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1章だけ読んで、あまり魅力を感じなかったので、あとは見出しでポイントだけ読んでおわりました。
特に身になるような内容はなかったです。というのも本としての方向性がなく、単にコラムの集まりが批判的な姿勢でちりばめられているだけでした。この書き方だと本のハードルがかなりあがっちゃいますね。
著者は良本である「限りある時間の使い方」のオリバー・バークマンです。もしかしたらこの本は、本人なりの挑戦か単なる批判だったのかなぁと思ったりしました。
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感想が非常に難しいビジネス書だなというのが率直な感想です。
訳者あとがきで書いているようにじっくり考えながら詠む自己啓発のビジネス書で、決して世間で名著と評価されるようなビジネス書に共通のわかりやすさはほとんどないです。
そして、その名著たちに批判的な書き方をしているため、読む方にとっては受け入れられないというかもしれません。
私はおそらく、本書にあげられた大ベストセラーの半分も読んたことがないので、本書でいう「無知」故に理解できたものもあるのかもなと思いました。
書かれていることを私が経験したことと当てはめて、確かにそうかもなとか、そうだったなと思うことも多々あり、そういうことに出くわすと面白いのですが、なんのこっちゃ?と思うところは飛ばし読みに近い読み方になってしまい、考えることすら放棄したくなる箇所も。
本書は毒でもあり薬でもあるビジネス書ですが、のめり込み注意だということだけはお伝えいたします。
何を取り入れ、何に頷くかという反面、これは到底容認できない、理解不能という箇所もあるのでそういう感情と折り合いながら読むことをオススメいたします。
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情熱とは、自ら作り出すものであって、見つけるものではない。しっかり取り組めば、どんなものにも情熱は生まれる。
FBIが考え出した革新的な銀行強盗の対処法=銀行強盗に対して笑顔で対応する。強盗は恐怖を感じるはず。人間関係を構築されそうになると感じる。
自分の力量を過大に評価する自信過剰な人ほど生き残れる。
根本的な帰属の誤り=性格の重点を置きすぎて、環境に注意を払わない。自分の比較をするのに、都合の悪い相手(自分よりできる人の集団)で比べてしまう傾向がある。
人は恩恵を受けるよりも恩恵を施すことで相手を好きになる。ベンフランクリン効果。認知的不協和を嫌うから。
2分ルール=2分以内でできると思うことは直ちに実行する。2分なら仕事を忘れない。
やる気は行動の後についてくる。
抵抗心はよい道しるべ=抵抗が芽生えるということは重要なこと、と認識している証拠。
やることリストとやらないことリストをつくる。やることリストは、マスターリストとデイリーリストにわける。デイリーだけ済めばいいようにする。
記録を取る=記録を活用しようとする=食事の記録は健康的になろうとする自分をつくる。
計画の誤謬=計画は必ず伸びる。計画は立てない。動きながら進路を調整すること。
編み物のような仕事を常に持ち歩く=少しの時間でもできて必ず進展があるもの。
優先順位や格付け制度は幻想にたきつけられた考え。仕事の全体量を減らすことを考えたほうがいい。
名前は覚え育位。
毎日1ドルずつ貯金する。
苦労したことが成功の要因であると結び付けているだけ。
自制心を働かせるのは、エネルギーが必要。
習慣ずけのために3週間かかる、というのは神話。習慣は必要性に対する反応だから、必要性がなければ続かない。
37%ルール。選びうる選択肢のうち、最初の37%は無視して、その後それよりいい一つを選ぶ。
凡庸であることのメリット。平均人間になろうとしてもなれない。完璧であろうとしないほうが幸せになれる。
最終結果はいかなる場面でもコントロールできない。
急激な変化を求める態度は、結局は成功しない。
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私の感性では、かなり違和感があるけれど、
「朝起きてベットを整えるのは、靴を脱いでから靴紐を結ぶようなものだ」
というフレーズは、後始末をしない人の屁理屈としては完璧なのではないかと思った。すごくウケた!