電子書籍
アドラーやフロム
2024/02/20 16:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人の課題に土足で踏み込まないことと他者に共感すること、そもそも人は幸福であることと生きていることに価値があること、理性で判断することが大事といったことから、私を含めて人と関わることが億劫な人にとっての真の人とのつながり方を教授している。
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「すべての悩みは対人関係の悩み」で両者は正比例。人間関係を減らせば悩みは減る。人間関係を減らすならつながりを減らすことが必要。それはどのような覚悟なのか知りたい
#つながらない覚悟
#岸見一郎
23/12/16出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3Rs5IKT
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人と繋がらなくてはいけないプレッシャーを感じている昨今。コロナが終わったからといってコロナ前に会っていた人と再会しようと思ってもどうしてもメールを打とうという気持ちにならない。本当に会いたい人とはコロナの波の間に会っていた。
本書では、人間関係をコロナ前に戻す必要はないと明言している。会わなければという気持ちは繋がりの強制ということになる。本当にその人と会いたいから会うのではなく、人と繋がることで安心感を得たいのだ。
自分に価値があると思えればそのような支配からも解放される。そして自分に価値があると思えるのは、自分が貢献している実感が持てた時と簡潔にまとめている。
支配から逃れ自由になるためには貢献すれば良い。それは仕事で成果を出すこととは少しちがう。他者と共鳴し、影響を与えることである。
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人は誰かとつながらないと生きていけないが現代人の多くは偽のつながり(支配と依存)に縛られている。
面白かったです。
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アドラー心理学の岸見さんによる人生論。支配する、支配される関係で無理に他人と付き合うのではなく、本来の自分の生き方で自分の人生を生きる。孤独を薦めているようにも聞こえるが、そうではなく、人間の共同体の一員として、真に繋がりたい人と共鳴して生きることが大切。
アドラーの指摘は厳しく聞こえるが、とても共感できる。特に、人生後半になってくると、繋がりたくない人と無理に繋がろうと苦労をするのは、かなりの無駄だと感じる。
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後半は少し理解が出来なかった。印象に残ったことは親と子の関係である。親はつい自分の価値観で、子を支配してしまう。しかし、子は親とは違う人である。子は自分で物事を判断し、決断しなければならない。親は子供のことを見守り、信じて、援助していくことが大事である。
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人を叱るとか褒めるというのは、結局人をコントロールすることになること。
独立して生きていくことが大事。
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人と人がつながっているのがノーマル:死の本能・自己破壊衝動
依存する人:自己に価値があると思える→勇気 親の属性付与→事実上の命令→偽りのつながり 同調圧力
支配する人:非合理的権威は批判を禁じる つながりの強制 偽りの一体感
関係を分かつ:剣を投じる→真のつながり・秩序
孤独:受動的な受け手・反応者 孤独できず→人間の悪 愛知者 公憤
自分の人生:虚栄心 本性・仮性 無自覚に選んだもの オリジナルな幸福
親・子:いつも静かに存在している父 対等→近くに感じる
理解する:解釈投与 理想の相手を見ない 他社は理解できない 人は常に変わる 他者に共感
人間であること:修辞疑問 善きサマリア人の喩え
愛するということ:愛=私のままで与える 共依存関係 共同体感覚
本当につながりたい人とつながる:生きる=幸福に生きる 成功は家庭に関わる 共鳴・レゾナンス
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本質的なつながりは、何だろうと考えて、読み始めた。つながりは、強制されるものでなく、自分の人生を生きることが大切であると感じた。
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エッセイ風なテイストなので読みやすいが、心理学&哲学を踏まえつつも、ややイデオロギー的な偏りも感じられるので、その辺をどう評価するかが問題。
概ね常識的な内容でそんなに変な事が書いてあるわけではないが、「共同体」と「国家」の関係は簡単に割り切れるものでもないのかと。だから人は悩むのだろうけど。
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依存と支配というのは偽りのつながりであり、
真のつながりは独立した個人同士で共同体感覚を持つと言うもの。
愛は排他的ではないと言っているのが印象的でとても腑に落ちた。
アドラー心理学や哲学を研究している岸見さんらしい本だった。