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社会科全般偏差値30位の私ですが、ここまで年をとってみると歴史がわからないのがほんとに教養ない感じでなんだかなぁと思っていました。
そんな私に気付けばダイヤモンドオンラインが今村さんの記事をしつこいくらいに推してくるように。(多分私も気になってたのかクリックしてたんだと思われる)。
偏差値30のくせに最近歴史が気になる私と、歴史オタクでとにかく読者を一人でも開拓したい今村さんは相思相愛だったw激熱で前のめりな今村さんのプレゼンが私すら失笑するほど。もう充分わかりましたよ、読みます歴史小説(笑)
でも何を最初に読むか、が、ポイントかと思う。とりあえず今村さん推しの中から慎重に選書することにしよう。過去にバガボンド好きから原作吉川英治宮本武蔵を大人買いしたが積読後に古本屋に叩き売りしております。
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タイトルを見て、興味を持って、頂いた本。
著者の今村さんの本はまだ読んだことがないのですが、
結構高評価の本が多く、気になっている著者の一人。
「イクサガミ」とかは文庫が出たら、積読で置いています。
(完結していないので、まだ読んでいない。)
イクサガミ
https://booklog.jp/item/1/4065269865
https://booklog.jp/item/1/4065280125
「教養としての」というタイトルは、
若干の流行りを踏まえたタイトル付けを感じまして、
興味深いトピックはあるものの、
この本に書いてあることを知ったからと言っても
どうだってことはあまりないように感じました。
一方で、子どもの頃からあまた多くの
歴史小説・時代小説を読んできた著者による
ブックガイド的な位置付けでは大変興味深く、
自分のように歴史小説は好きだけど、
そこまで読み切れていない、、というような人には、
たくさんの面白そうな小説を紹介してくれる本です。
中々読む時間を確保できないのが、
難しいところですが、
この本に紹介されていた何冊かの小説を
読んでみたくなりました。
■読んでみたく成った本のリスト
徳川家康(26巻もあるのか…)
https://booklog.jp/item/1/B008ATBPAC
武田信玄
https://booklog.jp/item/1/B073VR8FHG
世に棲む日々
https://booklog.jp/item/1/B073VRMBPH
塞王の楯(文庫待ち)
https://booklog.jp/item/1/4087717313?carousel=B09FPQ5HL8
島津奔る(盗作疑惑のある本らしい。逆に気になるわ。)
https://booklog.jp/item/1/4101408165
https://booklog.jp/item/1/4101408173
王国への道―山田長政
https://booklog.jp/item/1/4101123195
チンギス紀(文庫もあります)
https://booklog.jp/item/1/B0C7ZGHBNL
家康、江戸を建てる
https://booklog.jp/item/1/4396344740?carousel=B01HOAZAOO
真田太平記
https://booklog.jp/item/1/B004CFBDQE
峠
https://booklog.jp/item/1/B00D2ZC9TU
壬生義士伝
https://booklog.jp/item/1/B073VQJXS9
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著者 今村翔吾さん
2022年の直木賞作家
この方から学ぶことは、2018年から1日も休まず執筆活動をされている点です。続けることを学んだ。
この本の軸
これからのAI時代を生きるには、教養が必要
なぜ必要?
教養は陳腐化しないから
教養があればどんなことができるの?
①知識→創造することができる
②どんなことにも適応する感性が身に付く
③人間的な魅力が高くなる
【教養を備えるとなぜいいのか?
→人生の楽しさが増す】
あなたが、楽しみながら
教養を身につけるのは歴史小説かもしれないから一回読んでみて!
という本です。
身につけ方はたくさんある
【映画、音楽、絵画、など】
もし歴史から身につけようと思っているならこの方の本をおすすめします。
歴史は退屈で分かりづらいと思っている人
人生の大切なことを知りたいと思っている人
読むと考え方に変化があるかもしれない
なぜ歴史を学ぶことが教養を高めることになるのか?
①歴史は人類の営みだから
②政治、経済、芸術、宗教
→すべて歴史で見える化できるから
なぜ歴史はとっつきにくいのか?
①年号、人物名の暗記→授業がおもしろくないから
②歴史の教科書やテストに原因があるのでは?
③覚えさせようとする授業だから
どうしたら確実に歴史が好きになる?
