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教養としてのテクノロジー AI、仮想通貨、ブロックチェーン 増補版 みんなのレビュー
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電子書籍
誤:「コグニティブロード(認知不可)」⇒正:(認知負荷)という誤字または誤植部分が1カ所あった以外は、今後の社会のあるべき姿等について色々考えるキッカケを与えてくれる有意義な内容だったんじゃないかな
2023/11/07 13:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画のように1日で1冊、数時間で読み終えるってわけにはいかないけど、
1日1章ずつくらい、毎日少しずつ読み進める感じで、
興味深い内容…著者の経験談情報の共有、と、各テーマ項目に関する私見…
を、読み易い平易な文章で書き記してあって、
その、各テーマ項目の構成は、
・『経済の未来』(第1~3章)⇒「(AIと)労働」、「(仮想通貨と)国家」、「(ブロックチェーンと)資本主義」
・『社会の未来』(第4~5章)⇒「人間はどう変わるか?」、「教育をどう変えていくのか?」
・『日本の未来』(第6~7章)⇒「日本人はどう変わるべきか?」、「日本はムーブメントを起こせるのか?」
という内容構成で、
あと、その内容の中で、
この講談社文庫版の元々のNHK出版新書版は2018年3月に刊行されたモノらしく、
で、今回の文庫版は2023年10月発売ってことで、
新書版出版後この文庫版までの5年間程の間の後日談的な、
<文庫版のためのアップデート>というのが、新たに書き下ろされて追加されている、
という内容。
最初の『経済の未来』について語られた第1~3章も興味深かったけど、
個人的に読んでいて印象深かったのは、
第4章のテクノロジーの進化で、この後の未来社会で「人間はどう変わるか?」
について語られた私見の部分、かな。
第5章の、「教育をどう変えていくのか?」の話も興味深かったけど、
「コグニティブロード(認知不可)」という誤字表記があって、
英単語分かる人なら直ぐ気付くことだけど、
英単語的にはCognitive Loadなんで正しくは「認知負荷」だな…
というケアレスミスまたはワープロ誤変換的なのが、
目に付いてしまったな、という印象。
但し、ソコ以外は、色々と有意義な私見を持っていて、かつ、
ソレを実践出来る立場にもいるようで…
…2018年の新書版執筆発売時はMITメディアラボ所長で、でもその後、
色々醜聞的事件の余波的な事情もあって、
MITメディアラボ所長を辞任し、その後日本に拠点を移して、
今は、千葉工業大学で評議員等を経て今年2023年7月から学長に就任した、
ということのようで…
よりよい社会実現を模索しながら、色々と活動・行動を続けている人物なんだな、
と感心したり。
第6章は、この著者の、日本での経験、米国を永らく拠点としていた時の経験、
また日本に戻ってきての経験…
等の多彩な経験談からの比較文化論的私見が、色々興味深かったな、
と。
第7章は、社会的枠組みの変革に繋がるムーブメント誕生の芽を育もうと、
色々と活動を展開している著者の、私見とその自身の活動の啓蒙宣伝的な内容だったけど、
まぁ、それはそれで、へぇ、という感じ…。
…そんなこんなで、今回偶々、
※※40%OFF <3日間限定>「講談社」小説・ミステリなどに使える※※
というクーポンが出てるタイミングで、
何か買って読もうかと対象商品のリストを眺めていた時に、
この本のタイトルが目に入って、
偶には、漫画や小説等以外のノンフィクション系の教養一般書的なのを、
と思ってこの機会に買って読んでみたら…
今後の社会のあるべき姿等に想いを馳せるという意味では、
色々と、現状を見詰め考えるキッカケになる本だったなとは思うんで、
買って読んだ甲斐は、それなりにあったんじゃないかな、
と思います。
紙の本
新書版も読んだ
2023/12/15 09:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
5年前の新書版も読んだことがあるが、アップデートされているというので、文庫版も読んでみました。新書版のときよりも、なぜか読みやすかった印象です。多くの章は、新書版のままで、章末に文庫版用のアップデートが加筆されているという形ですが、もともとのぶんも含めて、よみやすいと感じたのは、載っているテクノロジーが前よりも浸透してきたからなのでしょうか。内容としては、技術の中身というよりは、社会や人間との関わりの中での技術のはなし、という感じで、新書版の部分も含めて古さとかを感じさせませんでした。社会のほうがあまり進んでいないということなのかも。
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