紙の本
待たれた続編と時
2023/02/20 06:21
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投稿者:Shin - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻を読んでいて、やっと、エディスの続編の実感と、ポーの成り立ちにまで迫っているのだなとの感がしました。モーさまの本気度が伺えます。また、時の悠久に思いを巡らしていた当時を懐かしく思うとともに、時の不思議さにさらなる疑問が沸いてきました。
紙の本
いろいろ心配
2023/11/16 18:39
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
アラン復活 本当に良かった…!
だけど割れた壺の事、その中身がアランに…ここは不安しかない。
大老ポーの過去と一族の成り立ち
悠久の時を生きてきた彼、そしてアルゴスの存在。
アルゴスは今後何かしでかしそう。
ブランカが育てていた子供が…
子供は消えてしまう?
ならメリーベルはいったい?
フォンテーンへの執着が失せたようなクロエの態度、彼女に何があったのか。
カミラを突き飛ばしたライナーのエゴには寒気を覚えた。
自分がかわいいだけのエゴは醜い…
所々絵柄がちょっと…そのため星ひとつ減らしました。
紙の本
現代のお話
2023/06/02 00:59
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投稿者:mimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代設定が現代なので、スマホが出てきます。彼らも時代に合わせて適応していくんですね。今回はエドガーがアランを復活させようとするお話です。キングポーの過去が明らかになっていきます。実は4000年くらい生きてたんですね。
電子書籍
あっさり
2023/02/19 12:57
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
意外とあっさりアラン復活。
キングポーやハンナが一族の始祖になるまでも描かれる。
キングポーの名前も判明。
当たり前だけどポーに歴史あり。地中海の島とヴァンパイアのイメージが結びつかないw
ブランカはどこから子供攫ってくるんだろう…
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おお、とうとうアランの運命が描かれるのか!四十年ぶりのまさかの再開から、待ちに待った展開が始まる。期待に胸は高鳴るばかり、だったのだが。
うーんうーん。このモヤモヤはなんだろう。アランの再生をめぐって、物語は激しくめまぐるしく動く。その上、ポーの一族の始まりまで明かされて、キングポーや老ハンナの人間だった頃も登場する。(再び)うーん。これをわたしは読みたかっただろうか。知りたくないとまでは言えないけれど、知らなくても良かったような、いややっぱり知らないほうが良かったような。ポーの秘密はオボロにかすんだ向こうにあって、だからこそ惹きつけられてやまない不思議な力を放っていたと思うのだ。言うまでもなく、わたしにとっては、であるけれど。
ポーを再び読めると知った時は本当に嬉しかった。十代の頃熱狂した作品の続きが読める幸せなんて、そうそうあるものではない。その気持ちは今も変わらない。次作を待ち望んでもいる。新しい物語が完結した時には全然違うことを言ってるかもしれない。それでも今は戸惑いのほうが大きいのよ。オールドファンのみなさん、いかがでしたか。
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ポーの一族に、星3つなんて不敬だとは思います。しかし、ポーの一族に求めているものは、表には現れない人々の、心がざわめく、不思議で、少し怖い物語であって、歴史叙事詩じゃないと思うんですよね。舞台装置と、登場人物のサイズが合っていないというか、舞台が大きるように思います。
第2部で、ポーの一族の由来や、村の成り立ち、ポーの世界を解き明かして行っているのですが、それによって、朧げにしかわからないものの不気味さや、魅力が薄れているように思われます。
あと、アラン顔違う。
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ポーの一族が再開してから一通りの説明が終わって、次巻から新たな不思議な物語が始まるのだろうか。青のパンドラのお話が。
いつも落ち着き払って大人びたエドガーが(実際にはかなりの年齢を重ねているから当然だけど)この巻では、妙に子供っぽく見える。
『エデイス』で消えてしまっていた二人だけれど、きっとどこかで復活しているに違いないと信じ続けて数十年(?)
戻ってきてくれて本当に嬉しい。だから内容的にはいろいろあるけど、とにかく嬉しいから⭐️四つ。
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ついに、ポーの一族の起源が……!!
キング・ポーは、ギリシャ人だったんだな。
これを描こうとしたのは、いったいどういう心境だったんだろう?
この後、どんな秘密が語られるのか? それとも、新たな展開か?
あんまりSFにはしてほしくないけど……
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☆ の数を決めるのが、とても難しかった。
購入してから、何度も読み返してる。
次回作を首を長くして待ってます。
アランが。。。!
