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読みたかった小説だったので、文庫化されたタイミングで購入し読みました。非常に面白かったです。
中盤までは普通のミステリーという感じでしたが、終盤にかけての展開が凄まじく手が止まりませんでした。
木瀬の祖父と父がともに法律関係の仕事に就いている影響で、非常に正義感が強い人です。それが探偵の心を動かしたり、人間味の溢れる心理描写をよりいっそう濃くしているように感じました。
物語を読み終えたらこの小説のタイトル「花束に毒」がとても秀逸で刺さります。
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途中まである人物の掘り下げがなかったので、この人なにかあるんだろうな〜と思っていましたが、だんだんと誰が言ってることが正しいのかがわからなっていくのは面白かったです。
ストーリーの流れが変わるまでは、わりと淡々と読んでしまうような感じでした。
男女関係や性犯罪を題材にしたものがあまり得意ではないので、個人的な好みとしては、う〜ん…という感じでした。
いい意味でも悪い意味でも気持ちが悪かったです。
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一言でいうと、THEイヤミス。
イヤミスの定義のど真ん中というか、ド直球で当てにくるタイプのイヤミスで、めちゃ良かった笑
途中まで普通にミステリかなと思っていたら、終盤でまさかの展開に。あんまり感想書くとネタバレになるので書けないけど、とてもよかったなあ。表紙の装丁もオシャレで素敵◎
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途中までよぎっていた可能性があったのに、その可能性をぶち破って追い討ちをかけてきた。最後の流れさえも、そもそもこの一冊を読んでいる私でさえも、計画通りなのではないか…?最後の1行でそんな気がしてゾワっとした。
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まんまと騙された。じわじわと謎が解けてって、でも最後まで検討つかなかったので満足です。終わり方がまたいいなと思った。
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最後の追い込みにずっとゾワゾワしていた。
怖すぎる。
自分だったら例え親友でも言えないと思う。
言ったら最後もう敵と見なされどうにもならない。
現実でも人の深いところに突っ込んでいくのは怖くなる一冊だった。
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騙された!
なんとなく、かなみに違和感を感じてましたが
まさか!
異常な執着と歪んだ愛情…
真壁さんが気の毒過ぎる。
続編はないのかなぁ。
真壁さんとかなみのその後が気になる!
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そこまで執着…。
そこが私の理解を超えるけれど、どうして彼女はそんなふうに育ってしまったのだろう。
彼女側の物語も読んでみたいと思った。
真実を知ったら彼は、どうするのだろう。
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爽やかな探偵と主人公の話かと思ったら、真実がドロドロだった。
一度人につけられた評価は本人が望んでいようといなくても覆すのが難しい。
それが肉親であっても。
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序盤で犯人の想像はついてしまうものの、文章も読みやすく流れるように進むので結末を楽しみに一気に読んだ。
どんでん返しというよりは、最後の問いかけに固まってしまった。良いイヤミス。
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序盤、ヨシ。
中盤、少し中弛み。
同じようなとこをグルグル回ってるな〜と思ったら急展開がきて、そこで結末に察しがついちゃった。やっぱりねって終盤答え合わせしてる感じで...
途中まではこの結末予測できてなかったから、なかなか面白かった。後味は良くない。
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【2024年13冊目】
読み終わってから「これは怖いわ〜」って3回呟きました。流れ星かよ。いや、怖かった…後半に一気に真相が明らかになるにつれ、もうね、本を投げようかと思いました。投げないけど。
いい感じに物語が終わってるとこも演出として憎い。あなたならどうしますか?と問いかけられているような。
途中までは探偵よろしく地道に歩いて調査して…のようなスピード(そんなに早くない)で物語が進んでたんですけど、最後の最後でバンジージャンプみたいな感じでした。
ホラーじゃないんですけど、戦慄ミステリーって呼ばれるのに相応しいですね。怖かったわ〜(まだ言う)
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最初の探偵のエピソードは面白くてサクサク読めたけど、肝心のミステリーがテンポ悪すぎた~。
手紙の意図がわかってからは、おお!ってなったけど、正直中だるみしてると思う。
あと途中でなんとなく犯人を察してしまった。
でも終わり方は好み。
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単行本の評判がよかったので、文庫化されたら買おうと思っていた作品。
うーん…。
つまらなくはないけれど、面白くもないと感じた。よかった点としてはラストのどんでん返しで、逆に悪かった点としてはラストに至るまでが単調で退屈してしまった点。
探偵役が美少女(作中ではそこまで誇張して書かれていないけれど)ということで、なんとなく『霊媒探偵・城塚翡翠』的なノリを予想していた。しかし読み進めていくとこれが意外と硬派な感じで、てっきりエンタメ要素強めなのかなと期待していたのでその点が自分的にはイマイチだった。
また、真相に近づくプロセスがやや単調だったかなと感じた。例えば東野圭吾さんなら全然違う事件が別に走っていて、終盤にて思わぬ形で結び付く、みたいな展開をよく使うけど、本作でもそういう工夫があるとより良かったのではないかと思った。なんというか、読んでいるこっちはひたすら「説明文」を読まされているような感じがして退屈だった。
というわけで☆二つ。
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「100%騙される」と帯にあったので登場人物全員を疑いながら読み進めたがそもそもが違ってた。先入観って怖い。
最後、私だったら言えない。相手を思いやるからこそ選べないこの究極の選択肢にぞくぞくした。大好物。