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答えを得るためではなく、多様な答えがあることを知るためにこそ、勉強する。
答えを求めるためではなく、いろいろな答えがあることを知るためにこそ、勉強するのである。
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何をどのように勉強するべきなのかを指南してくれる本ではない。著者もあとがきに書いているように、定められたゴールに対して具体的な方法や最短コースを示す類のHow to 本ではなく、50歳を過ぎた世代にとって、「勉強する」ことのマインドセットの大切さを教えてくれる。
これを読んで道が開ける訳ではないが、自分も他の50歳代と同じ悩みや不安定さに置かれていることが解るだけでも収穫がある。
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50歳からの勉強法
自分の差別性、独自性を伸ばすもの
AIに勝てるもの 知識× 思想◎
答えがないからやってみる
いろいろな答えをだす。 人に審理を包括した答えを出す
健康寿命をのばすために何をすべきた?
勉強こそが長生きの秘訣
高齢者向けビジネスが有望
高齢者ネットワーク情報
産業カウンセラーの資格が有望
定年後は友達作り
勉強が必要
例えば、ワイン
5勉強が認知的習熟度の退行を遅らす
ルーティン× 想定外◎
自分と意見の異なる人の本を読む
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ワインの話のところで、余りにも自分の生活とかけ離れていてついていけなくなった。
50歳からはアウトプットが大事というのはそうだが、新しい学びは無かった。
と、思ったが、あとがきを読んで納得した。
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【before】この本を読む前の私は、これらを知りませんでした。
・著者が「受験は要領」を書いたのは、自身の合格は「勉強法が良かったから」と思い至ったから。とにかく過去問を解くことから始める方法だった。
・できない生徒共通の間違った考え方→基礎知識を最初から勉強しよう。
・良くない方法を変える発想を失ってしまっていることが最大の課題。
・フロイトは1923年に自分の理論を全部捨て、自我・es・超自我という分け方に変えた。自我を鍛えて es や超自我をコントロールできるようにすることが心の病の克服法、自我を鍛える→人間の心の発達、とモデルチェンジした。
・創始者は理論を変えることがよくある。「創始者だけがそれができる」
・頭を使っている人の方が、健康寿命どころか寿命そのものも長くなる。
・大脳辺縁系で生じた怒りや不安は前頭葉が処理してくれる。また意欲と創造性についても、前頭葉が受け持ちである。
・計算と音読が前頭葉の血流を増やす。
・「想定外のことが起こる」の筆頭は恋愛。性ホルモンの分泌も増やすから生理的な老化防止には恋愛こそが一番の薬。
・猿はバナナがもらえないと知恵の輪をやらなくなってしまった。つまり好奇心でやっていたことが、報酬を得た瞬間に労働に変わる。
・元々好奇心や向学心がある人に賞罰は付けない方がいい。しかし向学心のない人は賞罰がないとやらない。そして、向学心のある人は想定より少ない。
・成長が目に見えると、人は賞罰とは関係なくやる気になる。
希望の法則
1.頑張れば上手くいく。
2.十分にやれそうだ。
3.何をどうすればいいか分かる。
充実の法則
4.面白い、確実に成長している。
5.自分で決めたことだから頑張る。
6.期待されている。
関係の法則
7.安心できる。
8.関心を持たれている。
9.一体感がある。
・森田療法は関心の的を別のところに向けさせようとする。「今起こっている症状ばかり考えているから、余計に具合が悪くなるんだ」という考え方。
・目的を大切にしつつ「道はいくつもある」と考えられるようにするのが認知療法や森田療法の主眼点。
EQ の5大要素
1.自分の感情を正確に知る。
2.自分の感情をコントロールできる。
3.楽観的に物事を考える、もしくは自己を動機付ける。
4.相手の感情を知る。
5.社交能力、対人関係能力。
・マルクスの主張は「資本主義の後に共産主義が来る」開放前の中国や旧ソ連がうまくいかなかったのは、共産主義を採ったのが早すぎたから。
・元々経済学とは「人々が完全な情報を持ち、かつ合理的な判断ができる」を前提として成り立つ学問だが、そんなことは有り得ない。
・だから「完全な情報を持たない時の行動」を研究したスティグリッツや、人間の不合理な行動傾向を分析したカーネマンがノーベル経済学賞を受賞した。
・湯川秀樹もアインシュタインも晩年はアクティブな反戦運動家だった。→「言いたいことがあるうちは、元気でいられる」
【気づき】この本を読んで、これらについて気づき���得ました。
・勉強が続かないのは、前頭葉の老化による現象。
・中性から男女に分かれるのが思春期、また中性に戻るのが思秋期といえる。
・重要なのはやり方、勉強法。
・ AI とロボットに仕事を任せて人間は BI をもらい、昔のギリシャ市民のように議論と哲学だけしていればいいという時代が来るかもしれない。
・認知症も身体疾患・要介護の比率も、75歳を境に急激に増加する。
・歳を取ってからも知的レベルが維持できているかどうか、が重要。
・機能が衰えたところを回復させるには、その部分を使うのが基本。
・若い頃とで最も差が出る→使わない機能の衰え方と、回復に要する時間。
・現在の結婚制度・社会通念・倫理規範は超高齢社会を想定していない。
・人間には自然な好奇心や向上心があるので、外的な賞罰を与えなくてもそれは引き出せる。大事なのはそれを阻害しないこと。
・仕事や勉強そのものより、その過程や習得の結果得られる「自分にとって望ましい、人との関係」が最大の動機であり報酬である。
・一般に免疫機能は不快な体験によって低下し、快い体験によって活性化。
・勉強によって、別の世界と別の道が広がる。
・本は、自分の知らなかった多様な視点・情報を得るためにこそ読む。
・記銘力は低下しないが、復習不足から保持力と想起力が衰える。
・まだまだ知らない世界があると思えばこそ、長く健康に生きたいと思える。
【TODO】今後、これらを実行していこうと思います。
・基礎知識ゼロに近い状態でもとにかく過去問に当たってみる。問題に沿って答えを調べるうち、知識が体系的に整理され頭の中に入っていく。
・「問いを作る」答えがないから試しにやってみる、色々な答えを出す。
・他者の意見に聴く耳を持ち試してみる方がずっと賢く見えるし、実際賢い。
・前頭葉の老化防止のため、前頭葉を使う生活をする。
・何に動機付けされるかは人によって異なるので、色々な方法を知っておく。
・アミノ酸を含む良質なタンパク質(肉・魚介・乳製品・大豆製品)を摂る。
・40歳からの記憶術、覚えることを減らすがそれぞれの付帯情報は増やし、想起のキュー(cue, 合図、手がかり、指示、きっかけ)をちりばめておく。
・意味をよく考え、付帯的な知識も一緒に覚えておく(エピソード記憶)
・感覚器や身体活動も含めたセットとして覚え、何度も使う。
・立場の違う人と会ったり、知らない世界、異なる価値観で生きる人の本を読み「多様な解、価値観があること」を知る。→それが勉強。
・知識を使うことで、自らの知恵にしていく。
・優秀な人、すごい人ではなく「面白い人」になることを目指す。
・人と違った視点を持ち、それを通じて相手を楽しませられるよう普段の会話を通じて練習する。
・人を楽しませるために使うお金はケチらない。