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はー続編が何個もでていたし、登場人物がー。
ともあれ毎度ほわっと心がなるゆったり静かそうな店内の雰囲気が伝わってくるのが好き
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多分、誰にとっても後悔はある。過去は変えることは出来ない以上、心のひだに引っかかって取れない棘なのだろう。最後の歴女のお話は、すれ違う人間の様をよく表現したと感心した。
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『コーヒーが冷めないうちに』、第5巻…。読むのはどうしようか、ちょっと迷ったけどやっぱ読んじゃおうと図書館予約して比較的すぐに読めました。読みやすく、あっと言う間に読み切れました。
この作品は4部構成で、
第一話 離婚した両親に会いに行く少年の話
第二話 名前のない子供を抱いた女の話
第三話 結婚を許してやれなかった父親の話
第四話 バレンタインチョコを渡せなかった女の話 となっています。
喫茶店「フニクリフニクラ」のとある席に座り、いくつかの条件をクリアし、また守るべきルールに承諾した場合のみ、“コーヒーが冷めないうち”という短い時間ではあるものの、過去でも未来でも望む時間にいける…というベースは同じです。
第一話の、少年はとってもいい子、いい子過ぎて逆に可哀そうになります。第二話の夫の死後生まれた赤ちゃんの名前を決めてほしいと願う女性の話は、うまく行きすぎかな…と、感じるし…。第三話は、父と娘の話…どんな状況下でもやっぱり親は子どもを思うものだなぁ…感じました。第四話が一番良かったかな、今っぽいな、でも過去に戻ったことで思いを伝えることができてよかったです。私的には、このシリーズ、泣けるほどは感動しないんですよねぇ…そして、あとからどんな話だったか?って聞かれたとしても、あれ??となっちゃう…。読んでいる間は、いいんですけどねぇ(^-^;
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コーヒーが冷めないうちにの第5段。今回は計さんが亡くなってから2年後をメインにした話。今回もメインストーリーは進展なし。
一話目は両親が離婚の話をした時に泣いてしまった子供が離婚することで、両親がそれぞれ幸せになってることを知り、過去に戻って離婚を祝福しようとチャレンジもやはり本人はつらく、泣いてしまう。両親と子供の幸せの方向が異なってしまうと、どうしようもなくなるなと家族とは本当に難しいと感じた。
二話目は子供が生まれる直前に事故死した旦那さんに名付けを頼むために過去に戻る話。奥さんは旦那さんの優しさに気付かず、子供っぽいと感じてたけど、過去に戻ることで、それに気づき、感謝して生きていけるようになる。人に優しくされてることに気づくことも大事なことだと感じた。
三話目は、娘の結婚に反対して駆け落ちされたお父さんの話。娘の好物も知らず、娘の経験も知らずに反対したことを反省。親の役目は帰れる場所を用意しておくこと。本当にそのとおりだと思った。
四話目は親友と恋愛に悩む人の話。思い出は良いことも苦しいこともまとめて思い出。幸せもきっと楽しいこととか、辛いこととか色々あって感じれるものなのかなと感じた。
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自分にとって正解だと思っていた事が他人には全く理解されなかったり変に伝わっていたりする
ちょっと罪悪感とか違和感があっても、その当時は自分を正当化する為に相手の気持ちを無視しがち
でも時間は待ってくれないし、運命は残酷
未来はどうなるか分からないのだからこそ、物事を決めつけて行動を狭めるなんてことはせずに素直に一生懸命生きたいと思える本でした
相手の気持ちがわからなくても、少しでも汲み取ろうとする姿勢も大切にしていきたい
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毎回のことながら大泣きしてしまいました。
過去に戻っても現実は変えられないという切ないルールのもと、それでも時空を超えたいのは後悔してしまったことに折り合いをつけるためなんですね。
どの登場人物もいい人ばかりなので、余計に涙が溢れ出ます。
ただ、1話目の7歳の男の子が現実では考えられないくらいのいい子なこと、2歳になったばかりのミキがよくしゃべれること、など少し違和感はありました。
次作が出たら泣くのがわかっていてもまた予約を入れてしまうんだろうなぁ。
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もう二度と会えないヒトへ時をこえて会いに行く。
設定が固まっているから、あとはネタ次第。
なのでネタの好みとかで評価も変わるのかな。
