紙の本
確かにそういう人、いる
2024/01/04 11:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「怪獣人間」とは、狂ったように目的だけを見て、成果を残していく人たちのこと。しかし、生半可な気持ちで近づくのは危険だ。「怪獣人間」は、灼熱に燃える太陽みたいなものだ。遠くにいれば、やさしく温かい存在だが、近づき過ぎると、焼き殺されてしまう。確かに思い浮かぶ人が二人ほどいるが私は苦手でできるだけ接触しないようにしている
投稿元:
レビューを見る
多くの怪物の懐に入ってきた箕輪さんというキャラクターが、自分のまだ見ぬ感覚を補い、エネルギーを与えてくれる本。
印象的だったのは、「陰口アンチのようなものは自分の物語におけるモブキャラ、どうでもいいシーンを演じてくれてるエキストラなのだ」という考え方が新しい。なぜそう考えられるのかと言うと、箕輪さん自身が多くのコミュニティーに属しているから。今の世界で賢く生存する為の心持ちが分かる本である。
投稿元:
レビューを見る
もちろんホリエモンさんクラスの怪獣人間にお目にかかったことはないが、自分の社会人生活でもすごくビジョナリーで、現実味を全く考えないで実務担当者=私に投げてくる人というのは良くも悪くもいて、それをいかに実現させるかが自分の役割なのかなと思っていた時期が何度かある。そんな経験から、タイトルからして非常に共感できた。
まあ、怪獣人間に喰らい付いていった結果、著者の箕輪さん自身も怪獣人間になっているようにしか見えないのだが…笑
自分は子供もまだ小さいし、日常的な幸せは求めており、この世界には入れないのだなと残念な気持ちも湧いた。しかし、箕輪さん、このスタイルで結婚しているようなので凄いなーと思う。奥様がかもしれないけど。。
投稿元:
レビューを見る
著者が関わっている怪獣人間ほどではないが、自分の仕事でも当然相手がいて、色々な思惑のもとで動いている。それに当てはめて考えながら読んでいた。相手をいかに想像して(自分の中に憑依させて)考えるかとか、そう言われれば、そんなことしてるのを思い出させてくれた。
読書で新しいことを知るのももちろんだけど、知らず知らずのうちにやってることを言語化して気づかせてくれるのが面白い。
だから読書はやめられない。
投稿元:
レビューを見る
・感想
箕輪さん書籍2冊目、ぶっ飛んでる怪獣達とどう上手くコミュニケーションを取るか。
24時間SNSで張り付くのは確かに面白い観点だと思いました。
・Todo
うざい上司はとにかく褒められる点を見つけてとにかく褒める。
感情のリズムがおかしく急に怒り出すタイプとは付き合うだけ無駄なのでとにかく逃げる
投稿元:
レビューを見る
怪獣人間の手懐け方
著:箕輪厚介
「怪獣人間」と出会い、対峙し、仕事にすれば、人生は大きく変わる。しかし、生半可な気持ちで近づくのは危険である。
「怪獣人間」は、灼熱に燃える太陽みたいなものだ。遠くにいれば、やさしく温かい存在だが、近づき過ぎると、焼き殺されてしまう。
本書は、そんな一部の狂った人たち、いわば「怪獣人間」の手懐け方について以下の8章により説明されている。
①怪獣人間とは何か
②怪獣人間と付き合うメリット
③怪獣人間はどこにいる?
④怪獣人間は初対面が9割
⑤怪獣人間と渡り合うための掟
⑥人間関係の三角形
⑦プチ怪獣との付き合い方
⑧怪獣人間はあまりにも魅力的だ
本書で取り上げられている「怪獣人間」は、最上級怪獣人間であり、なかなか私たちが通常に生活している中で対面することは少ない。しかし、多くのメディアが取り上げているその「怪獣人間」を確かに手なずけている著者は手懐けるというよりは既に「半怪獣人間」いうように、「怪獣人間」世界に一歩も二歩も踏み入れて、自身も成長していることがわかる。
付き合う人間により人間の器は変わり、成長度合いも大きく変わる。それを体現している著者の渾身の一冊でもある。
なかなかお目にかかることのない「怪獣人間」の手懐け方だけではなく、本書では「プチ怪獣人間」の手懐け方までも記してくれている。
世の中には良い怪獣も悪い怪獣もいる。
その見極めも行ないながらウインウインの関係性を模索していきたい。
投稿元:
レビューを見る
怪獣人間=周囲にいるめんどくさい人と思っていたけれども、そもそも違っていて、怪獣人間=周囲に影響与える想定外の力を持った人(ビルゲイツ、ホリエモン、ガーシーとか)だった。
後半では、もっと周りレベルにいる面倒臭い人との付き合いかたも書いてくれている。そっちは上司とか同僚との付き合いに参考になりそう
。。。。。(内容ざっくり)
周りにいる面倒な人とその対応↓
自慢する人 =自信がなくプライド違い
→ほめとけ
細かい人 =目的思考じゃないので、手段にフォーカスしている
→調子を合わせて、圧倒的結果を出すと次のターゲットを探して離れていく
