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年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活 みんなのレビュー

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みんなのレビュー52件

みんなの評価2.9

評価内訳

51 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

平均年収443万円の日本社会。

2022/12/05 08:22

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

新型コロナウイルスが広がってから、色々な社会問題が目に付く様になった。
と、思っている時に書店でこの本が目に入り購入しました。
題名の「年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活」は、厳しい現実ですね。

筆者は、2021年の国の調査に基づき話しに入って行く。
国税庁の「民間給与実態統計調査」では、給与所得者の平均年収が443万円。
平均年齢は46.9歳で、ちょうど就職氷河期世代と重なると指摘。
正社員の平均年収は508万円で、正社員以外の平均年収は198万円になり。
就職氷河期世代を中心に非正規雇用が進み、「中間層」の崩壊が起こっていると指摘。
第1部では、平均年収世代の方々の取材を。
第2部では、平均年収以下の方々の取材を。
それぞれ一人称で、本人の語り口を出来るだけ再現。
第3部では、就職氷河期世代の当事者の筆者が。
非正規雇用を経験して、同世代を追って20年かけての取材で分かった。
現状と問題点を含めた全体像を、丁寧に解説して雇用問題の悪化を懸念。

さて、「平均年収でも、生活が崩れて行く」と言う現実の社会構成。
「経済対策」や「雇用対策」を先送りにして行く、この国の政策の問題。
「コロナショック」と「失われた30年」が引き起こす、この国の未来は明るいのでしょうか??。
色々考えさせられる一冊でした。

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紙の本

放置した期間が長いので、長期での取り組みを打ち出さないと

2022/12/07 18:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、就職氷河期に社会に出て、就職活動で苦しみ、経営の厳しい新聞社の経済記者となり、取材で企業が正規社員を減らし、非正規を増やすことで利益を出すことを公言する企業に違和感を覚え、中間層が崩壊している問題を追い続けていた方がまとめたものである。
目次を見ると、
  はじめに
  第1部 平均年収でもつらいよ
  第2部 平均年収以下はもっとつらいよ
  第3部 この30年、日本社会に何が起きたのか?
  おわりに      となる。
 本書の題名が「年収443万円」だが、国税庁が発表する「民間給与実態統計調査」で、2021年の給与所得者の平均年収をそのまま取り上げている。平均年齢は46.9歳なので、若い人の給与ではないことは明らかであろう。正社員は500万円を超え、非正規社員は200万円を切っている。
 国際競争が厳しく、資本主義社会である限り当然という見方があるかもしれないが、この30年余り、日本経済は成長せず、アベノミクスの成果と言えば、横ばいで食い止めたというところでよしとするのでいいのだろうか。やはり、違うと言わざるを得ない。この30年で、世界経済は一定の発展がみられ、所得も上昇しているので、差がつけられてばかり。
 第1部で取り上げられた例を見ると、共働きで世帯年収1,000万円でも厳しい。過去、企業の福利厚生がそれなりの水準であり、預金利息も多かったので、比較すれば経済的に厳しくなっている。
 第2部で、さらに低所得層に焦点を当てて具体例を取り上げている。現実に詳しい方は別として、多くの方が共通認識を持つには必要な取り上げ方であろう。特に、高度成長期を過ごした高齢者から見れば、現実が認識しづらいかもしれないので、読み込んでほしい。
 第3部で、著者の原体験、丹羽宇一郎さんの中間層が崩壊すれば、日本は沈没するという危機感と危機感のない日本政府や大企業、格差を拡大していることへの鈍感さがある。結婚する人が減り、子どもを産むことができない状況が続き、人口減が本格な状況になっている。就職氷河期の世代も50代に近づき、高齢になっても無年金か低年金、生活保護に流れ込むのは必定と言われている。遅きに失したが、付加価値の高いものづくりや収入を増やすことが重要という。GDPの半分以上を占める個人消費を伸ばさないと経済復活がないことが事実であろう。ぜひ、一読されたい。

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紙の本

この現実はいつまでか。

2023/02/21 17:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジャスミン茶 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本衰退論が巷で流行っている。僕はまだ学生であるのでこういった論調には好感を持てないし、信じたくもない。しかしこの本によってこうした状況に現実味が増してくる。これまで経済政策で政府に頼ってきた面があったが、この先はアナキズム的な個人個人の相互扶助関係が重視される時代になるかもしれないと思った。

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2022/11/20 19:08

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2022/11/28 00:17

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2023/07/18 17:28

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2023/07/08 10:04

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2023/01/05 00:15

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2022/12/29 12:57

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2022/12/31 18:39

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2023/01/03 23:43

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2023/01/23 08:09

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2023/01/11 16:07

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2023/01/18 07:00

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