投稿元:
レビューを見る
発達障害を抱えた子に対してどのように接すれば良いのか。発達障害についてー特にこどものときに保護者の立場でどのように接すればよいのか、筆者の当事者体験を元に綴られている本。発達障害について理解が深まるほか、事例として紹介されるライフハックは定型発達者にも参考になるかもしれないと思った。誰もが自尊心を失わずのびのびできる社会が現れると良いなと思う。
投稿元:
レビューを見る
人は誰もが幼い頃から、褒められて認められて成長してゆくと思って今まできたけど、何かしらの特性を持つ子ども達が、普通じゃないからと言って、やる事なす事認められずに過ごしていると思うと、涙が出てしまいました。子どもが不幸にならないように、その子にとって何が幸せなのか…まずは家族が一番の理解が求められるけど、そこには親として、特性を受け入れるのは、かなりの覚悟が要るんだろうと察します。
この本を読まれて、こんな方法があるのか、こんな相談出来る場所を探してみようとか、前向きに一歩踏み出せると良いなぁと思います。
投稿元:
レビューを見る
椅子に座れない子がいる。
それは、定型発達の子のために作られた椅子だからだ。
周りにとって困った子は、困っている子。
ゲーム依存はやめたくてもやめられないこと。
没頭してそれが逃げ場になっているなら、見守る。
この言葉たちに衝撃を受けた。
私は定型発達であるという自覚も意識もない。
忘れっぽい、すぐ物を無くすなどたくさん失敗をしてきた。
作者も自分自身の発達障害の特性を、周りの環境になんとか適応させてきたことがよくわかる一冊であった。
当事者視点になって考えることはどんな職であっても大切にしていきたい。
投稿元:
レビューを見る
発達障害を持つ立場から、感じてきたこと、試してみてきたことなどがわかりやすく紹介されています。
バランスがほどよく、自分の感覚と合う部分は深く頷けたし、自分とは違うと感じる部分は「そうなんだ」と素直に納得できました。まるで隣でガイドしてもらっているような感じで読めました。
当事者として、家族・保護者として、支援者として、友人として、いろんな立場から読める本なのではないかと思う一冊でした。