紙の本
殺し屋ってのは、全く容赦無く人を殺しすぎるよ。
2023/12/24 22:13
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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
息を吸うようにってやつだな。息を吸うように殺す文章を書いている伊坂さんにも狂気を感じるよ。その時、その状況になることは、偶然だと思っている平和ボケ人間は、その状況になることが当然のことだと知った時に、こんなにも何も言えなくなってしまう。人間の脳は、ある程度みんな同じように造られているはずなのに、どんなふうに物事を考えて記憶していたら驚かなくなれるのだろうね。藤井聡太くらいじゃないと。とりあえずは、ハッピーエンドということでいいのかしらん。何はともあれ。
紙の本
殺し屋も大変
2023/10/27 06:56
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公はついてないにもほどがある!ところどころで出てくる新幹線の事件は、映画化もされて観に行ったなと懐かしく思い出しながら読みました。相変わらず残虐なシーンも多いので、そこだけは要注意です。
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伊坂幸太郎ファンには言わずもながの、安定安心の面白さ。すぐさま続けて再読。布が例の対決部屋で乾から電話を受けたシーンが疑問だったけど、良く読めば直接描写を避けてわざわざ微妙な表現にしているのはそういう訳と納得した。
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伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズ第四弾。
殺し屋シリーズ第二弾の『マリアビートル』から数年後の話です。
『マリアビートル』で新幹線から降りられなくなった不幸な殺し屋天道虫こと七尾。
七尾が今度はウィントンパレスホテルに、真莉亜の指令によりとある娘から頼まれた誕生日プレゼントを娘の父親に届けに行っただけなののに、殺し屋たちに取り囲まれて、ホテルから出られなくなります。
吹き矢を使う六人組の殺し屋集団。高良と奏田の二人組。蓮実長官と秘書の佐藤。
などの人物に乾という幹部の下で記憶力の超人的良さを買われて働いていた紙野結花が狙われます。
ココという高齢女性は紙野の味方ですが、ココは殺されてしまい「七尾に助けてもらいなさい」という言葉を残します。
そしてまた七尾は真莉亜の命が狙われているのも知ります。
客室清掃員のマクラとモウフの二人組に助けられた紙野。七尾は果たして助けにきてくれるのか…。真莉亜の命は…。
不幸の連続の七尾が高良にかけられた言葉「梅の木が隣のリンゴの木を気にしてどうするんだよ」「梅は梅になればいい、リンゴはリンゴになればいい。バラと比べてどうする」が伊坂さんらしくよかったです。
でも、最後まで読みましたが、この話のどの辺にカタルシスを覚えるべきなのか、今回、私はちょっとよくわかりませんでした。
七尾が「東北新幹線の生き残り」と皆から呼ばれるのは『マリアビートル』が彷彿とされて面白く読みました。
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殺し屋シリーズ第4巻目。シリーズを重ねていくと期待値が高まりすぎてしまい大丈夫かなと心配だったが、そんな心配なんのその最初から最後まで怒涛の展開続きで面白かった!!伊坂作品に登場する悪役はどこまでも怖く今作も残酷な描写が多かったが、天道虫の健気に頑張る姿に心が癒され、パンク寸前のところでこそバランスがとれるような不思議な感覚を抱いた。運は与えられるものではなく、もがいて迷って進んだ先に気づいたら掴んでいたような行動の結果から生まれるものなのだと、天道虫が体現してくれた気がした。リンゴの名言が心に染みる。
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天道虫の七尾は小さな依頼を大きなゴタゴタにしてしまう天才(笑)
六人組に、モウフとマクラ、ココ、高良と奏田、情報局の蓬と秘書の佐藤、そして乾。今回の舞台はホテル。たくさんの殺し屋が入り交ざって、どう展開していくのかと思っていたら、そうきたか。
映像的に考えれば、たくさんの人が殺されているのだが、伊坂さんのこのシリーズは悲壮感がない。
高良と奏田がもう少し出番があればと残念。
