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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついに、グウェンドリンの義父、ベインブリッジ卿が帰還しましたね!
思っていた5倍嫌なやつ!
でも、エレガントに返り討ちにするグウェンがかっこいい。
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「疑惑の入会者」
シリーズ三作目、登場人物達の洒落た会話の楽しさは変わらず。それがただの軽口じゃ無いのは主役コンビが抱える戦争の「傷痕」がそれぞれ相乗効果になっている。出会ってなかったサリーとリトルロニーにも癒されました。
…ただ今回、結婚相談してなく無い?
おまけの短編もお得感あって良かったわ。
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CL 2023.2.3-2023.2.6
やっぱり好みだわ。
軽妙洒脱な会話がとても魅力的。
今回はグウェンが大活躍。観察眼があり、進歩的で公平な考え方。しっかりした自分を持っていて外にキチンと表明できる力がある。だから周りの人が彼女に惹きつけられる。
ミステリとしても面白かったし、決して派手ではないシリーズながら次作が待ち遠しい。
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ロンドン謎解き結婚相談所シリーズ、なんと3巻目!
3巻目のお祝いか、なかなか豪勢な作りである。
本編に、短編一つに、解説――
取り立てて言うに値しない?
いやだって特に解説には、アレのアレが明かされているのだから!
グウェンドリン(グウェン)・ベインブリッジ、アイリス・スパークス、
表紙に描かれた二人が活躍する、俗にバディものと言われる物語である。
時代は戦後、場所はロンドン、二人は結婚相談所を営んでいる。
なにかあっても、必ず「めでたしめでたし」になるから、
このシリーズを読んでいるのだと、今回実感した。
今回はグウェンドリンの物語で、彼女は次々えらい目にあう。
それは仕事のことだったり、家のことだったりするのだが、
あるある、そういう時というのは!
なぜよりによって今?!という重なりで、えらい目にあう時がある!
どう解決していったらいいかわからない!
けれどもどうにかなるのだ。
グウェンが頭を働かせ、アイリスが頭を働かせ、伝手を頼み、身体を動かし、走り回り、二人ができることをやれば。
読者が最後まで読めば。
今回は特に、シリーズを読んでからをお勧めする。
経緯を知っておくのもさりながら、
あの○○がああなるなんて!
あの○○とこうなるとは!
などなどの驚きがいや増すのである。
それにしても、嫌な点がないのがこのシリーズのいいところだ。
Amazonなどで評価を見たが、ここが嫌だ、ここがかんに障るというような評価を見たことがない。
読者みんなに愛されて、人気のシリーズだ。
これは偏に作者の人柄によるものだろう。
作者アリスン・モントクレアは、これがデビューのシリーズだが、正体不明作家である。
性別すらわからない。
それが明かされたのが、この解説である!
私はこちらで推理していたが、結果を知って、当たった! と声を上げたのか、大はずれだ! と笑っていたか、さて――
本国では4巻が出て、さらには5巻の予定も組まれているらしい。
今回は、グウェンについてより語られたが、次回はアイリスと聞く。
楽しみだ。
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アイリスとグウェンの結婚相談所にアフリカ出身の入会希望者が現れるが、グウェンの直感は彼が嘘をついていると告げていて…
今回もまた面白かった!身を守れるようになろうとするグウェン、過去がまたちょっと判明するアイリス。そして、新たな展開をむかえて今後が気になる!本国では4作目がすでに刊行され、5作目が来年刊行予定ということなので楽しみ!
過去2作で嫌いだったカロラインが今回はちょっと好きになったかも…初登場したハロルドが酷すぎたからかもしれないけど。
サリーが好きなので、彼を応援したいなぁ…
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大きな事件は起きないけれど、軽妙でほんとに楽しい!こういう感覚はこの作品でしかえられません。今回は特にグウェンのクレバーさが光ります。そしてグウェンとアイリスの会話が素敵すぎて、こんなバディがいることを心底羨ましく思います。グウェン、一歩進みましたね。一作目から読んでいるので、身内のように喜んでます。スピンオフも充実していて、最後まで楽しめました。ギロウズのデスク、検索しちゃいましたよ。いいですねえ。
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シリーズ3巻目、かな。
疑惑を魅惑と読み間違えてました。
と言う訳で今回は一番の強敵、義父登場。今の感覚で言うと有色人種の入会もそんな大げさな、という感じですが、大戦が終わった後ぐらいは自分たちのソサエティに異邦人が入ってくるというのは大変なことだったのかな、なんて思いました。日本だってまだまだ閉鎖的ですしね。
そういう意味では義父、相当思い切ったな!という最後のオチでした。まぁ彼も正気を失っていたという事なのかもしれないけど、その犠牲になった人が居るのだから正当化は出来ないですよね… 巻を追うにつれ、義母が段々とたくましくなっているような気がします。ガンバレ。
