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投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
『暗殺者の反撃』が好きなので、あの人の再登場は嬉しい。そして逆にあの人の退場にびっくり。どうせなら毎回惜しいところで難を逃れ、もっと俗悪ぶりを極めて欲しい気もしたんだけど…
上巻から続く物語としては、目的は果たせても、二人の払った犠牲を考えると得られた成果は本当にわずか。しかし現実は未だ終わりの見えない状況が続いていることを考えると、すっきり解決しない結末だったこと自体は誠実に感じた。
あとゾーヤとアンジェラのピリつき感が今後も続いたらちょっとなーそういうの古くさいなーと不安に感じたけど、ゾーヤがジェントリーと似た気質の人物であることを考えれば、あれくらいのことがないとアンジェラを信用するようにならないというのも納得できる。次の巻ではロマンティックことザック・ハイタワーの登場を期待。蚊帳の外だったうちにレギュラーメンバーが入れ替わっちゃったけど、今何してるんだろう?
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〈グレイマン〉シリーズ十二弾。ロシアのウクライナ侵攻の影響から起きた事件と、そこに関わってくるジェントリーの闘い。とにかく戦闘、アクションシーンに圧倒される。上巻の終盤から下巻の序盤の展開は緊張感とスピード感がすごい。人質を取り返すために、ジェントリーとゾーヤの二人の不利な闘いの終盤もまた素晴らしい。まだまだ面白さが衰えずこの先も楽しめそうで嬉しい。
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ジェントリーとソーヤの任務が交錯し、カオスな事態が続いていくが、なんとか鍵となるウクライナ人バンカーとスマートフォンは奪われないでいた。
ただし、制約解除の日は迫っており、ロシアに大打撃を与えるには危険を冒してニューヨークに向かわなくてはいけない。
前半戦の追われる側から攻める側になる後半戦。
特に後半の後半戦はとても面白く夜更かししてでも読みたいほどだった。
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裏表紙の登場人物一覧を見ると、それぞれの表情が脳内で動き出す。僕の中では頂点に近いほど、本シリーズの大ファンだ。
息をつかせないタクティカルアクションは上巻から下巻まで徹頭徹尾貫かれている。また、実在の人物を思わせる設定も興味を掻き立てる要素の一つだ。使用される銃器が新しいものに変わっているので、ミリタリーマガジンで勉強しないといけないな。
本作「暗殺者の屈辱」は帯にも書かれるように、まさに転換点となる内容だ。登場人物の入れ替わりがあり、大きく状況が変わる予感だ。一気読みした瞬間から次回作を期待してしまう、期待を裏切らないシリーズだ。
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前作は12年前と現在を行ったり来たりして進んでいたが、今作は現在進行形のみでいきます。短い期間に密に事件が綴られます。息詰まる展開というやつです。終結は、なんだ、やっぱりそうなのか、ということでした。それにしてもジェントリーさん、背後を護ってくれる人をもう少し増やしたほうがいいと思う。
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フリーのエージェントとなった元SVR(ロシア対外情報庁)将校ゾーヤは、データ端末を持つスイスの銀行家とともにジュネーヴに向かう列車に潜んでいた。だが、銀行家を追うマタドールらGRU工作員の襲撃を受ける。激しい戦闘の最中、ゾーヤはかつての盟友ジェントリーと邂逅する。果たしてジェントリーとゾーヤはこの戦いを勝ち抜くことができるのか!?
列車内のアクションは、かなり読み応えあり。
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いやーハラハラした。正直言ってゾーヤはもうこの巻でいなくなるのかなあって思ってたけど、いやはやとんでも無かった。
思いのほかハッピーエンドだったのでこのまま最新巻出ないでって思うけど、やっぱりザックハイタワーと一緒に戦うバチバチのグレイマンが見たい。次回作も期待!
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ちょいあっけなく終わったが、衝撃の結末とは何だったのかで?−1。記者なんて覚えていないし、シリーズ一気読みしないと。
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なるほど。“グレイマン”の一大転機となる事件でしたね。
でも、これでスッキリとCIAとジェントリーの関係が改善されるというのは、どうなのかな?まぁ、これまで命を狙われ続けていて、いつまでそう言う設定を活かしつつ、CIAの仕事もやるというややこしい状況を続けるのかというジレンマもあるんですけどね。
いずれにしても、このシリーズの次の作品が早く読みたいです。どう、物語が変わっていくのか。