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はじめに
第1章 熱かった横丁人気 ―都心と地方都市―
都市の横丁がトレンドを引っ張る
● インテリジェントビル群に横丁が現れる
● 伝統とモダンが融合した人形町にできた「ハシゴ」楼
● 渋谷駅周辺大変貌の核・渋谷横丁
● 新宿に打ち込まれた〝進化型〟横丁の楔
● ハイソな街、広尾にも横丁が出現
● ファッションビルにも横丁が求められた
● 有名百貨店の跡地も強大な横丁に変貌―下遠野・清水コンビの「のれん街」が躍動―
● 居酒屋から始まった横丁への関心
● 横丁の逆転現象が起こる
地方再生は屋台村横丁から
● 八戸「みろく横丁」との出会い
● それは帯広「北の屋台」から始まった
● 宇都宮屋台横丁は街のランドマークに
● 村長、助役が奮闘・沖縄国際通り屋台村
● 温泉街にも屋台村
● 観光地でも屋台村が元気
● 屋台村と横丁
第2章 〝ほんまもん横丁〟の成り立ちとその本質
● 〝ほんまもん〟の意味
● 飲食店横丁の形成
● 渋谷「のんべえ横丁」
● 新宿「思い出横丁」「ゴールデン街」の形成
● 池袋の横丁も場末だった
● 新橋の横丁はビルの中へ
● 大森の横丁「地獄谷」
● 大井町「大井町東小路飲食店街」
● 谷中の「初音小路」
● 門前仲町の「辰巳新道」
● 野毛「都橋商店街ビル」の奇跡
● 横丁、小路、新道
● 明治後期から戦前昭和までの横丁
● 食傷新道
● 路地の活力
第3章 飛躍する外食産業と飲食店横丁
● 大衆居酒屋チェーンの勃興と横丁
● 昭和30年代、絶好調だった横丁の焼鳥屋
● バー、スナックも大繫盛
● 60年代、好景気が飲食企業を覚醒させる
● 外食産業に足を踏み入れる
● 70年代、外食産業が羽ばたき始めた
● FCシステムに関心が向く
● 有力個店の魅力ににひかれていく
● 吉祥寺で横丁風飲食ビルをプロデュース
● 成熟期を迎えた外食産業
● カフェ&バーと酎ハイブーム
● 回転ずしもロードサイドを活性化
● 街にあふれたカジュアル感覚
● ニューヨークと響きあったエクレクティック(折衷)感覚とグレージング感覚
● 赤ちょうちん・屋台も都市的存在
● 突然、屋台村がブームとなる
● 東南アジアの横丁、屋台村に関心が向く
● フードコート・百貨店食堂街・横丁
● 独立系が都市を活気づける
第4章 横丁気分が街に蔓延する
● 3坪の空間が磁力を持つ
● 横丁における社交文化
● 横丁の多様性
● 空中階の横丁も活発
● 横丁は日本を元気にする
あとがき