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特段珍しい内容ではなかった。
ただ、珍しくないけれど大切なことにので、それを確認することはできたかな。
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子育ての手順や具体的手法(How to)ではなく、
子どもとの人間関係をどのように築くのか、という面でたくさんの気付きをくれた本です。
とても印象的だったのは、
子どもの感情の受け皿になるために、大人にも自分の感情を扱う練習が必要ということ。
日々起こることにも、子どものことでもすぐイライラしてしまい、時にそれを子供にもぶつけてしまう私…
至極反省。。。
あたり前ですが、子供は私が産んで育てているからといって私の所有物ではなく人権と人格を持つ1人の人間。
どんなに小さくても、そのように扱うべきなのだということを改めて思わされました。
どのように子供と向き合っていくか、実際のケースも出しながら書かれているのでとても理解しやすく、腑に落ちた。
もちろん、いつもいつもうまくいくわけではないと思うけれど、まず心意気を持って子供と向き合っていく毎日を送りたいです!
こちらの本でも書いてくれている通り、間違って断絶しても修復することが大切。できる範囲で実践してみようと前向きな気持ちになれる1冊でした!
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SNSで話題になっているのを見て、自分も読んでみたいと思い取り寄せました。
タイトルを見た感じ、自分が求めている本なのか、自分が読んで役に立つのかと半信半疑でした。
「子どもとの関係が変わる」と書いてありましたが、私には子供がいません。独身未婚もちろん子なしです。無駄に終わるかと一時購入をやめようかと思いました。
ただ、気になりすぎて、見かけるたびに読みたいなと思ったので、一か八か、購入し読むことに決めました。
結果として、読んでよかったです。
簡単に内容を話します。
本の前半は、自分の親(保護者)とうまく関係が築けていない人は読む価値があります。
後半は、子供がいる人が自分の子供との関係の築き方(前半部分の失敗というか自分の親と自分の悪い関係を、自分と自分の子供との関係に引き継がないようにする)を考える内容となっていました。
私は、この前半の部分が特に刺さりました。後半は未知なので、人より意識しないとだなと思う程度で解像度は高くありませんでした。
個人的にはこの前半部分の内容が特に理解しやすかったので、書きます。
幼きころの言葉で説明できないような悲しい気持ちやモヤモヤと残っていること、そして幼少期の経験から大人になった今でも引きずってしまっているものが、文字に書き出されているという印象を受けました。
この本を読んでから、親との関係を考え直し、涙が止まらなくなりました。改善まで動き出せるかは別として。。
ただ、自分の中にいる幼き自分が見えてきて、色々と葛藤というか、考えてしまいます。
感受性の高い方や、親との関係で問題を抱えている人は心して読んでください。
私は読んでよかったと思いました。
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子育てには時間をかける必要があることを意識させられた。家事、趣味の時間などを優先してしまっていたのでまずこどもに反応してあげてやりたいことを汲み取ってあげることを心がけようと思った。
子供と話す時は自分を主語にすると良さそうだなと思った。
要点3つ
①こどもに関心を向ける時間は必要。近道はない。
②こどもの行動を読み解く。
③気持ちを伝えて境界線を引く。
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親が子どもの心をしっかり受け止め共感することで、いい親子関係を作ることができる
そして、子どもが安心して生活できれば以下の力を育む助けになる
・ストレスに耐える力
・柔軟性
・問題解決能力
・共感力
そして、社会全体がより良くなる
実際に起こる残念な会話の例や、しつけと称した親の押さえつけなど細かく書かれていて、思い当たる節が多々あり、ドキッ、ズキっとしながら読み進める
子育てだけではなく、人と人のつながりの中では、相手の思いをしっかり受け取ることは大事ですね
この本のように、なかなか上手くいかないのが子育て。親も爆発するし、適当なことを言っちゃったり、親の都合を押し付けたりしちゃう。
でも、その度にこの本を思い出し反省して心改める機会を少しづつ増やしていければいいかな。
*********
「自分は相手の話を聞いている」と思うときには、たいてい口を挟む隙ができるのを待っているだけです。私たちは、相手が伝えようとしていることを理解するよりも、どう応えよう、どう反応しようと考えるほうにエネルギーを使っています。
**********
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子育ての面白いところは、もう一度子どもの頃の自分に戻ったり、子ども時代を体験できるところ、と何かで聞いた事があるが、その事を考えさせられる内容でした。
●負の感情を感じたとき、自分が人生で一番最初にその感情を感じたのがいつか、遡って思い出してみる。トラウマ的な出来事や、経験の積み重ねから、その感情が習慣になっているだけの事が多い。(親に言われたことなど)
●子どもの行動の背景には理由がある。子どもの立場になって考えてみる。そして共感し言葉で伝える。しっかり対話する。