陰口言う人 →相手から直接言われる言葉以外は原型をとどめていないことが多い。気にしない。
根回し →嫉妬を買わないための保険に過ぎない
メンヘラ →逃げる
不機嫌 →ちょっとさすって、不機嫌の理由を聞いてあげるが、深追いしないこと。自然に接する
。。。。
仕事で誰かに近づく時
相手のことをSNS等から徹底的に調べて、憑依レベルの人間分析が必要。相手の気持ちや考え方を相手以上に考える、想像する。
タイミングを見計らって、相手の好むやり方で近づく断られても終わりじゃない、始まり。
【興味、目的、自分、の三角形が成り立つように】
興味を持つことで関係が始まる。相手が好きだということが大前提
そのためには、自分をしっかり見失わずに持っていないといけない。相手に寄り添うけども、自分を見失わない。(飲まれてしまう)
そして目的も見失わないこと。
投稿元:
レビューを見る
「怪獣人間」は、灼熱に燃える太陽みたいなものだ。
遠くにいれば、やさしく温かい存在だが、近づき過ぎると、焼き殺されてしまう。
なんとも痺れる文章で始まる。間違いなく怪獣人間の手綱をもち続けた箕輪氏の久方ぶりの一冊。単純に読み物として面白い。圧倒的リアル感があり、語彙の幅・センスによってwktkが続いたまま一気に読める良作。
投稿元:
レビューを見る
おもしろかった
ビジネスとは理屈ではなく、心根が本当に大切であることを本書は語っています。
それが度を越しているのかそうでないのかが、怪獣人間と一般人の違いかと思います。
僕の人生を変えたのは、ただひとつ 怪獣人間との出会だった
狂ったように目的だけを見て、成果を残していく人たち
本書は、そんな一部の狂った人たち、いわば、怪獣人間 の手なずけ方について書いていく
正しいか正しくないかではなく、面白いか面白くないかが判断基準
怪獣人間は、努力ではなく生まれつきの才能であり、改善ではなく革命的なことをやる
怪獣人間とは、世界を前に進め、新しい景色を見せようとする存在だ
怪獣人間は、常識からズレているから普通の人からすると怖い。怪獣人間の怪獣であるところは、不測不能、何をするかわからない、その怖さに多くの人はビビッてしまう
最先端を負う人の言っていることに早過ぎて普通は理解できない。原液は濃い過ぎて飲めないが、その原液に価値がある。それは水割りになったり、ソーダ割りになったりして、いずれ世間に広がっていく
怪獣人間と付き合えば流行の渦の中に飛び込める。その激流に耐えることさえできれば、誰もまた見たことのない大きな果実を手にすることができるのだ。
仕事だろうがなんだろうが新しいことをやるためには、常識を崩したり超えていく力が必要だ。「そうに決まっている。」を壊していかなければ実現できない。
出会う人の濃さが人生の濃さだ。
みんなが面白いという人でも、自分が熱狂できないなら近づかないほうがいい。一方でいま、どんなに人気がなくても、絶対に才能があると思うのであれば、付き合い続けることだ。いつかどこかで時がくる。
断られてから交渉は始まる 断られたというのは、単なる途中経過で、ジャッジは死ぬまで決まらない
怪獣人間が1番きらいなのは、時間を奪われることだ
外してはいけないことはある、一つが仁義を通すことだ なぜなら、彼らはお金よりも、「信用」という通貨で生きているからだ。
怪獣人間は繊細だ。誰よりも細かいところを気にする。何ごとにも終着を持って生きているから、記憶力も異常だ。
GNOとは、義理・人情・恩返し。これが人間関係の根幹だということだ
信用、貸し借りで、人間関係は成り立っている。人間関係の上に仕事はある
結果を出すためには、、絶対に結果を焦らない。狩猟でも、同じことで仕留められるのに焦り過ぎて獲物に気づかれたらチャンスは二度とこない。いかに辛抱強く、その一瞬を待ち続けられるか。
怪物人間が「こいつ、わかっていないな」と判断したら、真剣に話してくれなくなる。そうなったら、大きな仕事をする関係になるのは難しい
自分のことを理解している と思ったとき、どんな獰猛な怪獣人間でも、牙をしまい、お腹を見せてくれるはずだ。
怪獣人間と仕事を超えてつきあうには、丸裸になることだ。怪獣人間は、人間として振り切ってしまっている。そういう人に、小細工をしても通用しない
もし、トラブルになったら、相手を正面で捉えることが大切だ。横を向いたら殴られて、背を向けたら切られる
その中で大切なことがある。早めにもめるだ。
逃げない。この一点だ
何かおきたら、まず会いにいく。連絡を取る。
なんやかんやいって、人間関係は場数がすべて
これまで何度か出たとこ勝負をやって、成功体験と失敗体験もある。修羅場の数だけ強くなれる
仕事関係の三角形
A興味 興味を持つ
B目的 目的を持つ
C自分 自分をもつ
怪獣人間を手なずけるには、こちらが相手に興味を持てないとだめだ。これがすべてといってもいい。相手に興味を持つのが仕事だ。
人間が人のことを信頼するときは、自分以上に自分のことをわかっていると感じたときだ。それは恋人でも仕事でも同じだ。
