紙の本
名作を紐解く
2024/04/13 16:36
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
むかし夢中になって読んだ、「あさきゆめみし」を、源氏物語研究者の解説で思い出す。
大和和紀さんのロングインタビューや、カラーの原画も掲載され、懐かしい。ファン必見の1冊。
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これはファン必持。去年のオフシーズン入りたてごろに、近所の本屋で面陳されていて、即買していた。
『あさきゆめみし』の解説、作者コメント付きの美麗イラストギャラリー、ロングインタビュー、カラー原画。物語の研究者による解説、国宝『源氏物語絵巻』と並べての解説。登場人物図鑑、紫式部を訪ねる京都など、鉄板企画。
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源氏フリークの長女が買って、お正月に持ってきてくれた。いまや源氏物語の入り口でお世話にならない人はいないと言っていいぐらいの名作「あさきゆめみし」を深掘り。大和和紀さんのインタビューもたっぷり。同じシリーズの「大奥」と同じように、登場人物図鑑がお役立ちかも。
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大和和紀さんの「あさきゆめみし」…私大好きだったんですよね!この書籍を図書館で見かけたときには、ドキドキしちゃったくらいなんで、好きだったと言うより現在進行系での好きって事に気づきました。今「光る君へ」がテレビ放送されているけど、私は観ていないんですけどね…。
で、「あさきゆめみし」は家に全巻そろってたりするんで、懐かしいなぁ〜と感じながらも、やっぱ大和和紀さんの絵はとってもきれいで雅やかで…その世界観をこの一冊で堪能しました♪私は作中の、紫の上、六条の御息所、あと末摘花も好きだったりするかな〜頭の中将も好きだし、光源氏だってこの作品があったから好きになった感じです。
けど、光源氏ってちょっとイケメンだからって、女癖が悪くって浮気性で自意識過剰なんじゃないかと…!どうしても思えちゃうじゃないですか?でもねそれだけではないらしい…大和和紀さんは、光源氏は一人ひとりの女君に対して誠実、一度でも関係を持ったら後々まで世話をするような面倒見のよさは他の貴族にはないし、気遣いもできて琴も絵も上手で歌声も素敵で…光源氏はいい男なんです!と話されています。無意識のうちに、大和和紀さんの想いが「あさきゆめみし」を読むことで私を含めた読み手に伝わってたんでしょうね…!また、いつの日か必ず「あさきゆめみし」再読したいです。