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知りたい気持ちに火をつけろ! 探究学習は学校図書館におまかせ みんなのレビュー
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紙の本
学校図書館も大きく変わっています
2023/09/14 17:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この新書の著者木下通子さんは現役の学校司書で、
埼玉県でも有数の「超進学校」である県立浦和第一女子高校に
勤務されています。
同時にさまざまな活動を通じて、本と人をつなげていこうとしている。
活動の話はこの本の中にも書かれていて、
「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本」は県内の書店でも
本が紹介されていたりします。
この『知りたい気持ちに火をつけろ!』には、
副題で「探究学習は学校図書館におまかせ」となっているように
「探究学習」(自分の問題意識に関する答えを求めること)の話が
主たる軸になっています。
それ以上に感じたのは、この新書が書かれた時期がまさにコロナ禍のことで、
学校が何か月も臨時休校していた時に、
学校図書館がどのような活動をしていたかがきちんと記録されている点です。
そのことは第4章の「コロナ禍で進んだ学校図書館のDX化」に詳しく記述されている。
そもそも「DX」とは「デジタル技術を使って生活をより良いものへと変革すること」で、
高校図書館の現場でも大きく変わってきているようです。
もちろん浦和一女の場合はかなり進んでいると感じました。
電子書籍サービスができる高校もあまり多くはないでしょう。
実際、木下さんの高校でも「率先して利用する生徒が少ない」など、
まだまだ検討の余地はあります。
木下さんはこの本でも、「読む習慣や読む力」を身につけて欲しいと
たびたび書かれています。
そのためにも図書館をもっと利用すればいい。
この新書を若い世代に読んで欲しい。
だって、「岩波ジュニア新書」ですから。
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