4つのスキル
①ストレス耐性
②柔軟性
③問題解決能力
④相手の視点で物事を捉えられる能力
親自身がこの4つを意識して、子どもの見本になる行動をしていきたいと思いました。
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こどもの年齢に合わせて心がけるべき点が書いてある。
いわいるHow to ではなく、心理療法士らしく考え方や注意点に主眼が置かれており良書であると思います
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親が嫌いで、心の底から関係を断ち切りたいと思っている自分からしたら読んでて苦しくなる部分が多かった。ただ、自分の子供に対するアプローチを考え直させてくれた。自分が子に対する関係性の築き方は自分の親への反発を含んでいる部分が多い。ただ甘やかしたり過保護になるのではなく、子供を一人の人間として尊重し、その時々の感情にしっかりと向き合っていきたい。
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一言でまとめれば「子どもをしっかり観察してコミュニケーションをとりましょう!」という本。
当たり前のことなのだけれど、その当たり前を当たり前にやることの難しさを感じる。息子はまだ一歳、これから語彙が増えていく時期にこの本を読めてよかった。
感情の言語化は、先日読んだ「死ぬまで生きる日記」でも出てきたので、子どもに限らず大事なことだと思う。子どもはまだ自分の感情をうまく処理できないから、親がどれだけ子どもを見てその感情を言葉にできるか……難しいけれど頑張ろうと思う。
それから印象的だったのは「子どもとの関係を修復することはいつでも可能だ」と随所で書かれていたことだ。どの発達過程においても、やり直せないことはないのだと励ましてくれる。心強い。
あとは夫婦喧嘩の仕方。
「あなたがこれをしないから云々」ではなくて、「私はこれをしてくれないと悲しい」というように、主語を「私」にする。今度夫婦喧嘩をしたくなったら(?)活用してみよう。
翻訳された文章はどうも苦手で、読むのが大変だったけれど、とてもためになった。
子育て中などで時間のない人は一章だけでも大丈夫かなと思う。一章で言われていることが核で、そのあとはいろんな場合に触れての説明だと感じたので(きょうだいがいる人はあとがきも読むといいですよ!)。
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この本を読んで学んだ5つのこと
①子供は愛すべき対象であり芸術品ではない。
②自分が子供に抱くネガティブな感情は、自分が子供時代に親から受けた仕打ちに影響される。負の連鎖は断ち切る。
③親は子供の鏡。ネガティブシンキングな親の子供は自然とネガティブになってしまう。
④子供でも1人の人間として、相手の立場に立って考えて接する。子供扱いしない。協力する関係を。
⑤兄弟が生まれても「弟/妹が出来て嬉しいでしょう」などと言わない。役割を与えつつ上の子も尊重する。
所感
所謂僕の親は毒親で、子供が生まれる前(というよりも僕が中学生か高校生くらいの時)から、自分の親の様にはならないと決めていた。
エピソードを語れば枚挙にいとまが無いが、友達の家に遊びに行ったり、外でゲームをしたのが親にバレた日には母から家の外に夜遅くまで閉め出され、帰ってきた父親から「この恥晒しが!」と玄関先で大声で怒鳴られながら腹を何度も膝蹴りされた。風邪をひいて出された薬が苦くて思わず吐いてしまった日には更に吐くまで怒鳴られ、全身を殴られた。こっそり買った漫画が見つかった日には首根っこを引っ掴まれ、着ていたシャツが破れるまで母から家中を引き摺り回された。他にも沢山エピソードはあって、親との楽しかった記憶など微塵も思い出せない(もしかしたらあるのかも知れない)が、虐待されたエピソードは(どれも小学校時代以前の出来事が殆どだが)30歳を過ぎた今でも鮮明に覚えている。
家庭内の状況を知らない親族からは、医者の家系に育ち、小中高一貫の私立校に入学し、何不自由なく暮らしている様に見えていたのだろう。「お前は幸せ者だ。親に感謝しろ。」などと親族の集まりの時によく言われ、幼い僕はヘラヘラと愛想笑いしていたが、中学生を過ぎたあたりからその親族の集まりにも辟易して行かなくなった。今では親とも音信不通の状態だ。この「断絶」は最早一生修復不可能だ。
「被虐児は虐待を繰り返す」とよく言うが、まさにこの本に全て書かれている。自分の幼少期が謂わば自分の育児の手本でしかなく、それに気づかずそのまま虐待を繰り返してしまうのだろう。この本で言うところの「断絶」を繰り返してしまい、「修復」を怠った結果、負の連鎖が繰り返されてしまう。正に今の僕と親の関係そのものだ。
今の僕は娘に対してはかなり甘やかしてしまっている。この本を読んで考えてみると、やはり昔の記憶から厳しくすることを無意識のうちに恐れてしまっているのだろう。妻が娘に怒ると僕も何故か怖くなってしまい、娘を庇って妻の苛立ちを助長させることがよくある。甘やかし過ぎるのも良くないが、妻の感情のままに怒るのも良くないとおもったので、新たに書籍を買い、妻にプレゼントした。こう言うところがまた妻をイラつかせてしまうのかもしれないが…
