喫茶「雨宿り」へ行きたいです
2024/05/18 19:15
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投稿者:再び本の虜に - この投稿者のレビュー一覧を見る
定期購読してる週刊『ダイヤモンド誌』にあるブックレビューで気になり購入。読んでこんなに楽しくて面白くてホンワカして切なくてウルウルしてカッカした本はありません。文が軽妙洒脱で洗練されてて生き生きしててじんわりして最高でした。喫茶「雨宿り」に行ってみたいと本気で思いますね。イケメン店長さん、黒田さん、そして桃子さん魅力的な方ばかり。いつの日かパート2が出るのを期待しています。
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めちゃくちゃにエネルギーと未来が詰まってる小説だった。シリーズ化して欲しいし、深夜ドラマ化してほしい。いや、おそらくもうドラマ化の話は進んでいると見ている。
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わ~、これ面白かった~♪
失恋駆け込み寺的な喫茶店と美味しいご飯。
これは面白くない訳がない!
明るく楽しく読めておもしろいうえ、鋭い言葉に「なるほどなぁ」と思えたり共感できることもあって良い意味で予想外。
もっとサラサラ~っと軽い感じだと思ってました。(読みやすいけど思ったよりも深い)
喫茶「雨宿り」のイケメン店長、クリームソーダ好き常連の修行僧・黒田さん、そして「元カレごはん埋葬委員会」会長で発足の切っ掛けを作ったももちゃん。
みんな個性的なうえに魅力的。
このメンバーのわちゃわちゃした会「元カレごはん埋葬委員会」に参加したら元気でそう!
特別好きだったのは、
第4話「おばあちゃんの秘密のおにぎり」
相手を思いやる心にキュンとしたり、じんわり心温まりました。
でも他の章もどれも面白かった。
ある章での言葉、
『強烈に尊敬できる何かを一つ持っているだけで、一瞬で恋に落ちてしまったりするものだ』
わかるなぁ。
それにしても本当にみんな色々ある。
思い出の詰まった切なくて美味しいご飯をみんなで食べて、大好きな人への想いに訣別する。
失恋に限らず感情に蓋をしちゃわないで、格好悪くても思いっきり泣いたり愚痴ったり、“苦しい”や“悲しい”感情を吐き出すって大事だと思う。
これシリーズ化して欲しい!
映像でも見てみたいな~。
章の終わりごとに美味しそうな元カレごはん
レシピが載ってるのもいい。
これは恋愛だけにとどまらない良い言葉がたくさんあって、付箋いっぱい付けちゃいました!
最近失恋した人も、恋にお悩みの人も、読んで元気を出してください。
『何歳になっても、「めんどくさい」をやるべきときには、やらなきゃダメなんだって、思ったよ』
『みんな、自分の痛みを、自分の苦しさを認めるのが、上手じゃないのだ。
日々、一生懸命、真面目に生きている人ほど、傷ついていないふりをする。大人のふりをする。めんどくさい人間じゃないふりをする。すぐに切り替えられる自分のふりをする。
そうしないことには、まともに生きていけないからだ』
『大丈夫やって。自分の好きを、自分で守れる人やもん』
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恋愛小説かと思ったら、アオハル小説も兼ねてた。
こんなにしんどい思いしてまで何で恋愛するんだろうと思うけど、そうしなければいけないある種の不器用さが、いつか覚悟に変わっていくのかもしれない。
その成長と落ち込みの間に、皆んなで卓囲ってご飯食べて元気になる。
エネルギーをもらえる一冊でした。
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渋谷の天狼院書店に1話目だけコピーした試し読みが置いてあったので、小説と同じチキンカレーを食べながら読んだら面白かったものの荷物になるからその時は本を買わず、でもやっぱり続きが読みたくて京都の天狼院書店に行った時に買いました。
黒田さんの話が一番切なかったな…
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読みやすかったです。元カレごはん埋葬!なんかその響きだけで面白い。私はあんまりそこまでの思い入れあるメニューはないけど、あの店には行きたくない、とかはあるので、それが解消できるのは魅力的かもしれない。個人的には続編希望です。
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実際にこんな委員会があったら楽しそうかもしれない。
作った料理をみんなで口に運びながら、ワイワイしゃべりあって
楽しかったことも、悲しかったこともあったななんて思い浮かべながら
また頑張るかと、次に進めそうなストーリーでした。
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自分の気持ちを言葉にしてくれて私はこういう気持ちだったんだと霧が晴れたような感覚。
そしてこの考え方は1人じゃないって言ってくれて当に私の欲しい言葉が詰まってる。
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もう、全部◎!!こういう本を待っていた!
物語も面白いうえに、作中に出てくる料理のレシピがしっかり掲載されているっていうことにかなり感動しました!
いつも美味しいものが出てくる小説を読むのが好きですが、レシピがちゃんと載ってるのは見たことなかったので、マジで!?レシピついてるじゃん!と喜びの雄叫びを上げました。
読者の気持ちを良く理解している素晴らしい作者さんだ!と、すっかりファンになりました。
他の本も読んでみたいと思います。
その前に…このレシピで料理を再現して、食べるところまで、まだお楽しみが残っているっていうのが、本当最高〜!
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ノリよく軽く読めちゃうのに、度々、おっ!と思うことを言っているので不意打ちをくらった感じになる。
奇跡的な展開によって絡まった糸が解れて元サヤか?!と期待してしまう話もあったけと、基本みんな埋葬される。うまくいかないのも人生だなー。
元カレ元カノとは関係ないけど、黒田さんの話が辛くてしょっぱかった。
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題材がユーモアがあって良い!引き込まれるタイトルである。好きだった人といっしょに食べたものとか、好きだった人のためにつくったものって印象深いよね。埋葬することで、前向きに生きる。個人的な好みで言えば、もっと作ってる描写を多く入れたほうが好き。さらっと読めるので読者初心者にもよい。
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結城桃子が彼氏にふられて、グダグダに酔っ払い飛び込んだのは、喫茶店「雨宿り」。
イケメン店長の雨宮伊織のいるこの店で近所のお客・坊主頭の体格のいい黒田が、カレーとクリームソーダを食べている。
あぁ、カレーね。
ふられた彼氏が好きだと言ってくれてたらチキンカレーを思い出し、注文し食べるが…⁇
もしかして私の味覚がおかしいのか?
私が作ったカレーを無理して元彼は食べてたのか⁇
モヤモヤのなか、今から自分が彼が好きだったカレーを作るから食べてくれないかと?
…2人とも美味しいと。
元彼を見返すためにもこの店で新メニューとして出すことに…とこんな流れでお蔵入りさせたくないレシピが登場することになる。
全8話あるが、イケメン店長の話や黒田さんの話もあり、けっこうキツめの過去がわかる。
だけどみんな言葉に出して誰かに伝えることで気持ちが軽くなりスッキリし、誤魔化して生きるのをやめようとなる。
桃子の喜怒哀楽に最初はついていけるかなぁなんて思ったけれど、この取り繕うことのない素直さがいいのかもしれないと思った。
だからみんな喋ってしまうのかも。
レシピつきなところもいい。
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料理のレシピが書いてあるのが良かった。主人公のキャラが、ドタバタコメディを連想させて、アニメならもっと面白いと思った。読む年齢にもよるのかな。