地図でスッと頭に入る世界の民族と紛争 みんなのレビュー

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西欧的歴史観から世界を俯瞰する良書。歴史から紐解き、今をあきらかにするストーリーは断然わかりやすく納得感がある。異なる歴史観はストーリーを変えるが、世界を概観する良書。

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それぞれのテーマは簡単に書かれているが、要点がまとめてあって非常にためになる本。大航海時代のヨーロッパ人の先住民大虐殺からイギリスのブレグジット・ロシアのウクライナ侵攻まで、知りたい事が詰まっている。
サッカーワールドカップを見ていて、以前から謎だったブラジルとアルゼンチンの人種の違いなども、この本で開明された。

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民族のキホン、最新の民族事情、アジアの民族、中東・北アフリカの民族、ヨーロッパ・ロシアの民族、アフリカの民族、南北アメリカ・オセアニアの民族、に分け、オールカラーでざっくりと民族分布図、紛争図を描き説明。このざっくり具合がよい。

ロシアとウクライナ、ウイグル族、ヨーロッパの移民難民、チベット族、華僑、アラブ人、ユダヤ、ロマの足跡　など全部で55の項目で説明。写真で見る民族紛争がそれぞれの地域に１ページずつ。世界の少数民族紹介が３、コラムで、民族と宗教の関係、民族と名前の関係、民族性はどうやって生まれる。


2022.11.1第１刷　図書館

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アジア、アフリカ、ヨーロッパの章が充実してて、世界情勢に関する解像度が上がった気がします。
ニュースの理解度を上げたいという方におすすめの一冊です！

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めちゃくちゃいい。
世界情勢も、歴史も、勉強できる。
BLMやロヒンギャ問題など世界のいろいろな出来事の背景が理解できるのが嬉しい。

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NDC 316.8
[ユダヤ人、アラブ人、ＷＡＳＰ、漢族、各地の少数民族や先住民…さまざまな環境で暮らし、独自の歴史・文化を築いてきた世界の民族。多様化する現代社会においても、時に衝突の原因となるのはなぜか？その真相を地図とイラストで解説する！]


目次
Ｉｎｔｒｏｄｕｃｔｉｏｎ　民族のキホン
１　最新の民族事情
２　アジアの民族
３　中東・北アフリカの民族
４　ヨーロッパ・ロシアの民族
５　アフリカの民族
６南北アメリカ・オセアニアの民族

著者等紹介
祝田秀全［イワタシュウゼン］
東京出身。歴史学専攻。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員を経て、聖心女子大学文学部歴史社会学科講師

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地図だろうが、図解だろうが、
民族と紛争が多すぎて頭に入らない。
まあ、とにかく、有史以来、日本は平和で恵まれている。
たとえ北朝鮮や中国やロシアが隣国でも。

隣の芝が黒すぎる。。。