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スープの森 動物と会話するオリビアと元傭兵アーサーの物語 2 みんなのレビュー
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電子書籍
新キャラ登場で広がっていく世界
2024/04/30 01:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人や動物の心の声が聞こえてしまう力を持ち、森の中で食事処を営みながら薬師としても動くオリビアと、彼女と互いに心を通わせることにできる元傭兵の夫アーサーの物語二巻目。
新婚旅行としてアーサーの故郷に行く話から、薬師としての力量を認められて王都へ手伝いに行ったり、押しかけ弟子ができたり、猫の家族が増えたりする激動の二巻目。
一巻目がスープの森の穏やかな日常の話だと思えば、二巻目はスープの森に訪れる非日常の話という感じだった。
ララが押しかけ弟子として居候になったときに、新婚なのに!?て驚いてしまったわ。
最初は新婚家庭にさらに若い女性が居候って……という気持ちになっちゃったけど、読み進めるごとにオリビアが人と接する機会が増えて世界が広がっていく変化が描かれるためには必要なキャラだとわかった。
心に傷を負う仲間で、恋人がいるからアーサーに横恋慕することがなく、裏表がないから嘘をつかないし、夢も目標もあるからいずれ出て行く子で、薬師になりたがるくらい人を思いやることができて、広がった外の世界へ出ることが増えるオリビアの代わりにスープの森の留守番を任される最適配置のキャラだな、と。
アーサーを受け入れ、ララを受け入れたことでオリビアの世界が加速度的に広がっていく感じがして、ちょっとスピード感に置いていかれそうになったけど、でも結局オリビアはスープの森が好きで、そこから動く気がないのもわかって安心できた気がする。
なんというか、江本先生の養蜂家と蜜薬師の雰囲気と似ている感じの話だなとふっと思った。
三巻目も楽しみに待とう。
紙の本
2皿目のスープは前に進む勇気の味がしました。
2023/12/09 00:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラ・レーネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
オリビアとアーサーが夫婦になってから、いつのまにか少しずつ2人の世界が広がっていく。人も動物も受け入れて、時に排除しながら少しずつ広がる新しい世界のなんと美しくまた醜いことか…それでも寄り添い想い合う2人の姿のなんと尊いことか。
前巻より外の人間たちとの出会いが多くなって心ない言葉を聞くことが増えても、2人で過ごした時間が2人を強くしていた。
読んでいて2人の未来が開けていくのを感じました。
森のスープの2皿目は弱った心に元気をくれるものでした。
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