電子書籍
LASTのラストは、心を持っていかれます…
2023/05/25 16:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひらがん - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ終わるのが嫌で、なかなか読めなかった。
巻が進むにつれて、主要キャラに感情移入してしまい、読了して暫く経っているが、未だ心が持っていかれて辛い…
恵平、平野刑事、ピーチ先輩、メリーさん、ペイさん、徳兵衛さん、そして柏村老警官と永田、この辺りの絡みが、最終的に上手く繋がって本当に良かった。
この人達にもう会えないと思うと、本当に辛い…
過去は変えられないけど、必ず未来に繋がるから。
大切な人を守りたいと強く願う時、奇跡は未来に起こるのかも知れない。
スピンオフ作品が出るの期待!
紙の本
LAST
2022/12/24 10:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
堀北さんと平野刑事の異次元警察物語でした。昭和初期からあるターンボックスという死体処理や殺人、人を使った薬をつくる業者と令和、平成の時代の警察官が過去の昭和の警察官とともに謎と連続殺人を解決する面白い作品でした。ヒューマンドラマともなっていてひらの刑事がお爺さんだったところも感動ものでした。次回作に期待しています。今度は地方をいろいろ旅する作品となるとのことなので楽しみです。
電子書籍
泣いてしまいました
2022/12/17 17:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうこかし - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京駅と、現代と昭和の過去をめぐる物語。研修中の警察官堀北恵平が東京駅に挨拶するところから、真面目で初々しい主人公が目に浮かびます。東京駅周辺の色々な人と触れ合い成長していく物語なのですが、もちろん事件は起き、恵平は先輩や周りの人々と共に、犯罪に挑むのです。ひょんなことから、昭和の時代に迷い込むことが、このシリーズの特異なところ。昭和の交番の巡査さんとの触れ合い、そして昭和の犯罪。そしてじだいを貫いて、大きな犯罪が見えて来ました。シリーズ最終巻になるこの作品、全てが結びつき、最後の大崩壊になだれ込みます。恵平は、喪失にうちのめされます。でも最後にとんでもないどんでん返しが!ここでわたしは、涙が止まらなくなりました。まさかこんなことが!作者の真摯さがよくわかる、あとがきも含め、とても良い話でした。内藤了作品で、今のところ一番になりました。
投稿元:
レビューを見る
「二人で行くか、最後まで」……堂々の完結。泣かされました。
恵平ちゃんの名前の理由、「恵平は恵平だから」みたいなやつだった気がするけど、本当にそうなんだ……(T_T)お祖父ちゃんと孫。どの時点で納得したんでしょうね。
平野先輩と恵平ちゃんに萌えてた水品刑事お久しぶり、も束の間の展開でした。
ターンボックスを暴くのもまだこれからでしょうし、事件的にはスッキリとはしない。柏村さんの結末も変わらない。
「俺たちは警察官だ。肩書きの問題じゃねえぞ?生き様の問題なんだよ」を大事に新天地へ赴いた恵平ちゃんの大活躍を願わずにはいられません。ピーチ先輩とこれからも仲良くあってほしい。二度と一度の違いはあるとはいえ、喪失の痛みを分け合えるのはこのふたりだと思うので。
猟奇犯罪捜査班シリーズから読んできたので、今まで三木鑑識官や死神女史の登場にも喜んでたけど、ここで突如としてハッキリ「長野の伝説の女刑事」の話題は出てくるし(所轄の一刑事だけど超有名人だったんだなぁ…猟奇犯罪者ホイホイ)、平野先輩は猟奇犯罪捜査班への異動を熱望しているしで高まりました。背中追っかけてた恵平ちゃんはもちろん…!
新シリーズ始まったけど、どのシリーズも人を諦めてないから好きです。レーベルがずっと角川ホラー文庫だけれど。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ最終巻お疲れ様でした。
通勤途中の大型本屋さんで、ありがたくもサイン本が並んでいたので購入できました。
前巻のメリーさんも心がぽっかり空いた気分になりましたが、今回も一回り大きく心がぽっかり空きました。
お祖父さんが入れ替わっているヒントはたくさんありましたが、平野さんだとは想像がついてませんでした。くっつけばいいなーという邪念でヒントを見逃していたのかもしれません。
ですので、ショックでしたし、柏村さんの殉職の事件がこう繋がるとも予想できていませんでした。
最後のメッセージは嬉しくもありましたが、それでもやっぱりさみしかったです。
でも面白かったです。
女性主人公は好き嫌いが激しいほうなのですが恵平ちゃんはとても好きでした。
投稿元:
レビューを見る
終わり方いまいち…
ちょっと残念のような気がする
ハッピーエンドとはいかなくても
そう来たかーって感じ
忘れてたところもあるのでもう一度読み返そうと思う
投稿元:
レビューを見る
購入した翌日には読了していたけど、一部の結末に胸を締め付けられすぎて、すぐに感想が書けなかった。ハッピーエンドではないけれど、必要な結末であり、これ以外の結末はないだろうと思う。もう一度、結末を踏まえた上で再読したいと思う。
投稿元:
レビューを見る
すっごく好きなシリーズで毎回楽しみに読んでいたけど、ラストが納得いかないわ!
