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雑誌
薬が不足して綱渡り状態
2023/11/23 19:47
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
2023年はインフルエンザの流行が早かったこともあり、鎮咳薬や去痰薬が不足しているというニュースが駆け巡った。日本では、小林化工と日医工の不祥事以来、薬が慢性的に不足している。さらに沢井製薬まで不祥事を起こしているので、ジェネリックメーカーへの不信が広がってしまうことが懸念される。実際に大手3社のうち、まともなのは東和薬品だけで、沢井製薬と日医工は信用ならないわけだから、ジェネリックメーカーが避けられるような事態に陥っても不思議でない。
本書では薬価改定が問題であると指摘されている。間違ってはいないが、そもそも薬価改定の仕組みを考えるとと、薬価改定には薬価差益を国民に還元するという意義があるため、必ずしも薬価改定を毎年行うことが悪手であるとは思わない。薬局は調剤料で利益を出すべきであり、薬価差益は本来望まれていないものだ。薬局が購入してきた値段が赤字というのなら、メーカーや卸のそれまでの値付けがおかしいのであって、安定供給は医薬品メーカーの義務であろう。さらに品質も医薬品メーカーとして当然担保しなくてはならないはずだ。沢井製薬には本当にがっかりである。
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