紙の本
弁理士を主人公として
2023/02/19 16:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し難しい内容を含んでいるが、面白い小説だ。特許権や商標権など知的財産の専門家・弁理士を主人公にしている。知的財産権について詳しくないが、その権利の必要性や重要性が、物語の展開の中で理解しやすくなる。シリーズ化されると、知的財産権の理解が深まる。
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特許に係る係争をテーマとした小説。裁判ものとはまた違って、特許ならではの闘いがあって面白い。今作ではVTuberがその動きを記録するためのシステムに関する特許が争われます。
実際のところは難しい法律などがあるのかと思いますが、解説によるとそういった難しいところは削られて、エンタメ仕様になっているようです。よくできた小説です。
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難しい!面白い!難しい!やっぱり面白い!
これが素直な感想。リーガルミステリが好きだと一度は特許権が題材になっている話を読んだり、映画やドラマで見たりするけど、この本は本気の領域でした。
続編も読みたいと面白います!
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著者が大学の先輩ということで購入、面白かった。
弁理士の職業は全く知らなかったが、とても読みやすくテンポの良い物語でよかった。
導入部の文章が少しまどろっこしくて、スッと入ってこなかった。
相棒の弁護士が主人公よりもキャラ立ちしてみえたのが惜しく感じた。
次作も読もうと思う。
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さすが「このミステリーがすごい!」大賞作品!面白くて一気に読んじゃいました。弁理士?特許?普段馴染みのない言葉だけど設定が面白くてキャラクターも魅力的でした!
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弁理士って知的財産に特化した法律家だよね、程度の認識でしたが、主人公の大鳳未来は何かアグレッシブな正義の味方の悪徳弁理士風。
始めはVTuberの何が特許侵害?と話の筋が上手く掴めなくて戸惑いましたが、なるほど特許ってこうした世界でも睨みが効くのね、と勉強した気分。
敵役にもうちょっと知財のプロがいないのか?とか、かき回しただけでその後消息不明の薄雲鷹介を絞めてやりたい、とか、結構のめり込んで突っ込みを入れながら楽しく読みました。
天野川トリィが仮想現実じゃなくてもスーパー過ぎなのと、容赦なさそうなキャラクターで活躍を今か今かと楽しみにしていた事務所のパートナー、桃愁林弁護士が現場に登場しなかったことの二つが、個人的にはちょっと惜しい。
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面白いのと読みやすいのとで一気に読んだ。助っ人が都合よくどんどん出てくるのは、ちょっと安易な感じがするが、スピード感があって、ぐいぐい引き込まれる。
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このミスが久しぶりに読みたくなったので。
特許&弁理士はなかなか本ではお目にかからないなぁ。解決の仕方が独特で、勧善懲悪ゥ!被害者には一片の非もありません!と言うわけではないのもまた面白い。むしろクロ。どう言う事情であれ法的にはクロな状況どうする?しかも穏やかに解決するのは。と言うなかなかなミッションは面白いと思う。主人公も破天荒タイプで鋼メンタルで、とっつきにくい特許の世界をブルドーザーの如く整地していくのは読んでいて悪い気はしない。ただ読んでると説明や言い回しがもう少し欲しいとこもあり、全体的に軽い仕上がりになってる気がする。
どうしてこの道進んだのかとか、パートナーとの出会いとか、その辺はシリーズ化できたらやるんだろうな。
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星4.4
このミス作品は当たり外れ(自分に合っているか否か)があるのですが、今回は当たりでした。
※「元彼の〜」より好きです。
評価を5つ星にしてもよかったけど、
きっと好き嫌いがあるだろうなということで、
少し日和って4つです。
スピード感について来れて、
正攻法でなく絡めて手もありという人は
是非読んでください
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知財や弁理士の仕事は普通の人にはとっつきにくいため、知財の重要性を認識するためミステリーにしたのは作者の慧眼だと思う。
ただ、違法スレスレの手口や主人公たちの行き過ぎた行動主義は、弁理士の仕事に誤った先入観を与えるおそれがある。また、黒幕も途中で予想できる点で読後の爽快感はあまり感じられなかった。そのため、3評価とした。
次回作での挽回を期待したい。
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大賞作とのこと、期待が大きすぎるかな。読みやすいし、スピード感はある。パートナーとの連携がもう少しあればいいのに。私がYoutubeを見ないので、余計に心が寄せられていかないのか、でも
Vtuberを知れたし、仕組みをしれて知識が増えた。
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ものすごく読みやすかったです。
なんだかマンガのノベライズみたいな感じでした。
特許モノとVTuberとの組み合わせ、という以外に特記するものもないようです。
期待しすぎたのかな。
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解説にある通り、面白いけど難しい!?がしっくり来ます。
作者の南原さんは主人公と同じ弁理士さんという事で、専門的な話も納得。
登場人物、特に主要キャラは個性的で認識し易く、サスペンスドラマを見ている感じで一気読み!
法的な内容は人を選ぶかもしれませんが、個人的には新たな分野に新鮮な印象でした。
最終章読んでいる最中、クライマックスは異なる展開を予想してましたが、フェスの結果が気になる!!
シリーズ化されてるので、続編も追いたいと思います。
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弁理士という仕事のことも特許についともよくしらなかったので、難しいと感じてしまいました。V Tuver のことにも疎いのでますます大変でした。 でもテンポが良くて、大鳳未来というキャラクターのインパクトが強かったので楽しめました。 頭の回転が速く気の強い仕事のできる女性
。人気が出るヒロイン像ですよね、
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このミス大賞とのことで手に取ってみました。
冒頭、三重県多気町から始まるんですね。そうか、シャープの工場は元テレビ工場だったのか…。いち早くマスク工場になったと思ったけど、元々あった工場の生産品を変えたんですね。ナルホド。
今一つVチューバーという存在がよくわからなくて… 2次元や3次元のアバターを使った配信者ってことなのかな、と読み終わってもこの程度の知識ですが、面白く読みました。リアルと大差ないアバターってアバターの意味あるんだろうか。まぁ個人の考えなんでしょうが。特許問題に関しては特許が使用されていると立証できればそれで良いんですね。なるほど。
個人が買った資材を使って作った製品が、自分たちの特許技術が使われているから制作を変えろってのは不思議に思いました。パン屋さんがオーブンを買って商品を作って売りました。そうしたらこの焼き色が出るのはうちの技術のオーブンだけだからもうこのオーブンでパンを焼くな、という警告が来た、みたいな感じですかね?でもそれってオーブンを作ったり売った方を取り締まるべきであって、オーブンを買って使用したエンドユーザーもダメな訳?と首を傾げました。特許問題って難しいんだな…
初稿はさらに法律用語や専門知識全開だったみたいですが、改稿されたとのことでかなり読みやすく、サクサク読み終えました。あと、新田アナスタシアにニヤリってなりました(笑)