紙の本
身分違いの恋
2023/01/11 23:44
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投稿者:rie - この投稿者のレビュー一覧を見る
この時代は身分の差がおおきいんだなと、しんみりしました。
カバーのおやすが1巻から比べると、美しい女性に成長してるなと感慨深かったです。
おやすちゃんは料理一筋だけど、また、恋も経験してほしいと思います。
紙の本
あんの成長
2022/12/30 20:11
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
親戚のおばさんのようにあんの成長を読んできたので、あんの恋が描かれる今回はしみじみとした感慨がありました。あんの働く紅屋の料理の美味しそうこと、幕末の落ち着かない世相など、毎回読み応えがあり楽しめるシリーズです。
紙の本
一郎さんエライ
2023/11/16 10:39
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
一郎さん、エライな。
自分の気持ちではなく、あんさんのことを真剣に考えて、自ら身を引くとは。
もう幕末だから、世の中が変わるまであと少しなんだけどね。
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シリーズ第7弾!!
おやすの節目になる1冊、良かったです。
とめ吉への嫌がらせ事件の真相、山路一郎との恋の行方、新たな食材への挑戦と目が離せない展開。
料理人として、女としての自分。それぞれとどう向き合い、何を選択してこれからを生きていくのかーー。
読みながらときどき「みをつくし料理帖」シリーズを思い出してしまいました。
巻を重ねるごとにおやすの成長を感じるし、「紅屋」もそこで働く人たちも素敵だなぁって思う。
厳しく、優しく、見守り導いてくれる料理の師匠・政さんが素敵すぎる。
おやすの考案する料理も楽しい。
切ない場面もあったけど、ある人の言葉に不意うちでぐっときた。
きっと、胸を張って行こうって思える。
おやすのこれからが更に楽しみです。
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シリーズ第7弾。
虐めも失敗もなく、安定の周りはみんな良い人ばかり。
やすも17歳となり、一郎との恋など含ませてはいるが、政との関係などは幼く描かれているように思える。
最終的には紅屋の料理人になるのだろうか?
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新しいお勝手女中を雇うことになり、あんがその指導役に。
でも、年上で一膳飯屋をしていた相手にあんちゃんは腰が引けてしまい……。
あんちゃんももう17歳、大きくなったなぁと思いつつ、仕事をするってことは部下を持つことでもあるからなぁとしみじみ。
しかも相手が年上だと性格的にあんちゃんにはきついかも。
そんなところへ若旦那が女郎にいれこんでいるという噂が流れたりして、紅屋にトラブルが舞い込んでくる。
そして、あんちゃんにも思う人ができるのですが~。
精神的には大きくなる出来事ばかりの巻でしたね。
糧にならんことはないよと思いながら本を閉じた私でした。
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山路一郎から想いを告げられたおやす。山路への
想いを貫くか、女料理人としての道を極めるか。
おやすの心は乱れる。止められぬ時代の流れの中、
おやすの悲痛な決断とは…。
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シリーズ7作目。このシリーズが面白くて「ランティエ」を定期購読するようになったので、連載で読んでしまったが、本も購入。
天文方である旗本の山路との恋の行方は、悲しい結末へ。ただ、両者にとって最悪で無かったのは救い。しかし、Wikiなどで見ると実在した山路の結婚は良く無かったそうなので、可哀想かも知れない。
嫌がらせを受けたとめ吉の犯人は意外な結末。このシリーズで殆ど出てこなかった若旦那と若女将が登場し、何故かおやすに別々に相談。今まであまり出てこないのが不思議に思う。
料理はおやすが嫌っていた獣にチャレンジ。おやすはまだまだ頼りないが、新たな試みで益々料理の腕がレベルアップして行く。
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父親の借金の方に売られたやす。
二十歳になり世間からは嫁に行く年とみられる。
煮売り屋で知り合った天文方の嫡男一郎。
二人はいつしか気の合う友人から未来を見つめる仲に。
やすは「自分の未来」に悩むが、したいこと、幸せに続けられることは?と考えると身分違いで添いあっても双方に傷が残る未来より本来の女料理人としての未来に決める。
かたや一郎も、やすの幸せを考え抜き、自分の欲した未来を封印する。
紅屋に続く事件の真相がわかる。
料理人として、苦手なももんじの料理に一歩踏みだす。
幼馴染の初めての子に、指南書を勉強し、離乳食を考案。
新しい起点となるシリーズ第7巻!
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品川の旅籠、紅屋(くれないや)のお勝手で働くおやすの物語第7弾。
安政四年。おやすは十七歳。
見違えるように娘らしくなったと色々な人に言われ、料理人としても認められつつある。
そしてなぜか、色々な人が、「聞かなければよかった」と思うようなことをおやすに話すのである。
大人から言われたことを一生懸命にこなしていればよかった少女時代は終わってしまった。
先輩の台所女中さんがいなくなり、人員補充があるが、年上の「部下」を持って、やすは悩むこととなる。
そして、大きな岐路。
山路一郎は、本当におやすのことを考えていてくれた人だった。
こうやって、「分かり合って」別れた人とは、もしかしたら生涯、良い友達になれるのかもしれない。
胸を痛める事もあったけれど、新しい挑戦もあった。
やはりおやすは料理人魂の塊なのかもしれない。
あんなに尻込みしていたももんじ料理だが、身近に実際に食べた人がいるという女中のおさきが、自分も料理してみたけれどうまく行かなかったと聞き、どんなふうに料理したのかと興味津々になってしまう。
そして、政一の話はいちいち深い。
人を使う心得についてもそうだが、料理はリレーだということ。
ももんじなら、獣を仕留める、あるいは飼育する人、それを捌いて血抜きをして、食材という形にしてくれる人がいるからこそ、料理人は腕をふるうことができる。
魚も、漁をしてくれる人がいるから。
野菜も米も、育ててくれる人がいるからこそ。
花板だあなんだって言って、偉そうにしているのは思い上がりである。
本当にいいこと言うなあ。
そして、災害続きから嫌がらせ事件と、ここのところの嫌なことに一段落ついたかのように、希望が見えた幕切で良かった。
運命の意地悪にも腐らず、前に進む人たちが何人も登場した。
どんな時でも、人から学ぼうと心がけるおやすだからこそ、明日が希望に溢れているのだろう。
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・江戸時代✕料理✕少女の成長の物語
・料理を突き詰めたい思い
・お武家様との淡いやり取りと別れ
...うーーーーん。お澪坊がちらついてならない
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202301/紅屋の人達や立場など恵まれた舞台で都合よい展開もあるけど、前向きにがんばろうと思える暖かい良シリーズ。
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同時に叶わぬ願いならば、後悔のないほうを。
あんちゃんはやっぱり料理の道に進むのね。
この先の成長も楽しみ。
一郎さんが…自分勝手な人じゃなくて…同時じゃなくてもいつかは?と期待してしまう。
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考えて新たな料理を作り美味しいと喜ばれるあんちゃん。料理人への道を進む。明日を目指したあんちゃんの次作楽しみ。
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すっかり料理人として紅屋で働くお安。
小僧のとめ吉が酷い目に遭わされた理由も分かってきた。そこには若奥様の切ない理由があった。
お安自身も切ない恋の終わりがあり、気持ちも沈みがちになる。
料理人として生きていくことを決意したお安は、肉料理にもら挑戦していく。
お安の生き方を夢だという人もいて、この先も料理することを希望として生きていくのだろう。