電子書籍
小さな箱庭から飛び出していく
2024/01/02 20:35
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
過剰なまでの自意識を引き摺った女の子が、海の向こうで自分の世界を広げていました。「ヘンな子」ではなく多様性として受け入れるのも大事ですね。
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英語の知識が身につく本かと思って読んだのは、完全に間違いだった。
もちろんタイトルにあるように英語にまつわるエピソードは出てくるけれど、アメリカという英語圏で生活している著者の日常の話。
性的描写などは、鼻につく感じが受け付けなかった。それ書く必要ある?みたいな。
ジェンダーや文化を研究している著者ならではの視点はあったけれど、それについてもう少し踏み込んで書いてもよいのではないかと思った。
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そこまで赤裸々に書かなくても…と思わないでもないが、全体的にはよかった。
自分の経験と重なることもあり、懐かしかったり共感したり、改めて考えたりしながら読んだ。
英語部分が読みにくい!意図的にチャプターブレイクの紙みたいなデザインにしてあるようだが、せっかく興味深い内容なのに、そして筆者の伝えたい話なのに、こんな扱いで載せるなんて!
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10275972
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『親愛なるレニー』の著者であり翻訳者でもある、吉原真里さんによる自叙伝的私小説。そう!これはあくまでも“私小説”だから、主人公のMariが語ることがすべて実体験とは限らない‥のだけれど。いつ、どこに住んでいたかだとか、どんな属性の友達がいたかなど、ひとつひとつのエピソードにはリアリティが有って、同情したり感心したり。でも‥なんというかMari、優秀なんだろうけれども時々上から目線になるのがヤな感じだったり脇が甘くて危なっかしいところもあり。長く英語圏に住む身内も英語を話す時にはMariっぽくなるのは生存戦略なのだろうか。御本人は大学教授だけあって、話も上手でチャーミング。ポリタスの和田静香さんとの本書がテーマの対談もおもしろかった。