる副読本のような感じがした。

勉強するって、面白い。
勉強しよう！

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～扱うテーマ～
　児童福祉法違反
　名誉毀損
　廃棄物処理法違反
　迷惑防止条例違反
　詐欺
　借地借家法
　民事執行法
　国籍法
　遺産相続と相続税
　労働基準法
　特別背任
　業務上横領
　危険運転致傷
　官製談合防止法違反
　公契約関係競売等妨害等
　親族法
　自動車事故保険金
　贈与税等課税処分取消訴訟
　銀行取引
　知的財産権
　国際取引