紙の本
三巻目も期待したいくらいのやつ
2024/01/24 05:25
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常のふしぎな現象・法則とその名前を紹介する本。
前作が面白かったので。
前作で「終わってないことが気になる」ツァイガルニク効果や「能力の低い人は正しい評価ができないから自分を過大評価する」ダニング=クルーガー効果が載ってないなぁって思ってたら第二弾で載ってて笑った。
あと「好きな子ほどいじめたい」反動形成とか「希少でもったいなくて使えない」ラストエリクサー効果とかは聞いたことある~!ってなって楽しい。
猫が何もないところをじっと見るのにフェレンゲルシュターデン現象とかいう格好良い名前ついてるのは知らなかったわ。
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生活のふとした瞬間に起きる様々なふしぎ現象とその現象名を解説。そもそもなぜその現象が起きるのかが分かっていない事も多く、真相に興味が湧きます。続編であるこの本はヨシタケシンスケさんのイラストではありません。
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二匹目の泥鰌~画像優位性効果・ポップル錯視・リターントリップ効果・スティックスリップ現象・ロックイン効果・デジャブ・学習性無力感・反動形成・アンカリング効果・パーソナルスペース・作業興奮・初頭効果・多元的無知・モデリング・気導音・ツァイガルニク効果・コンコルド効果・ダニング=クルーガー効果・イケア効果・暗黙の強化・かえる化に現象・単純接触効果・培養効果・自己奉仕バイアス・相補性・ヘルパーズハイ・ラストエリクサー症候群・傍観者効果・生存者バイアス・同調行動・プラミング効果・フレーミング効果・ウィンザー効果・文脈効果・テトラフォビア・宝毛・プルースト効果・ベイカーベイカーパラドクス・食後過血糖・コントラスト効果・クラッキング・仮現運動・眼内閃光・シュリンクフレーション・シャルパンティエ効果・ロッチ現象・パウリ効果・チアリーダー効果・アオレカ現象・アメリア=イアハート効果・ライデンフロスト効果・コアンダ効果・逃げ水・シュリーレン現象・運動残効・ベクション(視覚誘導性自己運動感覚)~後まで残っているのは「ロッチ現象」と「アオレカ現象」。人の名前が付いてると思い出しにくい
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こういう体験あるわ…とかこんな現象知っているけれど名前がついていることは知らなかったという「ふしぎ現象」の名前と由来をわかりやすく説明してある。
子どもといっしょに確認してみてもいいかも。
感覚のふしぎ編
○録音した自分の声が、どうしても自分の声には聞こえない→それは…気導音。
こころのふしぎ編
○クレーンゲームで景品がなかなか取れないのに、今まで使ったお金のことを考えるとやめられない→それは…コンコルド効果。
ことばのふしぎ編
○隣のクラスの人たちがおいしいケーキ屋さんのはなしをしていて、そこのケーキが食べたくなった→それは…ウィンザー効果。
からだのふしぎ編
○お線香の匂いをかぐと、小さい頃に遊びに行ったおじいちゃん・おばあちゃんの家のことを思い出す→それは…プルースト効果
世の中のふしぎ編
○トランプのゲームで、誰かが進行をとめていると思って「誰の番?」と聞いたら、自分の番だった→それは…アオレカ現象
全部で56項目ある。
名前がついているなんて、ね。
なかなか名前までは覚えられないけど由来がわかると納得するかも。
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大人も読んで楽しい『ふしぎ現象事典』の続編。「遠足で動物園に行ったら、行きのバスより帰りのバスの方が時間が短く感じた」のは「リターントリップ効果」、「『ピザ』と10回言ったあとに体の『ひじ』の名前を聞かれると『ひざ』と言っちゃう」のは、「プライミング効果」、「作文を何度も読み返して書くけど書き間違いに気づかない」のは「文脈効果」、「目をぎゅっとつぶると、暗い中にチカチカと光が見える」のは「眼内閃光」、「コップからコップに水を移そうとすると、コップの側面に沿って中の水がこぼれちゃう」のは「コアンダ効果」など。本のつくりは前回と同じだが、イラストレーターが変わっている。
今回も面白いし、日常に役立ちそう。「アンカリング効果」(p.24)は使えるかも。「印象的な数値や情報が基準となり、そのあとの行動の影響を与える現象」(同)で、数字の操作って結構できるんだなあ、という感じ。「教室の中で自分だけがわからない気がして空気を読んだ行動をしたら、みんながあなたと同じだった」(p.32)というのは、「多元的無知」ということで、一教員としては、クラスや学年がこういう集団にならないように、と思ってしまう。100円じゃなくて98円で売るのは「シャンパンティエ効果」(p.104)と言うらしい。あと、ある現象があって、その「なぜ」にまで答えてくれるものと、単にこういう現象があります、で終わっているものがあったりする。それから、本当に世界的に認知されているのかよくわからない現象(例えば「アオレカ現象」(pp.112-3))があったり、まあ、いろいろあるなあと思った。おれは教員だから、教員・学校・生徒の「あるある」を「不思議現象」としてこの本みたいにまとめたら面白いかなあ。例えば、「教材会社の営業の人に無愛想な態度をとりがち」(←おれはとらないよう努力しています)なのを「お客様効果」(やたら営業の人がへりぐたっている態度なので、自分が重要な顧客になったような勘違いが出た結果、横柄で無愛想な態度を取る人がいる)とか…?(24/02/21)