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アンソロジーは、はじめましての作家さんの作品も読めて良い。
今作では津村記久子さんの「おかきの袋の仕事」、有川ひろさんの「ファイターパイロットの君」がおもしろかった。
津村記久子さんの本は前から気になっていた作品があって、近いうちに手にしたいと思う。
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女性を主人公に仕事をテーマにしたアンソロジー。最後の三宅さんの解説で、タイトルとアンソロジーの意図を知りました。幅広い年代層の女性が読んで楽しめるもでは、と思いました。
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様々な職種で働く女性をテーマにしたアンソロジー。
有川ひろさんのは既読。(面白かった!)
それぞれが何かしらうまくいかないものを抱えながら、それでも働く姿に少し共感。
もう少しハッピーな内容のものがたくさん読みたかったかな。
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面白かった。山本文緒さんと田辺聖子さん、綿矢りささん、恩田陸さんの前半4篇が好みだった。綿矢りささんは大好きなので他の作者の本も読みたくなった。アンソロジーは自分じゃ選ばない方の文章を読めるのがメリットだと思った。
・女は同調意識が発達しているんです。不幸も、周りの人たちがほとんど不幸だったら、大体受け入れられます。逆に周りが不幸で自分が飛び抜けて幸福なら、きまりが悪くなって幸福の質を落としてしまうくらい、周りをうかがう性質なのです。女は一生、自分にとっての本当の幸福なんか分からずに生きていく生き物です。
・宇宙人に、人間についての偏見を叩き込むのは、なんて楽しい作業だろう。
・「みーんな何かの『帰り』なのね、変なの」
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解説込みで読むと、この短編小説がこの順番で編集された意図がよくわかる。
私は、最後の「ファイターパイロットの君」が清々しくて好きだが、「社畜」も「茶色の小壜」も民間企業あるあるですごくよくわかる。
面白かった。
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仕事をする女性をテーマに7人の女性作家さんの短編アンソロジー。職場での女性を取り巻く環境や人間関係、そしてそれぞれの主人公の仕事に対する姿勢が見られて面白かった。特に気に入ったのは津村記久子「おかきの袋のしごと」と有川ひろ「ファアターパイロットの君」だ。おかきを製造販売する会社で個別包装のおかきの袋裏にちょっとした豆知識などの文言を作る仕事。食べる前に見かけたら必ず読んでしまうだろうけど考える方の苦労が伺える。「ファアター‥」は相変わらず甘々だが、ニタニタしながらも格好よろしいやんと称えたい。
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女性のお仕事小説アンソロジー。
私は「お仕事」というキーワードにマイナスイメージないけど編者の三宅さんは苦労されたのかな。
色々な視点があって面白いです。
時代によっても女性の立場が異なるというのがよくわかる一冊だと思います。
怖い話、ちょっとホロリとする話、元気をもらえる話などみんな違って、それも面白い視点だと思いました。
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【収録作品】「社畜」山本文緒/「美女山盛」田辺聖子/「こたつのUFO」綿矢りさ/「茶色の小壜」恩田陸/「神様男」桐野夏生/「おかきの袋のしごと」津村記久子/「ファイターパイロットの君」有川ひろ
コンセプトは、「女性主人公を中心とした、日本のお仕事小説」とか。
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錚々たる女流作家たちによる、労働女子短編集。
括りは女性、仕事というキーワードだけなので、書籍としてまとまりがあるわけではない。
だが、同じ題材でよくもこれだけ皆が違うことを書くよなというバリエーションの豊富さに驚く。
そして、やはり、好きな作家は何人かいるなと再認識。
一番面白かったのは、やはり有川浩。
隙間時間に、好きなところを読める短編集だった。
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女子のお仕事物語って仕事も恋愛も全力!みたいのが多いけど、ここにある作品は淡々と毎日をこなしたり、悩んだり、もっと近い感覚があってよかった。
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タイトルと表紙からなんとなく「働く女性の金曜日(贅沢なひとり時間)」みたいなのを想像し、ろくにあらすじや中身を見ないでいわゆるジャケ買い。
結果、想像していたのと違ったことも相まって、個人的にはそれほど楽しめませんでした。
タイトルの「金曜日」が何を表しているのか、よく分かりませんでした……
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有川さんの作品が入ってるので読んだ。「クジラの彼」収録作品で、12年前に読んでるがいいね。この頃のような作品はもう書かないのかしら。あと、津村記久子さんのおしごとの話、知ってる気がしたら6年前にNHKで真野恵里菜主演のドラマになってた。見たわ。その中でもこれはいい話やった
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有川ひろさん他6人の女性作家の、働く女性のアンソロジー。
有川さんの女性パイロットの話しが良いねぇ〜。
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有川浩、恩田陸、桐野夏生、田辺聖子、津村記久子、山本文緒、綿矢りさ、という顔ぶれが綴る、さまざまな金曜日の物語。
いろんな人たちの、いろんな金曜日を覗き見るようで、楽しい一冊。
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結構前の作品が集めれらたアンソロジー。懐かしいと思えるものも。女性が「働く」をテーマに集められていて、描き下ろしはなし。テーマを決めて短編を集める。私もやってみたいなぁとちょっと思ってしまいました。
2023/7/5読了