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投資・・リソースを投下しリターンを得ること。
ビジネスの本質と人生の本質の共通点に迫った一冊。特段、難解な内容ではないが、原理・原則として有益。
長期的に視座高く物事を捉えて、自らの有限のリソースを投下していくことが求められる。
(memo)
・返報性の原理
人間関係に投資せよ
・フレームワークをとことん使え
例:5フォース、空雨傘
・マーケットは常に正しい
自分の考えに固執せず、素直になれ
・社内政治はとことん必要
相手の期待に沿って合意を得ながら結果を出していくという意味で
・ポジションをとる=自分の意見を持つ
これがないと始まらない
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日々締め切りの近い仕事に追われ気づいたらこれといった成果が無い。→重要だが緊急で無い仕事の時間を確保。
実のところプロジェクトの背景を良く理解しておらず日常の業務に忙殺されている。→1ヶ月土日を返上して、普段触れることのない過去のドキュメントを読んだり、同じ業界の事例調査を行う。
判断に迷ったら、長い時間軸で見たときに有利になるような意思決定を選定。
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人生のバランスシートを作り可視化する。
報・連・相のフォーマットを統一する
空・雨・傘のフレームワークを使う
空=客観的に観測されている事実
雨=事実を踏まえた解釈
傘=上記を踏まえ取るべきアクション
シャープレシオ=リスク1単位あたりのリターン
資本装備率=有形固定資産÷従業員数
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投資思考とは「どのようなスタンスで未来に対して意思決定をしていくか」と言う考え方であるように思う。
投資は何かリソースを投下して(お金や時間など)、その分リターンを得ることである。
これを前提に考えていく本です。
では日々の生活や仕事における投資とは何かというと意思決定であり、その結果リターンを得ることは成功することに等しいのかなと感じました。
だからこの本では、リターン(=成功)を得るために、日々の意思決定を失敗しない考え方の軸を紹介しているのだと思いました。
この本にある通り、これをしなきゃ成功できない、ではなくこれを軸に考えていけば失敗をしないという考え方がまさしく投資っぽくて好きでした。
中でも納得度が高かったのは、「手前の結果にはより価値がある。」という内容です。
目先のことだけを考えるのは良くないけど、その結果が複利となって次の結果を導く機会を得られたり、その結果の延長にもっと大きな結果があったりすることも十分にあり得るだろうなと。
投資的な考え方だと思うけど、「失敗しない」とか「複利的に」とかそういった考え方はビジネスですごく大切だと思い共感できました。
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時間を味方につけること、IRRを高めることの観点からも、若いうちからチャレンジして経験・成果を積む価値を学びました!
また、ポジションを取る(=自分の意見を持って仕事をする)こと、信頼構築を大切にするなど、投資思考を具体的な行動に落とし込める良書でした!
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投資思考と書いてあるようにどういうアセットを使ってどういうリターンを得るか、その視点や考え方が身につく本です。読みやすくてわかりやすい
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錯覚資産だけで売れている本。
経験からの学びを金融用語で抽象化しているけど、学びのレベルが浅すぎてびっくりした。
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市場全体に満遍なく投資して株式を保有し続け、経済成長を待つインデックス投資こそ最良である。
長い時間で見た時に有利になるような意思決定を選ぶ。
お金の使い方には、資産になるもの(投資)と資産にならないもの(浪費)がある。
ビジネスにおいて利益を生み出し続けるためには、競合優位性の構築が不可欠。
役職が1つ上の先輩をライバルとして心の中に定める。
年に一度は転職エージェントとコンタクトして、自分の時価を確認する。
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一つ一つの話に具体的なエピソードが含まれていてわかりやすかった。
複利で資産を増やすためには時間を味方につけること。
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【before】この本を読む前の私は、これらを知りませんでした。
・人生は、敗者のゲーム(ミスを犯したプレイヤーが相手に得点を献上)的要素を持っている。したがって、誤った選択を行わないことが何よりも重要。
・過去どのような経験を積んだか?が、複利的に将来の機会を規定する。
・人生において非対称なもの「時間の進み方」この非対称性をどう生かすか?
・処理に迷いがなくなりスピードが向上→「フレームワーク」の持つ力。
・シャープレシオとは、同じリスクならどちらのリターンが高いかを表す数字。
・「意思決定をすること」は、将来の選択肢を失うのと表裏一体である。
・個人は1日24時間という非常に限られた資産をマネージしているに過ぎない。
・失敗(1→0)より成功(1→10)にフォーカス、自分が納得=無問題。
・売らざるを得ない forced to sale 相手との取引は、桁が違う高収益をもたらす。
【気づき】この本を読んで、これらについて気づきを得ました。
・ゲームにおいては、非対称なリソースを探す。
・これまでの過ごし方は全て BS 上で清算され、将来取り得る選択肢の幅を規定。
・「マーケット(実際の値動きの意)は常に正しい」の有益な解釈→自分(考え方・行動・習慣)以外の要素(他人・社会)に介入しようとすることをやめる。
・このような質問の仕方なら、多数が正解に導かれる。しかし、現実世界ではシャープレシオを考えずに比較検討を行っている人が非常に多い。
・正しくは現職 VS 転職先&将来転職可能なオプションの価値、という構図。
・オプションの時間的価値は減少していく。
・「選択肢がある」ということ自体が価値である。
・ IT システムを構築・運用・保守するエンジニア職は非常に流動性が高い。
・自分の労働力の提供先の選択肢を、現在の会社以外に持っているか?
・マーケットは常に正しいので、市場と争っても意味はない。
・認知バイアスを利用する側に回るほうが有利(評判の良い企業・大学に行く)
・正面玄関がダメなら裏口を探せ。中の人と繋がりを探し、とにかく気に入られる。
【TODO】今後、これらを実行していこうと思います。
・重要だが緊急でない仕事用に時間を確保、残った時間でその他の仕事を完了する。
・自身のバランスシートを理解、良い BS を作ることを意識して意思決定をする。
・Long Term Greedy 長期的な欲深さ、長期的願望・視点を大事にする。
・価値を高め、結果として評価されることを目指す。
・イグジット(資産を売却し利益を確定させる)シナリオから考える(最重要)。
・具体的な最終イメージに沿ってパーツを集める。→時間節約&品質向上に直結。
・将来得られる効用も勘案する。
・「いつでもできること」は、徹底的に前倒しして実行する。
・自分の仕事が高尚なものだという勘違いを捨て、巨人の肩に乗る。
・選択肢のシャープレシオを考慮の上で意思決定する。
・映画、ザ・ビッグショート(邦題マネーショート 華麗なる大逆転)を観る。
・クライアントと人間関係、精神的つながりの構築に努める(=競合優位性を築く)
・まず自分が相手のファンになる。
・バランスよく自分の資産を成長させるより、一点突破(突き抜ける)を試みる。
・「自分に求められている働き」を理解し、上長に確認、了承を受け遂行する。
・職業を問わず、選択肢がない状況に自分を追い込まない。
・自分が見たい未来、信じる未来のために手金をかける。
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ファイナンス入門の入門みたいな感じ。ファイナンスの考え方を主に労働者としての生き方に当てはめて、そのヒントを得ようとするもの。