①自分の好きな時代から、
自分の好きな人物から興味を広げていくこと。
興味を広げる入口が歴史小説です!
では歴史小説から身につける1番良い方法は?
→自分に合った作家の作品を読む事です。
どんなことが学べるの?
→①人としての生き方、振る舞い方
②人情とは?なにか
などが学べます。
この本を読めば、具体的なやり方がわかります。
実際に実行されるのはあなたです!
ぜひ一読されることをおすすめします。
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面白かった
何を読めばいいかわからなくなったらこれ読む。
愚者は経験に学び、賢者は歴史にまなぶ。な感じ
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歴史小説をより楽しむためのガイドブック。
作品紹介や作家紹介にとどまらず、創作秘話も語られているのでファンブックとしても楽しめる。
読んでみたいと思った作品多数。
今村氏の原点「真田太平記」も未読なのだが、大作(全16巻)であり、夢中になって仕事に支障が出そうで怖い。「武田信玄」風林火山4部作と比較検討中。
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直木賞作家である著者が語る歴史小説の楽しみ方のすすめ。
価値観が多様化する時代に必要なものは「教養」
教養を高めるには「歴史」
歴史を知るためには「歴史小説」が効果的、という非常に分かりやすい展開で進んでいきます。
個人的には、歴史も歴史小説も好きなので、このあたりは当然のように感じながら読み進めました。一方歴史に興味のないかたが、この本を手に取るのは難しいのかもしれませんが、そんなかたにもぜひ読んでほしい内容です。
本書の中で興味深かったのが、歴史小説ガイドの章です。世代区分で分けながら、著者おすすめの代表作を紹介してくれている部分です。このようにまとまったのは見たことなかったので、今後重宝しそうです。著者は、多くの歴史小説を読み、自らも作家として歴史小説を生み出していますが、今後は、この続編として、世代別、作家別、小説の時代別、小説の主人公別のリストや著者のおすすめが掲載された本があると面白いなあと思ってしまいました。
▼教養を高める最も有力な手段は、歴史に学ぶこと
▼歴史小説には日本人の考え方や生き方の変遷が凝縮されています。読者がそれをかいつまんで読めるところに強みがある
▼歴史の知識は”人生のカンニングペーパー”
▼自国の歴史を大切にしているからこそ、独自のアイデンティティを活かしながら世界に価値を発揮していける
<目次>
序章 人生で大切なことは歴史小説に教わった
第1章 歴史小説の基礎知識
第2章 歴史小説が教える人としての生き方
第3章 ビジネスに役立つ歴史小説
第4章 教養が深まる歴史小説の活用法
第5章 歴史小説を読んで旅行を楽しむ
第6章 歴史小説 創作の舞台裏
第7章 教養としての歴史小説ガイド
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歴史小説家の今村氏が、歴史小説の魅力を記載。司馬遼太郎等の歴史小説家を世代別に整理し、推薦図書も多く紹介している点、大変参考になる。歴史小説の舞台を訪ねつつ、旅を楽しむことにぜひトライしたくなった。
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歴史小説家が、歴史小説は面白いぞ!と大好きな歴史を、これでもか!と読者にプレゼンしてくれている本。
作中での今村翔吾さんお薦めの第1世代から第7世代の作家の歴史小説を、改めて読んでみたくなる気持ちにさせてくれました。
お薦めです。
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「好きな「時代」や「人物」から興味を広げていけば、確実に歴史を好きになれる。そして、その導入として最適なのが「歴史小説」なのだ。歴史小説の主人公は、過去の歴史を案内してくれる道先案内人のようなもの。面白い・好きな案内人を見つけられれば、歴史の世界にどっぷりつかり、そこから人生に必要なさまざまなものを吸収できる。道先案内人が魅力的かどうかは、歴史小説家の腕次第。つまり、自分にあった作家の作品を読むことが、歴史から教養を身につける最良の手段といえる。
本書では、教養という視点から歴史小説について語っていく。小学5年生で歴史小説と出会い、ひたすら歴史小説を読み込む青春時代を送ってきた直木賞作家・今村翔吾。20代まで歴史とは無関係のダンス・インストラクターとして活動。30歳のときに一念発起して、埋蔵文化財の発掘調査員をしながら歴史小説家を目指したという異色の作家が、歴史小説マニアの視点から、歴史小説という文芸ジャンルについて掘り下げるだけでなく、小説から得られる教養の中身や、おすすめの作品までさまざまな角度から縦横無尽に語り尽くす。」
