紙の本
給食の奥の深さに気付ける良書です。
2024/01/14 23:19
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
都内の小学校で実際に給食作りに携わる著者が著した、日本の給食文化について熱く語った1冊です。
給食作りの毎日の詳しい行程やメニュー作りの試行錯誤など、給食をテーマにこれほど深く語れるのか、と驚くほど著者の「給食愛」が伝わる内容です。
給食には作る方々のこれだけの思いが子供たちに込められているのか、と思わず目頭が熱くなる、そんな良書です。
紙の本
給食に携わっている方々に感謝
2024/03/26 05:27
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
給食がこんなに多くの人が苦労して提供されている事に驚いた
さまざまな法律の縛りや予算の中で子供たちが喜んで栄養バランスよくおいしく食べるための苦労
「給食」は日本が世界に誇れる文化だと思った
著者がコンテストで賞をとった給食はとてもおいしそうで食べたいと思った
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学校給食をおいしく作るために日々頑張っている松丸奨さんの熱意が伝わってきた。給食が出来上がるまでの大変さ、特に献立を作るのは、まるでパズルを組み合わせるようだなと思った。パンがメインだったり、牛乳が必ずメニューにあるのには理由があった。子どもの頃、給食の時間が待ち遠しかったし、とてもおいしかった記憶しかない私にとって、とても楽しめた本だった。
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今昔の給食事情を詳らかにするだけでなく(法律、予算、ローカル事情にここまで制約されている中で創意工夫を絶やさない熱意に頭が下がる想い。)昨今の「昭和懐古」で取り上げられる給食ブームに 関わる踏み込みの甘さを痛切に突いている。
それにしても、昔から献立のナンバーワンが「揚げパン」だというのは、今の時代のドーナツに通じるスウィーツ好きに繋がるのが面白い。
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アマプラで「おいしい給食」を見て以来、給食を想うことが多い。そんな背景でこの本を手にした。
内容は給食に関するエトセトラ。歴史、制約(栄養、コスト、食中毒への配慮、法律)、美味しさへの取り組み。
均一なものを大量に効率よく子供に食べさせる時代は終わっている。
読了25分
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日本の給食の徹底度が本当に素晴らしいと思った。
かなり細かく管理をして、子どもたちの身体を考えたメニュー作りをしているのが印象的で、色々なルールがある中で、栄養だけでなく、美味しさも考え、見た目や調理法なども偏りがないようにすることは本当に骨の折れる作業だなと思った。
ルービックキューブのようだと喩えていることからもわかるように、うまく頭の中で組み合わせていかなければならないのだろう。
給食に対して、疑問もたくさんあったけれど、多くの制約がある中で、
給食に対してこれだけの熱量を持っている方がいてくれて、安心だなと思いました。
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なるほど
ご飯と牛乳の組み合わせは
そんなとこから始まったのか。。
それぞれの仕事にはさまざまな
努力があり成立している。
しかし
目的を見失うと怖い!というのは
どの仕事も一緒だな。
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私は小学校の6年間だけ給食にお世話になりました。しかも、自校方式の給食。いつもあたたかい給食でした。私の好きなメニューは、ミートソースやカレーうどんでした。息子の学校は給食センター方式。自治体の予算の兼ね合いもあり特に地方ではセンター方式が多いようです。管理栄養士の苦労もよくわかりましたし、給食におけるメニューの変遷などなるほどなぁ~と。子供たちの栄養面や食育も考えながら日々のメニュが考えられています。特に最近では地産地消で地域オリジナルメニューなど工夫されています。
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食中毒を起こさないための工夫がすごい
野菜は3回洗い、肉と魚は業者が事前に切っておく、加熱の基準設定などなど
小学校の頃になんとなく食べていたが背景を知るともっと観察しておけば良かった
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給食に関するトリビアな知識満載。現役の管理栄養士が明かす学校給食の裏話から歴史まで。予算と栄養価アレルギーに頭を悩ませつつ日々奮闘する姿が素晴らしい。
昭和と令和の給食の違いも意外。事故が起きるとすぐその食材が使用禁止になる弊害もある。生野菜まで禁止とは思わなかった。
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現役の学校栄養士が、現代の給食事情や給食変遷の歴史、献立作成の裏側などを詳しく解説。厳しい衛生管理や様々な基準の中で、コスト、栄養と子どもが喜ぶ美味しさのベストバランスを目指して、どんな工夫がされているのかよくわかります。中には家庭でも使える調理テクニックも。