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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本歴史に古くから欠かせなくなった藤原氏の人物に焦点を当てた日本史。当然すべてを網羅できているわけではないが歴史の流れを知る事が出来る。しかし紙数の都合上からも取り上げられた人物のひとりひとりを丹念に記述されているわけではない。藤の字のつく名字の由来も紹介されている。
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<目次>
序章 藤原氏はなぜ史上最強の士族になったのか
第1章 東アジアの激動と藤原氏の躍進
第2章 北家の台頭と摂関政治乃確立
第3章 道長のもとで全盛期を迎えた摂関政治
第4章 院政と武家政権の中で生き残りをはかる摂関家
第5章 動乱の時代を生きぬいた藤原氏
第6章 近世・近代の藤原氏と家族制度
<内容>
歴史ライターによる、日本史のなかの藤原氏を、総勢90名から解説された本。少ないと1ページ、多いと5ページ程度の記述。こうした漢字の本は少ないので、何かと重宝しそうだ。
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見事に藤原さんばっかり!
系図マニアとしては、嬉しい。
この人も藤原さんだったのか!
とか、あの藤原さんはここから繋がっていたのか!とかがわかって嬉しいです。
これが、藤原鎌足1人から広がっていったとは…。
私の名字にも藤が入っているけれど。
鎌足と関係あるのかしら、なんて想像しながら読みました。
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最初に藤原氏の概観があり、以後は時代を6期に分けその時代の藤原氏の説明と系図をつけ、各章の中では各個人の評伝形式になっている。藤原鎌足から近衛秀麿まで90人。
「飛鳥・奈良」「平安前期」「道長のもとでの全盛期の平安中期」「平安後期から鎌倉」「南北朝から戦国」「江戸から昭和」の6章。
巻末に参考文献。
2023.11.30第1刷 図書館