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紙の本
良書なのだが・・・
2023/11/20 12:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:.ばっは - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハイドンは重要な作曲家と認識はされていると思うのだが
聴衆にウケない、地味な音楽、聞いてつまらない、等良い話はほとんどない。
だから文献にも恵まれない中で本書は新しい知見に基づく良書である。
ただ「人と作品」というのに作品についての記述が不足しているので
★ひとつ減。膨大な作品を全て載せろとまでは言わないので
ネットを活用するとか工夫の余地はないのか。
せめて旧シリーズのようにホーボーケンの作品群位は列記して欲しい。
(まぁホーボーケン番号自体、既に古いのかもしれないが)
私はハイドン好きなので否定的な事を言う者は良さの判らない
愚か者というより無教養でかわいそうな人だと思う事にしている。
Hob.: ジャンル(Oxford刊D.W.Jonesの著書より)
I: 交響曲 Ia: 序曲
II: 4声以上の嬉遊曲
III:弦楽四重奏曲
IV: 三重奏曲
V: 弦楽三重奏曲
VI: VnVa二重奏曲
VII: いろいろな楽器の協奏曲
VIII: 行進曲
IX: 舞曲
X: バリトンと他の楽器のための作品
XI: バリトン三重奏曲
XII: バリトン二重奏曲
XIII: バリトンのための協奏曲
XIV: クラヴィーアと2,3の楽器のための嬉遊曲
XV: クラヴィーア三重奏曲
XVI: クラヴィーアソナタ
XVII: 様々なクラヴィーア作品
XVIIa: クラヴィーア連弾曲
XVIII: クラヴィーアのための協奏曲
XIX: 自動オルガンのための音楽
XX/1: 「十字架上の七つの言葉」への器楽作品
XX/2: 「十字架上の七つの言葉」への声楽作品
XXI: オラトリオ
XXII: ミサ曲
XXIII: 小さな宗教作品
XXIV: 管弦楽伴奏のカンタータ,合唱とアリア
XXV: 2声, 3声, 4声の歌曲
XXVI: クラヴィーア伴奏の歌曲とカンタータ
XXVII: カノン
XXVIII: イタリア語の歌劇
XXIX: ジングシュピール
XXX: Marionetteと他のドイツ語の歌劇
XXXI: 民謡編曲
XXXIIパスティッチョ
紙の本
口直し
2023/07/07 01:19
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投稿者:大樹パパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアニストのアンドラーシュ・シフ氏のレコード解説に「ハイドンは毒のない音楽で、コンサートなどでも遅れてやってくる聴衆のために前菜として演奏する」と認めてありました。確かに的を得たような表現に思わずファンとしても「まさに!」と思う瞬間でした。ハイドンの音楽は、一見(聴か)すると「つまらない」曲に聞こえてくるかもしれませんが、どんな時代の曲の中に混ぜても違和感なく溶け込んでしまう。こんなすごい曲をかけるなんて(本人も自覚はしていないでしょうけど)やっぱりすごいと思います。そんなハイドンの曲に耳を傾けながら(やっぱり邪魔してこない)この本を読んでいると時間を忘れてしまいます。久しぶりに出版されたハイドンの本。特にたった3行だけですが、同時代の、作曲家としては後輩に当たるウィリアム・ハーシェルの記述がありました。ハーシェル側からはハイドンに言及することは多々ありましたが、ハイドン側からハーシェルというのはなかなかあるものではありません。この箇所だけでも、ハーシェルファンとしてはみっけものでした(笑)。
価格、もう少し抑えて欲しいなぁ。ハードカバー的なお値段。
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