0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
迷っている時や悩んでいる時に、羅針盤となる言葉が、たくさん紹介されていて、よかったです。出会いの大切さがよくわかりました。
投稿元:
レビューを見る
言葉との出会いはとても繊細。出会えるチャンスに僕の感性が鈍くすれ違ってしまった言葉はどれほどあるだろう。感性を高めた上で読みたい
#ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う
#若松英輔
23/9/22出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3EO5WpH
投稿元:
レビューを見る
たまたま本屋の棚に陳列されているのを見かけて、まずタイトルに一目惚れして思わず買ってしまいました。
自分が本を読んでいるときは、文章を頭の中で音声として再生する音量感みたいなものも無意識に設定しているのですが、若松さんの文章は「とても小さな声で大事な話をしてくれている」という印象を受けます。
ひとりで静かに浸るには最高の一冊です。
個人的に昨年のベストの一冊だった「文にあたる」の著者の牟田郁子さんが校正・校閲を手掛けられていることも、自分が心地よく読めた一因であると思います。
投稿元:
レビューを見る
人の身体を作るのが食べ物なら、心を作るのは言葉。
そんな信念のもと、人生の糧や軸となるような言葉を探す随筆集。遠藤周作やサン=テグジュペリ、ミヒャエル・エンデなどの作品を引きながら、著者が感じたことや発見が綴られている。
心の奥底を表現する手段として、詩をすすめていたのが印象的だった。確かに詩は、説明的な文章よりも、厳選された端的な言葉で、生まれたばかりを思わせるリズムや温度がある。短歌や俳句もまた然りだろう。
誰かに伝える、というより、自分に伝える。そんな言葉の用い方を考えさせられる本だった。
投稿元:
レビューを見る
本当に言わんとしていることを理解するためには私はまだまだ未熟で理解できないところも多かったけど、頭をフルに回転させて自分の生き方を見つめ直せる本だった。
この本のブックリストを元に良書に出逢っていきたい。
どんな人間でも、一ばん尊いのは、その人が真剣になったときの姿である。どんなら人間であろうと、ギリギリの真剣な姿には、一指も触れることのできない厳粛なものがある。
どんな相手でも私にとってはすべてが求道の師であり、私を高めてくれた菩薩であると、心底から思っている。
投稿元:
レビューを見る
丁寧な言葉で綴られた文章と、1章ずつに詩が登場してくる。
昔の人が残した詩がとても綺麗なものに感じた。
今も昔も人が悲しい・寂しいと感じているのは一緒なのだと
言葉に心が救われたように感じた。
きれいな絵や写真を見た時に心に広がるような優しい気持ちが
この本の読んで、言葉からも同じようなものを感じられた。