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・なんとアランが……! という、驚きというか嬉しさというか。
・「春の夢」「ユニコーン」「秘密の花園」に続いて「青のパンドラ」。
「秘密の花園」では絵がどうかと思ったが、本作ではまあ気になるっちゃ気になるけどそこまでの気になりではなくなった。
読む側が慣れたのか、描く側がデジタルに慣れたのか、は知らないが。
・大老(キング)ポーがここまで描かれるのは初めてのはず。
かすみの向こうに朧気に描かれていたからこその神秘性が、かなり暴かれ、神秘度が下がる……。
うーん、気になるところはいろいろあるが、でもそれでも、こういう話があってもいいじゃないとは思う。
・「シャイニング」に対する「ドクター・スリープ」は、賛否両論あれど、あってよいものだったし。
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帯で「新世紀ポーの一族」という言い方を始めている。
2016年に突如始まった「ポーの一族」の物語は、ここに来て佳境を迎えている。「春の夢」において、大老ポーの再登場とファルカとブランカが登場し、「ユニコーン」においてバリーが登場、「秘密の花園」でアーサー氏とのいきさつが述べられた。そしてその人物たちが、ほぼ一堂に会したこの一巻である。アルゴスという大老ポーより長く生きている人物さえ、登場した。その他の脇役も、サルバトーレ・シルバー・クロエなど、一挙に登場して、遂に大老(キング)ポーが、その一族の始まりの物語を語り始める。
総ては、エディス家での火事で死にかけているアラン(エドガーの相棒)を助けるために。
私は、ポーの一族のことを「何かわけのわからない妖しい美少年たちが、美しさを保ったままに、ある悲しみを抱えたまま、時代を彷徨う」耽美な世界とは一欠片も思っていない。其処には「死なければならない人類」に対比して「永遠を薄氷を踏みながら彷徨う人類」との対比があり、人間は「誰とともに生きるのか」或いは「人間とは何か」という問いかけがあったと見ている。20世紀ポーの一族は、普通の人類から見たポーの一族の物語であり、新世紀ポーの一族は、ポーの一族から見たポーの一族の話なのかもしれない。
今回、バージョンアップしながら、その根元に進もうとしているのではないか?
「こんなの見たかったポーの一族じゃない」という方々は、40年間何か幻を見ていたのではないか?
4000年以上生きていたにしては、2000年間生きていたにしては、あまりにも一族たちが愚かで人間臭いという違和感は、私も少しやりすぎだと思う。しかし、思い出して欲しい。ギリシャ神話からこの方、神はあまりにも愚かで人間ぽかった。人間の語る物語は、結局のところ、ギリシャ神話になり、シェイクスピアになり、古事記になるのである。
まだ、「青のパンドラ」とは何か?
なぜエドガーのみが例外だったのか?
という最大の謎は、明らかになっていない。
次は来年の今ごろだろうか。
首を長くして推移を見守りたい。
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アランが消失してから何十年…読者も待っていた甲斐がありました。今まではよく分からない神秘的なおじいちゃんだったキングポーの過去等、ポーの一族の世界観がぐっと具体的になって大満足です。
バンパネラ同士で繁殖できたっけ?という冒頭の違和感からつながるファルカの”子どもが好き”という設定…なんて残酷なんだ…
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人間世界に時折現れる耽美で幻想的なポーの一族は過去の伝説となり、これからは人間味のあるポーの一族自身の歴史が紡がれていくのですね。
ポーの一族の始まりの物語は興味深いな。
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「ユニコーン」編からの直接の続編となる2016年、アランを復活させようとするエドガー。そして、そのすべを知るというバリー。彼はポーの一族から忌み嫌われている。そして大老ポーが現れ…
大老ポーが語る己の出自と一族の由来。パンドラの壺、炎の剣なども登場し、目が離せない展開となってきたぞ。
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最初のシリーズを読んだ20世紀末には、21世紀前半にこういう展開が待っていようとは思いもよりませんでした。あの火事の後のエドガー、アラン、そして何と言っても大老ポーの過去=ポーのエピソード0とも言える物語などが読めるとは。
なお、エドガーの手で仲間にしたアランやメリーベルがいずれも脆弱だったことにエドガーは自責していましたが、最新巻の展開を読み「それ、エドガーのせいではないよね」と確信するに至っています。
今後どちらへ向かっていくのかさっぱり予測もつかない物語。単行本派なので、また続巻を首を長くして待つ日々が始まるのでした。