基本、会いに行く側の贖罪?というか後悔晴らし。
誰しも同じような思いをいくつか抱えているので共感出来たり出来なかったり。
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このシリーズは外出先で読むべきではない、、、。いつも心揺さぶられながら読んでいます。
どの話もぐっと来ますが、個人的には最後の「バレンタインチョコを渡せなかった女の話」が一番でした。お互い直接言えずに心に秘めていたものが拗れに拗れ、どうしてこうも切ない話になるのか、、、。過去にいっても現実は変えられないのに、それでも逢いに行く人、そしてそれを待つ人。ハッピーエンドとはいかないのかもしれないけれど、それでも、と思えるお話だったと思います。
前作までの登場人物たちもそれぞれの話でいい味をだしていて、シリーズ物のよさも感じられました。
続編、楽しみです。
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「コーヒーが冷めないうちに」第五段。「離婚した両親に会いに行く少年の話」たった7歳の子が自分のことより両親の幸せを考えるとは泣けてくる。おじいちゃんがいてよかった。「名前のない子供を抱いた女の話」お父さんは男の子でも女の子でも名前を考えてくれてたんだ。素敵な話だった。「結婚を許してやれなかった父親の話」すれ違った父娘が出会えて初孫ができたという事実は変わらずじいじと呼ばれてよかった。「バレンタインチョコを渡せなかった女の話」思いを伝えられぬまま死ぬのはもっとつらい。振り向いてもらえなくても。
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なんだかんだ言いながらまたこのシリーズ読んでしまう。寅さん的なマンネリ感が心地よくなってきたかも。子供がキーになるのが4話中3話、このパターンには弱い、うっかり電車で読んでて失敗だった。
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現実は変わらないというルールを
受け止めながらも決心をして会いに行く人たち。
どの話も境遇は辛いなと思いますが、
会いに行ったあとはみんなスッキリしていて
素敵な場所だなとおもいます。
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あの時意地さえ張らなければ‥、あの時本心を伝えていれば‥と、激しい後悔を抱えている人々に、その後悔を温かい涙に塗り替えてくれるフニクリフニクラという喫茶店がある。コーヒーが冷めないうちならば 、戻りたい時間に戻って後悔の相手と再会することができる。夢のような話したけれど 読んでいて嫌味な感じはしない。それは、再会出来ても、思ったように言葉がスラスラ出てこないもどかしさがあって真実味を帯びているからだ。特に第四話は、本当に切ない。本当に悔しかっただろう。
自分も生きている間に「ごめんね」や「ありがとう」を伝えるべき人に伝えておこう‥そう思える。
4つの短編のどこから読んでもいいし、前作を読んでいなくても、この喫茶店の特徴や過去に戻るためのルールの説明があるから大丈夫。(第三話目のルールがチョットややこしかったけど‥)
寝る前や、日々のすきま時間に読むのにはうってつけの本。コーヒーの芳醇な香りに包まれるような読後感だ。
「コーヒーがさめないうちに」‥このコンテンツを見つけた作者はこの先もずっとフニクリフニクラでの暖かいストーリーを提供してくれるんだろうな‥。
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「コーヒーが冷めないうちに」シリーズ、第5作目。楽しみにしていました。
フニクリフニクラ、やっぱり不思議な場所。
どの話も涙なしには読めませんが、第一話と第四話は、特にせつなかった。
現実は変わらなくても、会いに行ったことで未来を見て歩いて行ける物語。このシリーズを読むと、今を大切に、後悔しないように生きなきゃな、と当たり前のことを思い出す。
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シリーズ最新作なのかな?
少しマンネリ感が…。
2作目だったかな? え?死ぬの?ってな驚きがなかった。でも毎回いろんなお話を作って楽しませてくれる作者さんに感謝かな。
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シリーズ五作目。
この本を読む人は前作以前の作品を読んだことがある人が多数だと思う。シリーズを通して展開的には人の生死に関わる話が主となっているが、飽きることはなく安定して感動できるお話が多数である。最後の話は当事者としてはより感情移入しやすく、また過去作の人物の登場も相まってよりストーリーに味わいが出ている。次作も待ち遠しい。