紙の本
万人に通じる心得
2024/02/13 14:31
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
雨宮処凜さんが以前、「週刊金曜日」の中のコラムにこの本を紹介していて、社会運動をしている人こそ読むべきだとつづっていた。
ステージ論について書いてあるのだが、確かに雨宮さんの言うように、ここに書いてあるさまざまなポイントは、社会運動でも、仕事でも、学校のイベントでも、いろいろなことに応用できる心得になるなと思った。
読みやすい(見やすい)ので、ことあるごとにめくって心に刻みたい。
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キリショーって此処迄するか!?って程の配慮の持ち主だと思うのです。だからファンは此処迄着いてくるし勇気を貰えているんだと。でも、こんな心の持ち主だからこそ、大きく悩み、問題も多々生じると…。 でも㎇ってやっぱり良いなぁと思える理由がここにあります。 '236/14 '2311/20
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才能のない一般人が成功するためのバイブルの一つが新たに誕生した。
私も含め音楽に興味はあっても、配信やラジオでかけ流す層にゴールデンボンバーは刺さらないだろう。
失礼ながら曲の方向性とか色々あって「選んで」聴く音楽とは思えないからだ。
しかし、本書を読み私には大いに興味を持てるアーティストとなってしまった。
テレビのパフォーマンスやライブでは面白いと聞くし、カラオケで歌う人も未だに多い。
デビューして約20年らしい。紅白に出たとはいえ、珍妙なあのグループが何故あのような音楽にもかかわらず何年も表舞台にいられるか本書を読めばわかる。
彼らは「エンターテイナー」として顧客ファーストな目線•立ち位置を徹底して貫き、ファンを作るため、成功するための方法を真剣に模索してきたのだ。
「理解•共感による力は決して侮れません」(P27)
「(ライブイベントで)最も人気のある演者さんに関する情報は必ずリサーチ」(P29)
「万人に通用するのは、下から目線のMC」(P44)
「(音楽が流れる中で)喋るのであれば(中略)人の声の帯域に近い1kHz辺りをイコライザーで削っておきます」(P69)
「最後列のお客さんの視線」(P96)
芸能人の本を読んで久々に感動しました。
しかも「そもそもこの本に書かれていることは、努力も時間も費やさずに実行できることばかり」(P190)とあります。
イベントや展示会•セミナーなどにお客様を呼ぶ仕事に携わる方には星5つでお勧めしたい。
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ブクログ様よりプレゼントで頂きました。
ゴールデンボンバーさんは一発屋ではなく、
たびたび話題になり、長くご活躍されているのは
きっと戦略を立てて活動されているからだろうなと
一視聴者として思っていたため、
その考えを知れる本が発売された!と嬉しく思いました。
わたしは歌手でもアイドルでも表舞台に立つ人間ではないので、実際読み始めはステージ論ということで参考になるのかな…?と少々思ってしまったのですが、
*お客様目線に立つこと
*周到に準備しておくこと
*自分の理想を押し付けないこと
社会人として働いていく上でとても大切なことが
こちらで紹介されており、
改めて鬼龍院翔さんの考え方はすごく素敵で
優しくお客様思いだからこそ
長くゴールデンボンバーが活躍し、愛され続けているんだなと僭越ながら感じました。
自己表現をしていくすべての方にお勧めできる1冊です!
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経験に基づくノウハウの数々が惜しげもなく披露されています。活動の指針として、答え合わせの比較対象として、演者のことを知るため、など、エンターテインメントを愛する全ての方にオススメします。