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えっと、タイトルは聞こえてないけれど、ゴリゴリ聞こえているのだね。
残念ながらこっちは必死に祈っても聞こえないのね。
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過去と現在が繋がる瞬間にワクワクした。そして、想定外のストーリーが待ち受けていてどうオチがつくのかと思ったが、納得の終わり方でよかった。
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警視庁本部所属の竹脇元は、上司からイレギュラーながら高井戸署での取り調べを命じられる。
被疑者は、傷害致死容疑の週刊誌編集者中西雪実。彼女は、「声が、聞こえるんです」と、供述を始める。
一方で、モノローグ的な「私」視点で綴られるのは、過去の話の様。
「私」とは誰なのか、現代の事件とどのように関連するのか、戸惑いながら読み続けることになる。
やがて、ある頁でそれが明らかになり、思わずそれまでの頁を読み返すことになった。
著者の巧みな仕掛けとミスリードに唸らざるを得ない。
一般的な警察小説に「言霊」を組み合わせ、特異なミステリーとなっている。
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ジェットコースターのような小説でした。
あぁ青春だなぁとホワホワした気持ちで読んでいるうちに、カタカタと高いところに持っていかれ、次の1行でガタンと落とされる。
そんな風に、スピード感があるということではなく、ゆっくりゆっくり、噛み締めるように物語を楽しませてくれていたかと思うと、急降下で一気に物語に引き込まれる、それを何度も味わえました。
そういった実験的な構造を持ちながらも物語はしっかりと誉田哲也さんクオリティ。
物語としても読書体験としてもおすすめです。