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ほんと七尾さん、不運としか言いようがないけど、やっぱり試練は神様がその人が乗り越えられるものを与えてるってのも頷けました。
ほんとこのシリーズ大好きです
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久しぶりの伊坂ワールド。やっぱりこれだよ。
迫り来る殺し屋たち。あっさり死んでいく登場人物。スタイリッシュな会話(言っててダサいけどかっこいいからしょうがない)と殺し屋たちの本気度。舞台がホテルのため、部屋を間違ったり、高級料理に舌鼓を打ってる奴らがいたり、エレベーター内での一般客と殺し屋が乗り合わせしてしまっているシーン等、ホテルならではの面白さもあった。
登場人物はほとんど殺し屋なので、誰かが死んでも(あ…死んじゃったか…)と軽い気持ちで読んでしまう。七尾に関しては応援したくなるが。彼も非情な殺し屋6人組を相手に生き残るのだから相当な手練だし、決して善人とは言えないのだけれど。
記憶力の良過ぎる女性、捕まったらまずいことになるんだろうな…とハラハラしながら読んだ。本当に彼女も不運だ。「記憶力が良い=羨ましい」という短絡的発想、改めたい。
乾に関しては凄い計画だったと思うものの、そのせいで何人も人が死んだのかと思うと、もうちょっとこじんまりと復讐できなかったのかとも思う。
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天道虫さん安定の不運!笑
舞台をホテルに移して、業者さんたち大混戦!
疾走感は相変わらず。
アクションシーンも目に浮かぶ臨場感。
コーラにソーダ、マクラとモウフ、
どのキャラも魅力的で
本作も大いに楽しめました!
久しぶりにマリアビートルとか、アックスとか読み直したくなりました!
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張られた伏線とその回収、複数の視点からの展開、魅力的なキャラを良くも悪くもあっさりと使い捨てていく思い切りの良さ。これぞ伊坂幸太郎という1冊でした。
にしても高良さんあっさり死に過ぎでしょ…、早田さんとのやり取り見たかった……。
でも「マリアビートル」と比べたら生き残り多い方か……。
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2023.10.5読了。
今回の作品は「ブレット・トレイン」で天道虫を演じたブラピが背中を押したとか。
映画も続編が出たら面白そうですね。
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今回はシリーズ四作目という事で、過去作からも何名か登場したり話題にあがる事がありました。
殺し屋シリーズなのに何故か憎めないキャラクターや物語のテンポ、伏線回収等は前作までと同様にあり安心して読む事が出来ました。
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やることなすこと裏目に出る殺し屋・七尾。とあるホテルの一室にプレゼントを届けるだけの簡単な仕事の筈が、またもトラブルに巻き込まれて…
殺し屋シリーズ再び。
驚異的な記憶力を持つ紙野結花がそのホテルからの脱出を試みる。その殺し合いに巻き込まれた七尾。誰が味方で誰が敵か。コロコロ変わる展開がジェットコースターな感じで、最後の最後まで気を抜けない、ハラハラしっぱなしでした。
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まあ面白い。
一日の出来事を一冊にすごい読みやすくて面白かった。
星5は感動が無いとあまりつけないけど、シンプルに面白かったから5。
蓬(よもぎ)は選挙権を40歳以下にしたら政策が変わる様ではいけないって言ってたから良いやつなんかと思ってしまったよ。
悔しい。
でも乾はなんか良いやつな気もしてたからどうなるんかと思った。
天道虫は好きなキャラ。何をやってもうまくいかない。今回はでもなんかラッキーとか運とかあった気がする。
マクラとモウフ
紙野 全部覚えてる
六人 ナラ、アスカ、ヘイアン、カマクラ、センゴク、エド
ココ ガッチャガッチャ仕事
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伊坂幸太郎さんの作品が好きです。
殺し屋シリーズを読んだのはは「AXアックス」に続いて2作目です。
作中、何人もの人が殺され、グロテスクな表現も多いですが、何故かサラッと読める(笑)
所々会話にクスッと来る部分もあり。楽しく読み終わりました。
殺し屋シリーズ、全て読んでみたくなりました。