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ロンドン謎解き結婚相談所の第三弾。ベインブリッジ卿の帰還からの波風。アイリスとグウェンの連携がどんどんなめらかになる。リトル・ロニーの活躍が最高。
舞台は1940年代だけど、現在のバランス感覚を取り入れようとしているのを強く感じる。おかげで読みやすい。
同時収録の短編「机の秘密」は、ビルの管理人マクファースンさんの途切れない物思いから始まって、本編より少しだけ夢見心地な雰囲気だった。グウェンとアイリスが出てきた瞬間、一気に現実へ引き戻された感覚。とても良い。
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シリーズ第三弾。
戦後のロンドンで〈ライト・ソート結婚相談所〉を営むアイリスとグウェン。
ある日、アフリカ出身の入会希望者・ダイーレイが現れます。流暢な英語を話す好青年ですが、グウェンは彼の言葉の中に嘘があると感づきます。
果たしてダイーレイの目的は何なのでしょうか。
一方、グウェンの義父・ハロルドが約半年ぶりに東アフリカより帰還しますが、彼の横暴すぎる振舞いに屋敷の皆の心が乱されてしまい・・。
巻が進むごとに面白くなってきているこのシリーズ。
主役のアイリス&グウェンをはじめ、周りのキャラもたっていて、会話のテンポも良く楽しく読めました。
今回はグウェンがメインな感じでしたね。
息子のリトル・ロニーが今後通う学校の件でハロルドと対立する中、誘拐事件にも巻き込まれてしまうグウェン。
習い始めた護身術と持ち前の賢さで、何とかピンチを乗り切ろうとする姿に、上流階級の奥様らしからぬ逞しさを感じました。
そして、誘拐されたグウェンを救出しようとする、アイリスをはじめ、サリーやアーチー一味達の活躍も見どころです。
そうそう、あのツンケンしていて典型的な“嫌味な姑”だったカロラインが、このたびなかなか味のあるところを見せてくれて好感度アップでした。今後グウェンともっと仲良くなって頂きたいですね。
さらに、皆の癒しであるリトル・ロニーも事件解決に大いにお役立ちでございました。
“新しい家族”も増えたベインブリッジ家が、今後どうなっていくのかも気になりますね。
で、気になるといえば、サリーの恋心ですよ!まさか“彼女”に思いを寄せるとは・・・こちらもどうなるのか見守りたいです。
本書には、オマケの短編「机の秘密」も収録されておりまして、これもまた“丁度いい謎解き”が楽しめるお話で好きでした。
管理人・マクファースンさんに良きお相手が見つかることを祈ります~。
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戦後ロンドンで結婚相談所を営むアイリスとグウェン。ある日、アフリカ出身の入会希望者が現れる。流暢な英語を話す好青年だったが、一方で、グウェンの直感は彼の言葉が嘘だらけだと告げていた。さらにグウェンは自宅付近で彼に出くわし、つけられていると感じた。彼には結婚相手をさがす以外の目的があるのでは?元スパイと上流階級出身、対照的な女性コンビに危機が迫る!
今回も面白かったーー!短編も収録されていてそちらも良い。どんどんキャラクターの過去や心の動きが分かるようになってきて、今まで以上に感情移入しやすくなった。事件のからくりも上手いなあと思うし、ようやく我慢に我慢を重ねてきた女性陣がいろんな意味で反撃に転じたベインブリッジ家のこれからが楽しみだな~。ギャングのボスとも交流を重ねたグウェンがすっかりアイドル(?)と化しているのが面白い。アイリスもありきたりな男では満足できないでしょうから、結局このままくっつくのかしら。サリーの気持ちも結構びっくりしたので、二人の恋の行く先が気になります。
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舅問題が多少鬱陶しかったりもするが、これだけストーリーに絡んでいてはやむを得ぬか。
しかし、おっさんが書いていたとは。
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いや〜面白かった!!グウェン、貴族出身のお嬢様なのに、随分と酷い目に遭いましたね。でも、タダでは起き上がらない2人が大好き!!サリー優しすぎ。ロニーいい子過ぎ。
最後にバラバラだったピースが合わさっていくのは圧巻です。
後日談の、机の秘密も読後感最高!
愛想の悪い管理人さんというイメージだったマクファースンさんの人となりもわかり、より物語に温かみを感じました。
ハロッズの机、実物はきっと素敵なんでしょうね。
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ロンドン謎解き結婚相談所第三弾。
いよいよ、ラスボスの義父ベインブリッジ卿が帰国した。
グウェンの息子を私立校に行かせようと、グウェンと対決する。
それだけでなく、アフリカからの帰国直後にも関わらず、
毎晩クラブへ出かけ行くことに義母も傷つく。
そして、結婚相談所に入会したアフリカ系の男性と当然何かある。
最終的に、グウェンの亡き夫の父親は、
妻を裏切ってアフリカで息子をもち、
お金のために偽装誘拐を企てるという嫌な奴で残念だった。
グウェンが助けを求めた闇屋のボス、アイリスの恋人(?)でもあるアーチ―の前で、
手下たちがグウェンの言うことを聞いて動き出そうとした場面が面白かった。
アイリスの親友サリーとアイリス、そしてグウェンの仲はどうなる?