モノマネ芸人、死体を埋める
2023/09/11 16:49
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
モノマネ芸人・マネ下が、モノマネご本人の竹下の殺人死体遺棄を手伝うハメに。
犯行前も後も好青年で理論的で普通っぽい印象のマネ下が、必死に頭を働かせ、犯罪を隠す様子が涙ぐましかった。で、なんだかおかしい。度重なるピンチに向かい、一喜一憂する姿がおかしくもあり、悲しくもあり。
DNA採取を逃れる策略や、プロボクサーの役割も予想外だし、関係者のその後も皮肉めいて、おもしろかった。
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投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと無理がある場面も見受けられはしますが、あっという間にストーリーに引き込まれ、最後まで一気読みでした。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
笑えるところもあるし、悲壮感もあったり、ドキドキ感もありました。でも、読了して、これはミステリーではなかったと思うのですが、なんというか……。モノマネ芸人さんだからでしょうか
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うーん
物語のテンポとかは良かったけど、最終的にすごく近い人への裏切りが多すぎて、そこまでいらないんじゃないかなと思ってしまった。
何を伝えたい本なのか分からなくて読後モヤモヤ。
けど、書き方とか文章は読み進めやすくて好きだし【逆転美人】【神様の裏の顔?】は面白かったから、また他の物も読んでみようと思う。
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最近何作か話題になった藤崎翔、今作の雰囲気が本領じゃないかと思う。軽めの芸能サスペンスで、作者の得意分野全部入りだった。半分お笑いのノリで展開して最後に馬鹿馬鹿しい程のジェットコースター、そして少し後に残る感じがある。実際に売れない芸人がこんな感じなのかはわからないが、何となく境遇については納得出来た。名前を付けてくの楽しかっただろと思う程、やたら出てくるモノマネ芸人。
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『逆転美人』で一躍人気作家に仲間入りした、藤崎 翔の書下ろし最新作。
倒斜ミステリーは犯人がどんなミスを冒して捕まるのかが見物なのですが、まさかそうきたのか❗という感じの作品でした。『逆転美人』ほどのギミックがあるわけではありませんが、ちょっとソワソワしながら楽しめました。
どんな人間にも裏表があると知らされた、藤崎版『悪い夏』といった感じの喜怒哀楽全開ミステリーでした。
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ストーリーはすごく面白くて、藤崎翔さんだな〜と思う(伝われ)
個人的には、登場人物像がややもやっとしてた気はしますが、全体的にはまとまってるし先が気になる早く読みたいって気持ちになったから、面白かったです。
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期待を膨らませて、読書。
正直、最初は大丈夫かな?コレ??
でしたが、警官が現れるあたりから、グルンぐるんと状況が急展開。
頭が追いつくのが大変でした。笑
推理酔いっていうのかな?(いい意味で言ってます)
「そうきたか!」がいろんな角度から襲ってきます。
警官が出てくる辺から一気に笑いモードが加速。
ラストの締めに向けて、藤崎節がさく裂します!
(3/2くらいを超えると、最初の頃の心配は全くご無用であることがわかる)
今回は犯人は分かっているので、どうやってバレるのかが目玉になりますが、あの人物にそんな役割を!?
が盛りだくさんです。
登場人物全てに意味を持たせるシナリオ作りはさすがです。
それにしても、小説に登場する脇役芸人の芸名の凝っていること。
今回も、細部にわたり藤崎先生から読者へサービス精神を感じる作品でした。
大満足。
予約をしてまで買ってしまう作者は藤崎翔先生の他は今のところいません。
ここまでくるとファンって言っていいのかな??
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面白かったー!
あまり詳しくは書けないけど、ちょっと伊坂幸太郎っぽい感じもして、エンタメ100パーセントで楽しめた。
モノマネ芸人のモノマネ対象(ご本人様)をどうしても守りたいという理由がなるほどというか、面白い。
確かに、ご本人様に不祥事起こされたら、モノマネ芸人の仕事にも影響あるもんね…。
藤崎翔さん、『逆転美人』ですごい!と思ったけど色んな技を持ってらっしゃるのかも。過去作も読みたくなりました。
お笑い芸人さんたちの楽屋の様子とか、元芸人だからリアリティがあるのかな(笑)。
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本当に伏線がすごい!面白い!
ミステリー小説なのについ笑ってしまう場面も。
最初から最後まで、色んな感情や伏線に振り回されます。
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ネタが一本しかないモノマネ芸人なら
従うしかないかも…
後半の怒涛の展開や
気づかないかった拍子が
のちに伏線となっていたり、
面白かったですよ。
モノマネ芸人の名前も
実際にありそうでよき
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あーなるほど。なるほど。
というトリックからの2転3転。
結局は 女のほうが1枚も2枚も上手の嘘つきと恐ろしい生き物なんだな。
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マネ下に感情移入してしまい、後半は胸が苦しくなるシーンが多かった。
身の回りには裏切りがあふれているし、今の無難な人生で妥協するしかない
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逆転美人が面白かったので読んでみることに。
ギミックが無かったので逆転美人よりは面白く無い。
どんでんが普通すぎて驚きはなかった。
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逆転美人が面白かったので、こちらも読んでみました。
休みの日に一気読みして4時間ほどで読了。個人的にはこの本の方が好みでした!
『元野球選手の竹下竜司のモノマネ一本で生計を立てている芸人である"マネ下竜司"が主人公。
"ご本人"の竹下が犯してしまった殺人の証拠隠滅を手伝えと言われ自首を勧めるが「ご本人が捕まったら仕事が無くなる」との焦りから死体遺棄を手伝ってしまう。』
序盤で「これが事件の鍵になるんだろうな」というポイントに気づいてしまったけど、想像と違う使われ方だったので満足。
あるあるな展開もあり、そんなことが…と切なくなるポイントもあり、いろいろな嘘もあり、終盤のたたみかけのテンポも早くて気持ちよかった。
ぷく山雅治、クワガタ圭祐、役所狭司、藤田似トル、古田西野のツインコージなど、仲間の芸人たちの名前もおもしろい。
作者が元お笑い芸人さんなので、楽屋の会話や空気感なども本当にこんな感じなのかな?と思えてリアルに感じる。