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今回も全体を通した満足度は高い。
ただ、解剖シーンに関しては前作よりあっさりしていた印象。どちらかと言うと真琴と古手川が奔走している場面が多めだった気が。
もちろん、この2人の関係性が今後どう変化するのか気になるところではあるけれど、その2人ばかり登場するのもつまらないので教授の出番増えるといいなあ〜
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ヒポクラテスシリーズ第4弾
相変わらずのメンバーだけど、真先生もかなり成長したんじゃないかな
古手川刑事とキャシー3人の絡みは笑えるw
マスコミに脅迫状が送り込まれた
今回は光崎教授がおかしい・・
過去において後悔していることがあった
あの時、もっと主張して解剖していれば・・
誰しも失敗はある
でもそれを糧に精進するかどうかで人生決まるのかな
犯人が捕まったのは良かったけど、どうしようもないグズ犯罪者はいるんですね・・
今も、過去も・・
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連作短編のような長編。絶対に自然死にしか見えない殺人を暴いてみろという光崎教授への挑戦状が届いたものだから、古手川刑事と真琴先生がピンと来た遺体はなんとか解剖に持って行かねばなりませぬ。
最終章までは挑戦状の主の仕業ではなかったけれど、いずれも見せかけの自然死。1章終わるたびにほーっと唸ります。「相手の無知に配慮できる」小山内さんとか、脇役も光っている。宗教に対するいい加減さを誇っていいと思うと言ってくれるキャシーにはちょっと惚れました。
また全部持って行かれたと憮然とする古手川刑事。次はオイシイとこ取れるように頑張れ。
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「ヒポクラテスの…」の4冊目。真琴も助教になって2年あまりが経過。
光崎が日本の司法解剖の問題点を訴えるテレビ番組で持論を言い放ったことに対し、テレビ局のホームページに『死体の声を聞く耳とやらを試させてもらおう。これから一人だけ人を殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで』という書き込みがされる。
自然死にも全件当たるという、2作目の〈コレクター〉の悪夢再びという感じで予算的にも人的にもご無体な設定だが、解剖にならないと話が進まないので、まあ、いいか。
老衰、肝臓がんの破裂、自損の交通事故、熱中症、乳幼児突然死症候群。一見してそれらの所見で何の不思議もない遺体を解剖に持ち込むために古手川と真琴が奔走するところが今回の読みどころ。
無理には無理で対抗する単純さやアクセル役ばかりでブレーキ役がいないコンビは相変わらずも、なだめたりすかしたり脅したり、古手川が渡瀬ばりの手練手管を徐々に発揮していくところにちょっとは成長したなと思う。
開腹してみれば意外な真実が見えてくるところはお約束でもなかなかうまく出来ており、解剖の場面のエグさはだいぶ抜けてきたように思うが、それはこちらが慣れてきたから?
過去の因縁とこれまでの話が収斂していく最終話の展開も面白く読めた。
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法医学ミステリー第4弾。
ネットに投稿された脅迫文により、浦和医大法医学教室の光先教授が、自然死と思われる遺体も次々に解剖することになる。
日本における監察医の少なさや低調な解剖率という現代日本の問題点を提示しながら、光崎の過去を解き明かすミステリーとなっている。
しかし、光崎が登場するのは解剖の時のみで、そこにいたるまでは助教の真琴と埼玉県警の古手川が獅子奮迅の活躍をする。
さらに、彼ら二人を側面援助するアメリカ生まれのキャシー准教授が彼らと交わす会話がこのシリーズの粋な味付けとなっている。
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シリーズを一気に読了して感じる事だが、
時事問題を主としてストーリー立てして、
キャラクターの成長や過去の話を少しずつ盛り込みながら、
読む者に推理させて、
最後に持っていく。
この手腕は中毒性があって、
やられたと思ってもニヤリとしてしまう
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シリーズ4作目
今作は外国人にまつわるお話が多め
そして光崎の登場は割と少なめ
事件の真相はオーソドックス
それよりも光崎の過去に関連する物語が面白かった
それに伴って過去作に登場した人物もちょっぴり出てくるのもGood
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「一人だけ殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで」浦和医大法医学教室の光崎藤次郎教授への脅迫文がネットに書き込まれた。一方、助教の真琴は光崎の過去に手がかりを求めると、ある因縁が浮上し…。(e-honより)
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解剖するまでのやり取りがどうにも苦手。
結果、解剖して事件解決にはなるもののスッキリしない。
4作目まで読んだが、このシリーズの続きが出てももう読むことはないかな。
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これもまたまた最後の話が…腹立つ
孫いるから絶対に信じられん、ゆるせん!
解決してくれたけど、ゆるせん!
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相変わらず安定の面白さと抜群のストーリー展開。
迷ったらひとまず中山七里作品を読もうと改めて感じた。
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長編かと思いきや短編集?と思わせた。
1〜5の編に分けられており、1の犯行予告で
これで終わりかなと思ったが各編で犯行予告がチラついた。
自分でも共通点を探しながら読んでいたが
最後になるほどと思わされた。
特に興味深いのは光崎教授の過去だ。
光崎教授が興味の持てない対象だとは、とても思えません。津久場教授のように、相手のインテリジェンスに敬意を払う方なら尚更だと思います。
君の言う通り、興味深い対象ではある。
p271引用
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法医学、死者の声を聞く職人、まるで聖職者、光崎教授。
まこと先生、古手川刑事、キャシー、渡瀬刑事、、
それぞれのキャラが良くて面白い。
どうやって知識を得ているのだろう、中山七里さんは?
クラシックや医学だけじゃくて色々な分野の話しがかけるのって本当にすごい。
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このシリーズ登場人物に惹かれてすごく好き。
今回は犯行予告による事件当てがメインになっている。
社会問題と事件を絡めたストーリーの短編とも読める5編。
最近この著者物がだいたい社会問題の自説を登場人物(これだと古手川か真琴)に代弁させて、犯行の真相が分かり、やりきれないよな、ってな落としパターンが多い。
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ちょっとだけパターン化を感じぜざるを得なかったかな。それでも引き込まれて読ませてしまうのだから大したもんだと。
キャシー先生のヘイト論破はお見事すぎてよかった。