一番心に残ったのは「子供は芸術品ではない」というところ。昨今手のかからない子供に育てるにはと言った内容の情報が出回っている。中には泣いても放置、そうすれば自然に泣き止むなどといったものもある。実際にそういう育児を行なっている妻の親戚もいて、その甥はまだ���稚園だが手のかからない子供に育っている。その様子を見て、妻も真似がしたいと言っていたが、自分の昔を思い出してしまい、そういう子育てを僕は賛成しなかった。結果娘は泣きたい時に泣くし、癇癪も起こすが表情豊かな子供に育ってくれた。時間がない時には手がかかり過ぎてイライラしてしまうこともあるが、この本を読んでからは、子供は自分の芸術品ではないと自分に言い聞かせる様にしている。確かに娘の感情を話す様になって、以前より癇癪を起こす時間が短くなっている様な気もする。
思春期の子供に対する接し方や巻末には兄弟が生まれた後の話も少し触れられている。育児の転換期を含め、何度も読み直したいと思える一冊だった。
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今までに何冊か育児本を読んだけど、1番難しいことが書かれている本だと思った。書かれていることの中で思い当たるところも沢山あったし、今後の育児にも活かせそう!育児は育自だなあと。
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孤独は子どもにとっては不快なものであり、喉の渇きや空腹と同じく満たされる必要がある
子どもが言い表せない気持ちを、親が受け皿となって言葉にしてあげる
「子供たち」ではなく、一人の「子ども」それぞれと関わる
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薄々そうなんじゃないかなーと思っていたことが見事に言語化されていて、読めてよかった。
43
子供に対する自分の反応に責任を持つ
子供が引き金となって起こる感情
47
コミュニティの中で自分がどうふるまっているかを自覚することが重要
49
子どもはどちらの親に対しても同じように忠実でいたいと思っている
52
子どもが苦痛に耐えられるようにするには、苦痛を感じている時に一緒にいること。
苦痛を完全に取り除くことはできないが、苦しい期間を一緒にやり過ごすことはできる。
56
夫婦間の衝突をすべて遠ざけていると、親密さも遠ざかる。多くの話題がタブーとなり、礼儀正しくお互いを迂回するだけというのは寂しいものです。
71
子どもの感情をあるがままに、真剣に受け止める
「どんな感情を経験しようと受け入れてもらえる。どんなにいやな気持ちになろうと、それはいずれ過ぎ去る」
72
子どもへの反応は、自分自身の感情への反応と似ている
74
子どもが必要としているのは、親が自分の感情の受け皿になること。(心理療法士がクライアントに対して取る態度と同じ)
76
感情を否定すると、子どもの直感を鈍らせてしまう危険がある。
「馬鹿なこと言わないで」→自分の気持ちを馬鹿なことだと思ってしまう
79
子どもが負の感情を抱くことを親が叱る
→「親が腹を立てている」という、もう一つの悲しみが追加される
80
自分の感情に(たとえどんなに強い感情でも)居心地の悪さを覚えなくなることが、子どもの感情を受け入れる鍵
大人も自分自身の感情を扱う練習が必要
81
「わたしは悲しい」→「私は悲しく感じている」
「あなたは悲しいのね」→「あなたは悲しく思っているように見える」
悲しみと同化するのではなく、悲しいという感情を客観視する
86
親は子供の幸せを何より望んでいる。だから子供が幸せでないと、幸せであるかのように自分や子供を無理にでも納得させたくなる。
90
「あなたの感情はとても大事なのだ」と子供に示すのはとても重要
93
父親が本当に自分をかわいそうに思ってくれているのがわかると、自分の言い分にそれ以上こだわる必要がなくなった
94
子どもは感じたことを話しているだけ。
人生がいつも思い通りにいかないということを学ぶにあたり、なだめてほしいだけ。
108
気を逸らすとは、子供の知性への侮辱
困難な事柄から逃げてほしくないのであれば、気を逸らしてはだめ
181
人間関係において1番ストレスが溜まるのは、自分が相手に何の影響も与えられない時
199
「手がかからない」「育てやすい」「いい子」
=赤ちゃんから親への要求が少ない
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How to本ではなく、
ざまざまな方の事例、経験をもとにどうすれば良いかが書かれていて分かりやすい。
親にされた事は自分が親になってからもやっている。その通りだ。
子育てのステージで何度も読み返したくなる良書。
感情のコントロールが難しくなった時にも再読したい。
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子を育てるうえで大切にすべき心構えが丁寧に記されています。具体的な育児のHOW TOではなく、心理学に近いです。
私的に内容はとてもタメになりましたし買ってよかったのですが、英文をそのまま和訳している文章なので正直読みづらいです。
もっとシンプルで簡単な日本語文だといいのにと思いました。
まとめ
・配偶者の悪口を子の前で言ってはいけない。子は自分が否定されている気持ちになる。
・子という作品をつくるのではない。人と人の繋がりや絆を育んでいく過程が子育てである。
・幸せでいてほしいという考えを手放す。子の感情(マイナスのものであっても)の受け皿になる。どんなときもそばにいて、安心できる場所でいてあげるだけで良い。
・親だって間違える時はある。その時は一人の人間としてきちんと謝ること。
・どんなことも話せるような存在になる。子の言葉や意見に耳を傾ける。