目的を達成するには、同じ船に乗ることが重要だ。同じ船にのって、同じ島を目指すような感覚がないと、深い関係はつくれないし、大きな結果には結びつかない
僕は誰に何と言われようと、自分を持とうと決めた
忌野清志郎 他人に嘘をついても、自分に嘘をつくな
この人に嫌われたら困るということはある。それでも、もし嫌われたらしょうがないなという気持ちも大切だ。
根回しは、嫉妬を増やさないための保険みたいなものだ
誰だって、自分のまったく知らないところで何かが始まるより、事前に話をもらったほうがうれしいし、協力しよう、応援してあげようという気持ちになる
周りになっといわれようとも、やると決めたらやる。その覚悟が回りを動かす。根回しはあくまで、嫉妬を買わないための保険だ。
選択肢を1つしか持たず、それを突き通すのは子供のやることだ。やると決めたらあらゆる方法を準備し、なんとしても着地させるべきだ。
上司はメンツを大切にしているので、その場で戦ってはいけない。否定しないように勧めて、意見に従っているふりをする。まったく反対のことをやっていても、「いやあ、部長の案でやってよかった。さすがです」といっておけばいい。あっちも混乱して何も言わない
優柔不断な上司に振り回される ⇒ 責任は自分がとりますと言えばいい
目次
PROLOGUE 人生は人との出会いで驚くほど変わる
CHAPTER1 [生態編]怪獣人間とは何か
CHAPTER2 [獲得目的編]怪獣人間と付き合うメリット
CHAPTER3 [発見編]怪獣人間はどこにいる?
CHAPTER4 [接触編]怪獣人間は初対面が9割
CHAPTER5 [捕獲編]怪獣人間と渡り合うための掟
CHAPTER6 [手懐け編]人間関係の三角形
CHAPTER7 [人間対策編]プチ怪獣との付き合い方
CHAPTER8 [怪獣人間図鑑編]怪獣人間はあまりにも魅力的だ
EPILOGUE 人間の歪さを面白がれると人生は面白くなる
ISBN:9784295408796
出版社:クロスメディア・パブリッシング
判型:4-6
定価:1580円(本体)
発売日:2023年09月21日初版発行
投稿元:
レビューを見る
成果、目的に向かっていきている怪獣人間とのつきあい方をまとめたもの。極端な例だと思うが、本当にやりたいことやろうと思う人の思考方法はこうだろうと思うし、圧倒的成果を短期間で出すにはこう考えるのだろう。怪獣人間と付き合うには読むと気が楽になるかも。
投稿元:
レビューを見る
タイトルにインパクトがありますが、内容は箕輪さんの仕事術が盛り込まれているビジネス書です。
・初対面が9割、徹底的に準備する
・相手を分析する
・相手に染まらない自分を持つ
・最終的に自分が責任を持つ
・みんな承認不足だから相手を褒めまくる
などなど、スピード感や行動力など、学べることがたくさんありました。
投稿元:
レビューを見る
特別な世界を垣間見れる。特別な人の周りにいる人の視点は、意外となく貴重かもしれない。
7章のプチ怪獣との付き合い方は、他と違い実社会でも役立つ内容。他章で合わないと思っても、本章は読んだ方がいいと思う。
投稿元:
レビューを見る
また、手配したときのことを忘れて、手にしたときはタイトル見ても「何の本?」
幻冬舎の編集者の本だった、、、
怪獣人間とは、ホリエモンに代表されるようなぶっ飛んだ人たち。ガーシーとか。
そういう人を相手にどうやって本を書いてもらえるか、を綴った本。
常識外れの人たちだからこそ、魅力的で、発信力がある。
そういう人たちに近づくには、こちらも常識ではいられない。
あらゆる準備をして、相手に合わせた手段を考え、接し、印象、爪痕を残し、
仕事に繋げる。
ホリエモンのサイン会、3秒の間に彼の耳に残る提案をし、仕事を作る。
これは凄かったな。
海賊版サイト漫画村の運営者と食事をする、、、などはもはや何を考えているのか、
ニーズがあれば何でもありか、というところではあるが、プロはプロだ。
私は好きではないが、まあ能登の地震のインプ稼ぎよりはましだが、、、
つまらぬ常識にとらわれて身動き取れないでいることが愚かであることは確か。
まあ評価の分かれそうな本だ。
投稿元:
レビューを見る
世界を変えていくような、ある意味常識外れの人達 怪獣人間との付き合い方を著者なりに書いた本になっている。
基本的な内容としては、突飛とはいえず、人間関係にとって大事なことはやっぱり大事なんだなと思った。
あと、環境が人に与える影響は大きく、環境を選ぶこと、環境にも大きな価値があるというのは納得できた。
でも、ここに書ききれていないことに本質があるのかもなとも思った。
そういう意味では物足りない本だった。
ただ、文章は読みやすく楽しめる本ではあった。
投稿元:
レビューを見る
この本を読むと自分が怪獣人間ではないことがわかってしまう。
でもクリリンにまでなれれば良いんじゃないかとも思う。