紙の本
ブラック・ショーマンが謎めいていて続きがありそう
2024/02/03 16:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラック・ショーマンのお兄さんが何者かに殺され、警察とは別に、姪と一緒に犯人捜しをするストーリー。昔はアメリカで人気のマジシャンだったらしいブラック・ショーマンが、なぜマジシャンをやめて日本でバーを開いているのか全然明らかにされないまま事件は解決。シリーズ物になって、そのうち謎が明かされる気配がします。続きが楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
うーん。
犯人は意外だったけど、全体的にイマイチ。
叔父さんがいろんな意味で破天荒だったし、親が殺されたのに妙に軽く現実味のない感じで好みの東野圭吾ではなかったなぁー。
投稿元:
レビューを見る
東野圭吾さんの長編小説。
ガリレオ・加賀恭一郎・天下一大五郎・マスカレードシリーズと同じ新たなシリーズものでとても面白かったです。今までのシリーズもののキャラクターでは、腹黒くイリーガルなキャラクターだと思いました。マジシャンとしてのテクニック・話術を生かし警察を出し抜いていく姿はダークヒーロー感があるなと思いました。彼がなぜアメリカから帰国したのかなど彼の素性にはまだ謎なところもあるので次の短編集で明かされていくのかなと思います。
ストーリーも父親の死の真相に迫っていく過程が一つ一つ事実を積み上げて行く過程が東野さんらしく、真相発覚の所がとても納得できるものだと感じました。
コロナ禍の描写も当時とほぼ変わらず、それによって起きる計画の頓挫や、夫婦関係の変化など、記憶に新しい話題が多く読みやすいと思いました。
令和に東野先生に生み出されたこのキャラクターの活躍がとても楽しみです。
この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
神尾武史:津田健次郎
神尾真世:水瀬いのり
中條健太:細谷佳正
原口浩平:杉田智和
釘宮克樹:内田雄馬
九重梨々香:内田真礼
池永桃子:徳井青空
池永良輔:梅原裕一郎
柏木広大:小西克幸
沼川:小野友樹
牧原:石川界人
木暮刑事:青山穣
柿谷刑事:稲田徹
前田刑事:福島潤
津久見直也:榎木淳弥
森脇敦美:石見舞菜香
杉下:江口拓也
神尾英一:池田秀一
投稿元:
レビューを見る
あまりの本の厚さに、後回しにしてしまっていた作品。
被害者hの弟はなかなかのクセ強。
東野圭吾作品は面白い!一気読みしてしまいました。
続編も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
キレッキレの叔父さんの推理が爽快でした。
二転三転するラストも楽しめました。
続編「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」は連作短編とのこと。こちらも楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
東野圭吾さんの新シリーズ!
マジシャンの叔父が事件を解決していく…
相変わらずテンポよく面白い!
あっという間に読んでしまいました。
次作も期待大!
投稿元:
レビューを見る
慕われていた教師の父が殺された。父を取り巻く教え子たち。そこへかつてマジシャンだった叔父が謎解きをはじめる。マジシャンならではの言葉の仕掛けがあちこちに。知らず知らずのうち、話に引き込まれた、種明かしは中々だった。
投稿元:
レビューを見る
故郷で暮らす父が何者かに殺された。
元教師の父は地元で教鞭を執っていて、同級生にも広く知られた人物だった。
ちょうど同窓会の話が持ち上がっており、殺される前には何人かの同級生と連絡も取っていたようだ。
そんか風に元教え子たちにも慕われていた父を、誰が殺したのか…
既に母も亡くなっている娘の真世は途方に暮れる。
そして、そんな時に現れたのが元マジシャンの叔父の武史だった。
武史は自分で犯人を突き止めると言い始め、真世も情報を出してくれない警察を諦め、武史の話に乗ることに…
2024.3.24
投稿元:
レビューを見る
叔父さんの洞察力、推理力は大したものやけどあらゆる手段と口実になる内容などなかなか強者。
マジシャンらしくエンターテイメント性あって面白かった。
叔父と姪の関係やのに、姪に対して奢りとか宿泊代払えとか言ってくるのはなかなかw決して仲が悪い訳じゃないのに笑
動機なんて正直に話したらよかったのに、なんか物悲しい感じがした
コロナ禍での殺人事件で警察の対応、実際に自分達が経験してる対策、防止策が具体的やったな…
観光業や飲食業なんてコロナで大ダメージやし、未来はどうなるかわからないし感染症なんてこれから流行るし今できることって実践していきたいと思う
投稿元:
レビューを見る
結婚を控えた神尾真世に「父が殺害された」と警察から連絡が入った。真世は仕事と結婚準備を抱えたまま、寂れた故郷へ降り立つ。そこは人が滅多に訪れない小さな観光地で、ようやく射した希望の光すら新型コロナウイルスの蔓延により奪われた町だった。殺害現場となった実家に赴くと、警察官ではない、謎の人物が入り込んでいて――。真っ当ではない手段も厭わない、破天荒な”黒い魔術師”が犯人と警察に挑む!
投稿元:
レビューを見る
故郷で父が殺害された娘(真世)の前に突然現れた元マジシャンの叔父・武史
武史は、警察を頼らず自らの手で犯人を見つけるという。
ブラック・ショーマン(黒い魔術師)とは、武史に他ならないのだが・・・
とにかく、面白かった!
最初の68ページまでは、慎重に注意深く、騙されないぞ!ひっかからないぞ!と自分に言い聞かせながら読んでいた。
ところが、このページに入った途端、ぶっ飛んだ破天荒の探偵役”神尾武司"の登場である。
ここから先は、慎重に注意深くなどとは言ってられない位、面白かった。
帯文にもあったが、「謎解きのためなら手段を選ばず」「新たなヒーロー、誕生」とあるが、東野圭吾氏の小説に慣れ親しんでいる者からすれば、
〈笑〉シリーズと呼ばれる『怪笑小説』、『歪笑小説』
探偵・天下一大五郎シリーズの『名探偵の掟』
又は、学習雑誌に連載された『俺は非情勤』などを思い出してしまい、どこか懐かしい気持ちで読み切ってしまった。
肉親が殺害されたのに軽いと思わないでもないが、もともと7色の変化球を全て決め球に変えてしまう作家と呼ばれる東野圭吾氏
紫綬褒章を受けられても、まだまだ一筋縄ではいかないと思い至りました。
投稿元:
レビューを見る
確かに…、謎解きのためなら手段を選ばないヒーローだった…。
けど、父親を亡くししかも殺人であったのに、娘の感情がなんだかドライで淡々としすぎていて、そこに違和感を感じてしまい、最後まで乗り切れなく終わってしまったナ…(物語にそこは必要なかったのかもしれないのかな)。
投稿元:
レビューを見る
父の死、叔父との再会。そして 犯人捜し。
叔父さんの推理に感心したり呆れたり。ちょっと怪しい、灰汁の強い探偵も 面白い感じ
投稿元:
レビューを見る
新シリーズ(だということは最近新刊予告が出て知った)。元マジシャンのブラック・ショーマンが殺人の謎を解く。真相というよりもその解かれていく過程が見もので、なかなか読ませる話だった。このキャラクタには期待できる。
最初の方から気になっていたことは、最後の最後に伏線回収された。これは裏テーマ。
投稿元:
レビューを見る
ちょっと間延びしすぎだったのとキャラが地味で2/3ほど読んで挫折...
文庫新刊の「白鳥とコウモリ」を読み始める前に読了しておこうと思い3ヶ月ぶりに再読。
ガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズほどのめり込めるキャラじゃなくて残念。