紙の本
漢方養生
2023/02/15 01:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
漢方養生についてがわかりやすく説明されています。無理せずのんびり取り組むのがいいんでしょうね、元気になるかな。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamu - この投稿者のレビュー一覧を見る
漢方はゆっくりと体に効いてくるので使いやすいですし長く続けることが出来るのもいいなと思いました。健康になりそう。
投稿元:
レビューを見る
読みやすかった!
ただ、だいたいこういう系の本って、
・体冷やすな(夏は冷える食材で冷やせ・冷たいものは飲食NG)
・無理するな(シンプルに、悩みすぎない)
無理する→心も体も固くなる→ポキっと折れる
って書いてある。本書も同じ…
何度かこういう本を読んだことある人は、知ってることばかりかもしれない。初心者向けの本!
p.65 東洋医学と漢方の違い
漢方は蘭方と区別した日本の医学
p.81 自然の流れに逆らわない(天人合一)
動けない人はしっかり休む。ゆるくやり過ごす。
p.83 涼茶の効果
漢方茶や生薬が入ったお茶のこと。
著者プロデュース→澄善堂
p.87 心身を強く元気なするには、気血水(エネルギー)の消耗を抑える
いつもより早く寝る、がんばりすぎない、無理しない、暴飲暴食しない、冷たいものを食べてないなどで消耗が抑えられる
足りない気を補うために、白米、山芋、サツマイモの芋類、お肉などや、高麗、人参茶、西洋、人参茶などを飲む。腹式呼吸でも気を補うことができる。
気滞には、体を動かすのが1番
血不足には、黒い食べ物を。
夏目ちゃ、黒豆、茶、くわの実ちゃんを飲んだり、黒キクラゲ、黒豆、黒ゴマ、にんじん、ぶどう、さくらんぼ、レバーなど、赤いもしくは黒い食べ物を取り入れる。
瘀血(血が滞っている時)
運動不足、飲食店、タバコ、お酒などの不摂生によってなりやすい→生理痛、関節痛、目の下のクマ、展示、肌にツヤがなくなるなど不調が現れる
改善策としては、体を動かすことが大事
冷たいもの、乳製品を控えて、体を冷やさないように温めることもオススメ
津液不足
口や喉、鼻が乾燥しやすい、肌が垂れる、便秘などにつながる
改善策としては、こまめな水分補給。もしくは、梨、レンコン、豆腐、白、キクラゲなどの白いものを食べることによって補うことができる
水滞
湿が体内に溜まると、鼻炎、喘息、痰、関節炎、浮腫等につながる
改善策としては、汗をかくこと
身体を冷やす食べ物リスト
冷たい水、火を通さない食べ物全般、小麦、大麦、そば、はとむぎ、緑豆、もやし、豆腐、セロリ、ほうれん草、たけのこ、大根、レンコン、冬瓜、きゅうり、ズッキーニ、ゴーヤ、トマト、ナス、マッシュルーム、バナナ、柿、みかん、グレープフルーツ、オレンジ、梨、日は、キウイ、スイカ、カニ、貝類、昆布など
体を温める、食べ物リスト
もち米、玉ねぎ、ニラ、ニンニク、ネギ、生姜、かぼちゃ、百点さくらんぼ、ライチ、桜、ココナッツ、くるみって夏目、栗、待つのみ、羊肉、鶏肉、なまこ、エビ、うなぎ、黒糖、酒、お酢、山椒、八角、胡椒など
体を温めず、冷やさずの食べ物リスト
常温の水、白米、とうもろこし、あずき、そら豆、大豆、黒豆、えんどう豆、白菜、レタス、人参、里芋、さつまいも、じゃがいも、山芋、黒、キクラゲ、しいたけ、白、キクラゲ、梅、レモン、ぶどう、銀杏、蓮の実、ピーナッツ、ひまわりの種、かぼちゃの種、豚肉、牛肉、鴨、肉、イカ、貝柱、柿、卵、うずら、卵、砂糖、氷砂糖、蜂蜜など
焼きみかん、焼きバナナ、焼き柿、蒸し梨、蒸しりんごは良い!