目次
序章 人生で大切なことは歴史小説に教わった
第1章 歴史小説の基礎知識
第2章 歴史小説が教える人としての生き方
第3章 ビジネスに役立つ歴史小説
第4章 教養が深まる歴史小説の活用法
第5章 歴史小説を読んで旅行を楽しむ
第6章 歴史小説 創作の舞台裏
第7章 教養としての歴史小説ガイド
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教養としての歴史小説
耽溺
朝7時に起床し、夜中の2時、3時まで執筆をする生活。
いよいよ昭和も歴史になった
身銭をきる
「ひとは城、人は石垣、人は堀、情けは味方、あだは敵なり」
知ってすぐ役立つかどうかではなく、知ることそのものに意味がある。
きっしょう
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おもしろく読めた。
日本史、特に人物評というのは江戸時代、明治時代と時代背景でに沿った形で解釈が変わるのだろうな、とは以前から感じていた。いわゆる右派からも左派からも意見が出る司馬遼太郎のストーリー、司馬史観は最たる例。
あそう考えれば今村翔吾さんのような歴史小説家がファクトをもとに自らの想像力をたくましくしてストーリーを紡いで、市井の人々が歴史を身近に感じたり理解を深めたり感情を抱くことをサポートするのは自然なことでもある。
歴史小説をどう組み立てるかを知れば、歴史の別の見方が身につく。彼のおすすめ本も参考にしたい。藤沢周平の人に優しい目線はたまらない。しっかり今村翔吾本も入ってますね。
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素直に歴史小説を読みたくなる1冊でした。
あまり多く読んでいたジャンルじゃないのですが、たしかに日本人として自分の国の歴史を楽しみたい思いはあるし、何より何百年と名前が語り継がれている人間がいかなるものなのか、学びを得られるというのは全くその通りだと思うので、燃えよ剣でとっても大好きになった司馬先生の読破から、北方水滸伝、全部読んでみようかな。
また歴史小説を沢山読んだ上で、おりに触れて読み返したい一冊。
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昔わが家の本棚に、伊達政宗や徳川家康が並んでいたことを思い出した。
あれは、父のビジネスの場で活用されていたに違いない。
比較的歴史好きではあるが、まだまだ知らない人が山のようにいる。
改めてオススメとされる時代、歴史小説を読んでみようと思う。
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【教養としての歴史小説】
今村翔吾さんの著書です。
私は歴史は好きですが、歴史小説はそれ程読むことはありませんでした。この著書はこれから日本史が好き、歴史小説を読んでみたい、またビジネス書では得られない何かを掴みたいという方にオススメです。
まず最初に、歴史小説と時代小説の違いが明確になりました。
歴史小説が史実を重んじるのに対して、時代小説は単に過去の時代を背景にしているのに対して、時代小説はフィクション性がより強く、その時代を生きた人と人との関わりを濃密に描く傾向があるとのことです。
それから第二章にある「死生観」については、過去の著名な歴史小説作家に触れることによって「死」について考えようの節です。
私たちは2020年のコロナショックを経て、日本人の死生観を浮き彫りになったのではないでしょうか。
そして、歴史を辿ると平均寿命も短い時代では、今の日本人以上に『今日を精一杯に生きる』ことが当然とされていました。
生きることと向き合う、それが一番歴史小説を読む一つの意味でもあると思わされます。
第五章では歴史小説を読んで旅する楽しさが増す理由が記されていますが、学生時代にたまたま京都の商店街を歩いていた時に本能寺を発見して感動した記憶があります。
まさにここで信長は自害したのか、あの時に光秀が謀反を起こさなかったらどうなっていたのかなどを考えることが出来ました。
古地図の旅、ブラタモリが好きなのですが、昔から歴史が好きだったのはそういう理由があったのかも知れません。
最後の世代別の小説家の紹介も面白いです!
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ある程度、歴史小説に詳しい人向けで、入門編としては不向きかも。今村先生の書きたかったものっぽく、楽しそうな内容ではあったが、ちょっと独りよがりにもなってる内容か。