いや、生きてる時代被ってるやろ!そこどうなるの?
投稿元:
レビューを見る
おもてうら交番がどうして成り立っていたのか、たくさんの伏線に見事に騙されました。
私は東京駅というと一度でいいからステーションホテルに泊まってみたいと思っているのですが、ここで一泊して旅行してしまうとなぁ~というのと、お値段がお高いので止まれていませんが。
しかし研修生の時から毎朝東京駅に向かって敬礼をしていた恵平ちゃんがこんなに立派になって(ノД`)・゜・。
今回は新シリーズも同時発売という鬼畜な(今月に限りですけどね)仕打ちでしたが、素敵で考えることが多かったシリーズが終わってしまうのは残念と思いながらも、きちんとENDマークを付けてくれてありがとうという気持ちです。
投稿元:
レビューを見る
最後は柏村が救いたかった怪物の正体もわかり、恵平と平野の関係に最後度肝抜かれました。タイムスリップをこういう風に取り入れるのはすごいの一言
完結に相応しい話の展開で大満足でした。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズをずっと読み続けてまさかラストでこんな展開になるとは思ってもおらず、切なさで涙してしまった。最後まで読み終わった今だから思うと、シリーズの初めからこのラストまでいくつもの伏線が散りばめられていたと、作者の手腕には驚愕しかない。
警察×タイムトラベル物という異色の内容だったが、一貫して楽しめた。ただ読後は彼のことを想うと切なさがだけが残るので星4つ。
投稿元:
レビューを見る
えっ?まさか…ええっ?本当に!?…
からの〜、ぎょわぅえぇ〜〜!?Σ(@_@)ノシ な展開。
驚愕のあまり放心状態の私…で、感動のあまり号泣。
そして、密かに望んでいた通りのラストに!
誰かのために頑張る女の子の話、やっぱり大好物です♪
内藤了さん、サイコーですっ!!!✨
投稿元:
レビューを見る
明らかになりだす、昭和と令和をまたぐ猟奇殺人事件。
柏村の後輩刑事・永田、謎の雑誌記者・明野はどこへ消えたのか。
柏村が生んだという「怪物」とは誰なのか……。
鑑識の桃田、資料課の浦野とともに死体売買組織「ターンボックス」の親玉を追うなか、
再び昭和のうら交番へ向かうこととなった平野と恵平。
「うら交番ヘ行った警察官は一年以内に命を落とす」……二人のもとに、運命の時が訪れる。
投稿元:
レビューを見る
堀北恵平シリーズ完結。 作者はこのシリーズで「人を救う物語」を書きたかったようだが、それが結実していると思う。
「凡庸で、一般的で、けれど真摯で熱心な、職業を愛する」人たちの物語。等身大の私たちに近い登場人物に感情移入しやすい。凡人の私は、天才ばかり登場する藤堂比奈子シリーズより堀北恵平シリーズの方が好きだ。
このシリーズの方が好きな理由はもう一つある。それは、
シリーズ一作目から最終巻までが、綺麗に一本の線で結ばれているところだ。本作の最後の最後で主人公の名前に込められた本当の意味がわかったとき、シリーズ一作目から張られていた伏線に気付き、深く感動すると思う。
恵平たちのように、残りの人生を「誰かのため」に頑張り、「魂で」人と接するように生きたい。中年のおっさんがこのシリーズを読み終わってそう思えるのだから、私はこのシリーズに救われたのだと思う。
投稿元:
レビューを見る
最後の最後、一連の事件の黒幕と昭和のお巡りさんとの邂逅には正直もう一捻り欲しかった。
これだけ続いたシリーズの結びとしては大味で、
いささか淡白でした。
でも、
悪夢の様な結末から一転、再び立ち上がった主人公の新たな勤務先はまさかの(でもないか…な?)
あそこ!
で、
ガンさんの部下って事は…あー、でもヒナちゃんはもうお母さんだから同僚にはならないのか(笑)。
と、
新シリーズに絡んで来たりするのかな?
好きな作家さんなのでそれも楽しみです!
期待大。