薬膳スープを取り入れるならお味噌汁がおすすめ
お勧めの具材
春夏 あさり、ナス、人参、白菜、キャベツ、豆腐、山芋、もやし、ほうれん草、トマトなど
秋冬 じゃがいも、玉ねぎ、ネギ、さつまいも、鯖、かぼちゃ、キノコ、大根、レンコン、卵など
冷え性の人 玉ねぎ、生姜、ネギ、サバ、鮭、お肉類、きのこ類、にら等
胃腸が弱い人 山芋、さつまいも、じゃがいも、かぼちゃ、きのこ類、お肉類、キャベツ、サバ、鮭など
精神不安定の人 玉ねぎ、ネギ、卵、サバ、鮭、はすのみ、ゆりね、にんじん、じゃがいもなど
疲れた時、お腹を休ませる!
腹7分目でこまめに食べる
23時までに寝る
春は「発散」と「デトックス」の季節
冬の間に、体の中に挟まった悪いもの(老廃物)を発散させて、デトックスする季節
音属性、発散作用がある食べ物を食べることがオススメ。例えば、鶏肉、生姜、ニンニク、生の大根、玉ねぎ、セロリ、ニラなど
夏バテに効くのは「赤色」の食べ物
例えば、トマト、ナツメ、さくらんぼ、スイカ、小豆など
乾燥する。秋には、潤いを保つ「白い食材」を
月餅、ピーナッツ餡のお団子、ごま餡のお団子お団子
白い食べ物、例えば、白、キクラゲ、梨、白ゴマ、蜂蜜、豆腐、山芋など
冬の食事は、人を養う「黒い食べ物」がオススメ
鶏肉、エビ、黒ゴマのお団子
牛肉、羊肉、さつまいも、ピーナッツ、黒豆、桑の実、黒米、栗、シナモン
湿気の強い日は、砂糖を控える
過剰な感情は、体を痛める
雑念は、過去のことを思い出す、将来のことを心配する、周りのことを気にしすぎるから起こる
投稿元:
レビューを見る
東洋医学の本は何冊か読んだけど、この本は本当に読みやすくて面白かった!
「病気になったらどうしよう」という気持ちがすごく大きいので、そうではなく「病気にならないためにどうしよう」という気持ちの転換はとても大事だと思った。
内容もすごく入り込みやすく、平易な文章のおかげで難しい内容はな、噛み砕いて分かりやすい言い回しや例えでサクサク読み進められた。
少しだけ五行説や陰陽論の語句を知っているくらいでも十分に読み応えがあり、ビギナーへの導入編として成功している本だと思う。
YouTubeもされているとのことなので、ぜひ見てみようと思う。
まずは、不調に繋がる生活から差し引きたいもの
・夜更かし
・早食いや暴飲暴食、満腹
・冷たい飲食物
・生ものや乳製品、加工食品
・頑張りすぎ、無理しすぎ(過労)
・床に座ったり寝たりするくせ
・目の酷使
に気をつけようと思う。
個人的には、湿気が万病の元であること、胃腸を弱らせるので、
それを防ぐために、水分を吸う砂糖の接種、湿気を体内に作る乳製品、床にすわるのはNGというところは初めて学んだ部分なので、気をつけようと思う。
変える順番は「情緒」→「体調」というところも、自分を振り返るのにいいヒントになった。
投稿元:
レビューを見る
(2024/04/29 1h)
ロン毛メガネさんのYouTube は普段から見ていて、改めて文章から漢方のことが知りたくて手に取った。
ライトな文体と内容で読みやすい。
求めていたものとは少し違って、漢方の知識はあまり得られず。
自己啓発的な内容、暮らしの心構えが中心。
最後は老子荘子孟子ら中国古典の名言を載せるなど、扱う内容にブレがある。載せるのは良いけど漢方を冠する本としては取り上げすぎかな…。
ロン毛メガネさんに好意的な姿勢を持って読んだから抵抗感はなかったけど、漢方や薬膳について知りたい!と思って読むと方向性のバラツキにウ~ンとなるかも。
「鬼メンタル」の定義や、東方医学から見た感情については日々の緊張を緩めるのに良い考え方。好きな項目です。
名言は1,2 程度で留めて、合間に載ってるような薬膳のレシピや効能についての項目をもう少し中身を膨らませて掲載してほしかった。